2017年4月から、ガスの自由化が始まりました。
早速、大阪ガスから関電ガスに乗換えをした知人の豆大福さんの話です。僕も大阪在住なので、関電ガスには気になっていました。
今回は関電ガスに切り替えした理由について教えてもらいました。かなり慎重な調査の結果、乗り換えしていた経緯を紹介します。
大阪ガスから関電ガスに乗換えをした理由
大阪ガスから関電ガスに乗り換え申し込みをしました。なぜ関電ガスに申し込んだのかというと、たまたま「auでんき」を「eo電気」に変えるつもりで、eoのホームページを見たのが切っ掛けです。
eoのホームページの「関電ガス」を見ると、なぜかすごく安いのです。電気とのセット割りがあり、電気を「eo電気」に変えるついでに「関電ガス」にセットで申し込みをしました。
3月25日にeoのホームページから「なっトクプラン(eo割)」に申し込み、4月8日から供給開始となりました。
eo電気とのセット割で関電ガスも安くなる(eo割)
eoだと「eo電気」と「関電ガス」をセットで提供しています。「auでんき」を「eo電気」に変更しようとしていた豆大福さんからすると「関電ガス」にする流れは必然ですね。
関電ガスは「なっトクプラン(eo割)」に加入する形になります。
節約するつもりではなかったが、シミュレーションしたら年間8,000円もお得だった
そもそも我が家は冬の暖房はガスファンヒーターなので、寒い時期にはガス代が1万円を超えるのですが、超えても1か月ぐらいです。
夏場は家族全員(3人)シャワーで簡単に済ませる派なので、ガス代が1,000円代だったりと、あまりガス代を使ってはいませんでした。
料理も夏はガスコンロ使わずレンジで作れる調理も多く、自然と節約できているのです。ちなみに、我が家の一年間のガス代です!
我が家の1年間のガス代
ガス使用期間 | ガス料金(税込)(円) |
2017年2月8日~2017年3月8日 | 9,945円 |
2017年1月12日~2017年2月7日 | 10,400円 |
2016年12月8日~2017年1月11日 | 9,709円 |
2016年11月9日~2016年12月7日 | 5,359円 |
2016年10月8日~2016年11月8日 | 3,093円 |
2016年9月8日~2016年10月7日 | 1,915円 |
2016年8月6日~2016年9月7日 | 1,626円 |
2016年7月8日~2016年8月5日 | 1,645円 |
2016年6月9日~2016年7月7日 | 2,438円 |
2016年5月12日~2016年6月8日 | 3,887円 |
2016年4月8日~2016年5月11日 | 5,269円 |
2016年3月9日~2016年4月7日 | 7,613円 |
1万円を超えるのは「2017年1月12日~2017年2月7日」の1ヶ月だけ。7月や8月は「生活してます?」と疑いたくなるレベルですね(笑)。なのであまりガス代を節約しようとは思ってはいませんでした。
ガス自由化にも興味はありませんでしたが、「関電ガス」のホームページでシミュレーションしてみたら、年間8,000円くらい安くなることがわかりました。
色々調べた結果、デメリットがなかったので、「試しに変えてみようかな」というが「関電ガス」に切り替えた理由です。
「関電ガス」は常に「大阪ガス」より安い料金設定になっている
「関電ガス」についてですが、常に「大阪ガス」より安い料金設定(「なっトクプラン」)、となっています。(※エネファーム割とか特殊な場合は別)
さらに「eo電気」とセットで3%OFF。さらに、平成30年(2018年)1月31日までに申し込めば、早期契約割引でさらに1%OFFになりました(平成31年4月料金分まで)。
「なっトクプラン」の何がびっくり!かと言えば、“使用量にかかわらず”大阪ガスより安い料金設定になっているところですね。
電気自由化の時に思ったことは、たくさん電気を使う人は安くなるけど、あまり使わない場合はかえって高くなったりします。
たくさん使ってくれる大口顧客にはサービスが良くて当然ということでしょうか。
違約金も発生しない
関西電力はこんなに料金を安くして大丈夫なのでしょうか?こんなに都合の良い契約があるはずないやんって思いますよね。
疑りながらホームページを隅々までみましたが、デメリットが全く見当たりません、おかしい…。
最低契約年数があり、途中で解約したら物凄い違約金を払わされるのでしょうか?疑い深いので、eoのホームページからチャットで問い合わせしてみました(電話での問い合わせもできます)。
チャットで問い合わせた結果、最低契約期間も解約の違約金も発生しないことがわかりました。 その後も思いつく限りのマイナス要素を調べてみたのですが、全く見つかりません。
結果、なにもデメリットが無かったので、関電は少々損をしてでも「大阪ガス」の顧客を奪いたいのでは?、という結論に落ち着きました(個人の推測です)。
主婦たちににリサーチしてみた
料金の件は納得したものの、それでも心配性な私は、こんなにメリットだらけな「関電ガス」に、主婦達はきっと飛び付いているだろう。と、友達にリサーチしてみました。
- 友人1:「あ、うちはオール電化やから」(←失礼しました。ガスは関係なかったね。)
- 友人2「ガスはなぁ・・・。岩谷産業がメンテナンスするんだっけ?どうなるがよく分らんから、サービスが始まって様子見やなあ。」
なるほど。ガスはやはり慎重になるようですね。ガス漏れとか怖いですからね。みなさん、よく考えてるわ。リサーチはここで終了。
しかし、この友人2はすごい人で、携帯電話を買うときは必ず数件ショップを回り、一番安くてサービスの良い業者とショップを選ぶような人なのです。
なので彼女なら「関電ガス」も早々と選択肢に入れてると思って聞いてみたのですが、意外と慎重でした(しかし、岩谷産業がメンテナンスすることを知っていたのは流石)。
メンテナンスに関しては私も少し心配がよぎりました。
でも、半年前にガス給湯器が壊れた時に(急にお湯が出なくなった)大阪ガスに連絡したことがあり、結局大阪ガスは窓口なだけで、委託を受けたガス屋さんがやってきました。
なので「関電ガス」でも、窓口が大阪ガスから岩谷産業に変わるだけで、やって来るのは委託を受けたガス屋さんに変わりないんだろうなと思っています。
「関電ガス」の申込方法は簡単
以上のことを総合し、あれやこれやと考えすぎたので、ポチッと申込をしてしまいました。とりあえず1年やってみようと思います。
申込は、ガスの検針票が手元にあればいたって簡単。大阪ガスの“ご使用番号”が分かれば、後は住所と名前と支払方法を入力するくらい。電気の時より簡単ですよ。
ここまで「関電ガス」契約に至った経緯をだらだらと書き綴ったわけですが、“たまたま”この記事を目にした方の参考になれば嬉しいです。
追記
肝心なこと書き忘れてました。契約にあたって、ガス管の工事はありません。今までと同じガス管で、今までと同じガスが届きますよ。
どうやらガスの供給は今まで通りで、我が家が使ったガスの分を大元で「関電ガス」が「大阪ガス」に返すといった感じです。