年末ですね。年末と言えば大掃除。先日、我が家の換気扇のカバーを取り替えました。換気扇カバーの上は取り替えるだけで綺麗になるけど、その周辺ってやはり油汚れがあります。
高い位置にあるから日ごろ綺麗にできない結果がコレ。毎日の積み重ねで油汚れが大変なことになっていました。
あまりに油汚れが目立っていたので、何かで拭かないと。どうしようかと周囲を見回して、近くにあったのが子供用の「おしりふき」。
近くにこれしかなかったので、おしりふきで拭いてみると、一拭き、二吹きで綺麗に油汚れが取れてしまったんです。これにはビックリ!簡単に取れるので驚きの報告です。
おしりふきで油汚れが綺麗にピカピカ、使用前と使用後
早速、子供のおしりふきで油汚れの激しい換気扇周りを拭いてみました。使用前と使用後の写真で確認してみて下さい。
使用前
汚い画像で申し訳ありません。非常に汚い換気扇周辺の油汚れ。これをおしりふきで2、3度拭くだけであら不思議(続きは下の画像へ)。
使用後
このように綺麗に取れました。同様に隙間も拭くと取れます。たった2,3度軽く拭いただけです。スゴイでしょう。
あまりにすごいのでガスレンジ周りも吹いてみると、これもあっという間にキレイになりました。
油汚れをいとも簡単にふき取れたおしりふき、我が家は「ピジョン・おしりナップ・たっぷりアクア」というのを使っていますが、おそらく成分は他のおしりふきと同じだと思います。
※水99%のおしりふきではありません。
あまりに綺麗に取れるので、理由が知りたくなり「おしりナップ・たっぷりアクア」の成分を調べてみました。
「おしりナップ・たっぷりアクア」の成分
- 水
- 安息香酸Na →細菌やカビの増殖を抑える
- フェノキシエタノール →防腐剤
- エチドロン酸 →洗剤や石鹸に使用
- セチルピリジニウムクロリド →殺菌作用
- ジラウロイルグルタミン酸リシンNa →界面活性剤
- BG →保湿剤
- エチドロン酸4Na →洗剤や石鹸に使用
- PPG-8セテス-20 →合成界面活性剤、乳化剤
以上が、おしりふきの成分です。それぞれの成分も調べて書いてみました。何やら色々入っていますね。
換気扇周りの油汚れを取る方法とは
「換気扇周りの油汚れを取る方法」で調べてみると、身近であるものでは「普通の石鹸」が良いようです。
理由は、石鹸は油を分解するので「洗った後なのにまだ油のベトベト感が付いていたりする」というようなことがありません。油の分解=ベトベト感が無くなるということですね。
全てを踏まえて、再度おしりふきの成分を見てみると…
これを理解した上で、おしりふきの成分をもう一度見てみました。
すると、洗剤や石鹸に使用しているエチドロン酸やエチドロン酸4Naというものが、おしりふきには入っていることがわかります。
また、界面活性剤であるジラウロイルグルタミン酸リシンNaやPPG-8セテス-20というものは、洗剤として使用すると粒子を小さくする作用があるようです。これも役立っているようですね。
まとめ
一言でいうと、”おしりふきには油汚れを取る成分が入っていた”という結論になります。素人が素人なりに調べてみました(笑)。
我が家はいつも身近におしりふきがあるので、なんでもこれで拭いてしまうところがあるので、偶然にも油汚れもふき取ることができるということがわかりました。
おしりふきって確かに頑固な汚れ?をサッとふき取ってくれますよね。なので頑固な油汚れもこんなに簡単にふき取ることが出来るんです。こんな強力でイイのかっていう心配も少し出てきました…。
今回知らない成分を調べていると、同時に気になるワードも出てきました、例えば安息香酸Na。防腐剤として一般的に使用されているものですが、多量に使用すると人体に影響があるものの一つとして議論されているようです。微量なので気にする必要は無いかもしれませんが、ちょっと引っかかったのでメモとして書いておきました。
おそらくおしりふきなら成分はほぼ同じだと思うので綺麗にふき取ることができると思います。もし家におしりふきがあれば一度試してみて下さい。
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