4月の後半から5月上旬にかけて子供(現在3歳児でもうすぐ4歳になる年少)が幼稚園に行きたがらなくなりました。
幼児の五月病でしょうか……。毎朝が大変「幼稚園、行きたくない」を連呼し泣き出してしまいます。
なぜ行きたがらなくなったのでしょうか?行きたがらなくなった理由を理解し、その改善法を考え、声(言葉)のかけ方を変えて見た所、子供の態度がコロッとかわり喜んで行くようになりました。
我が家で実行した具体的な対処法をご紹介します。
幼稚園に行きたがらなくなった理由を理解することが改善の近道
ウチの子供は3歳途中から幼稚園に通うようになりました。3年半保育です(正式には4年保育)。これまでの流れも記事にしているので、あわせて読んでみてください。
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年少よりも一つ学年が下の時は、毎日が楽しくて幼稚園最高だったのです。それが急変!子供が年少(3年保育の年少のこと)になった4月下旬、突如、幼稚園に行きたがらなくなりました。
しかも泣き出してしまうぐらいなので、何かあるのかなと。気になったので幼稚園の先生に確認してみました。
すると、昨年は年長のお姉ちゃんと仲良くなって、そのお姉ちゃんを中心に面倒を見てくれていたようです。しかし今年度になり、その年長さんが卒園したことで、周りに誰にもいない状態となってしまったようですね。
もちろん今年も年長さんはいますが、昨年度のお姉ちゃんがスペシャルだったようで、子供にとってはかなり居心地が良い環境だったようです。
そういう特別な環境が無くなると、確かに子供は急に孤独になり、幼稚園に嫌がるのもうなづけます。
また昨年度までは今という時間しか興味が無かったのに、最近は少し視野が広くなり、幼稚園に行った時をイメージできるようにもなっているのもあると思います。どんどん成長しているのを感じます。
子供が幼稚園を嫌がる理由を理解し、声掛けを選ぶ
幼稚園では学年が変わり友達がいなくなったので1人になってしまう。孤独感があるから行きたくないという理由を踏まえて、言い方(言葉のかけ方)を変えてみました。
年長さんはいつか卒園してしまうので、またいなくなると寂しくなる。そうならないためには、同じ学年の子供たち=同じクラスの子ども達とお友達になる事が重要だなと。
同じクラスで知っている子供たちの名前を2~3人言って、幼稚園に行ったらまずその同じ学年のお友達に「一緒に遊ぼう」と声をかけようと話しました。「お友達になると毎日が楽しくなるよ。同じ学年なので、卒園していなくなってしまうこともないし。」
以上のようなことを子供に伝わるように何度も言いました。すると子供の曇った表情が一転して笑顔に変わりました。ホッ!
時間が経つと、再び幼稚園に行くのを嫌がることもありますが、その時はまた同じように声掛けしています。「まず幼稚園についたら、誰に声をかける?」という感じに具体的な質問してみたりすると、はにかみながら答えるようになり笑顔が戻ってきましたよ。
最後に・まとめ
3年保育の年少はまだボーッとしている子供たちが多いので、自分から友達を作るようなことはしないようですね。特に前期は。
そういう意味ではほとんどの年少さんは行くのを嫌がるのではと思います。そんな時はこの方法で声掛けしてみて下さい。幼稚園や保育園で好きなことを順に言ってもらって、そこから楽しい幼稚園の話に切り替えて行きましょう。
幼稚園の先生に質問したことで、先生方も特に注意して見てくれているようです。まずは先生になぜ幼稚園を嫌がっているのか相談してみるのが良いかもしれませんね。
別の理由で行きたくない子供も多いと思います。そういう時は幼稚園を嫌がる理由を見つけ出し、別の角度から幼稚園への興味を持たせることが重要です。
これは保育園に通っている子供たちにも使えそうです。同様の悩みを抱えている方は試してみてください。
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