以前、幼児向けの家庭学習教材について10社を比較してみた、という記事を書きました。
下の記事がそれです。あわせて読んでみてください▼
関連:幼児通信教育教材10社を比較!2024年おすすめ教材は?
今回はその中から通信教育「Z会(Z-KAI)」の幼児コース(年少)の無料サンプル(お試し)教材が届いたので子供と一緒に学習してみました。
Z会幼児コースの教材内容や資料、月額料金など、そして実際学習してみてどうだったのか感想をご紹介します。
※2024年度の料金や内容になっています。
通信教材「Z会・幼児コース」の無料サンプルが届いたので開封
通信教育「Z会」幼児コースのおためし教材が届いたので開封していきます。
左から「ぺあぜっと」「かんがえるちからワーク(年少)」「ぺあぜっとi」「とことこおかいもの」です。
- 年少(3~4歳児):親子の時間に発見の楽しさをもたらす
- 年中(4~5歳児):1人で頑張る気持ちを応援
- 年長(5~6歳児):国語・算数の基本習得と抽象概念の理解につながる体験
「かんがえるちからワーク(年少)」がメインとなる教材。「ぺあぜっと」は何か書き込むのではなく、家にあるものを使って楽しんだり、作ったりする体験教材です。
今回はせんたくばさみを使って組立てたり、遊んだりする工夫が紹介されています。もう一つはバナナも載っていました。親子で一緒に経験して驚きや発見を学ぶ教材です。
せんたくばさみは以前から色々な楽しみ方が出来るなと思っていたのですが、遊び方が具体的に載っていて幼児の家遊びに今後も使えると実感しました。
他紙と異なるのは、教材が一冊では無く複数あることですね。親が見てもこれは子供が興味を持ちそうだと感じさせてくれる内容です。もちろんオールカラー。
「ぺあぜっとi」は保護者向け冊子になっています。
その他、保護者の方へ、入会案内や一括払いが安くなる案内、次号の紹介、「考える人は未来をつくる」はZ会グループの各教材の案内が載っていました。
そしてもう一冊、いっしょにおでかけブック「とことこおかいもの」が入っていました。
これが本当にすごいです。下で紹介します。
Z会幼児コースの内容・カリキュラム
Z会幼児コースは大きく「読み・書き・語彙文法」の3つにわかれています。これらは年中・年長でも続いてきます。
年少では読みはひらがな、書きは運筆、語彙文法は擬声語や名詞、位置、反対語を毎月学習していきます。
運筆(鉛筆を持って線や文字を書く)は他社ではもう少し後になりますが、Z会では少し早めのスタートになっています。
月額料金(年間払い・毎月払い)
- 年少(2024年4月から):12ヶ月分一括払い2,465円(税込)、6ヶ月分一括払い2,755円(税込)、毎月払い2,900円(税込)
- 年中(2024年4月から):12ヶ月分一括払い2,635円(税込)、6ヶ月分一括払い2,945円(税込)、毎月払い3,100円(税込)
- 年長(2024年4月から):12ヶ月分一括払い2,975円(税込)、6ヶ月分一括払い3,325円(税込)、毎月払い3,500円(税込)
参考:Z会幼児コース受講会費より
※2024年度料金(消費税10%込み)
12か月一括払いや6ヶ月一括払い、そして毎月払いの3種類あります。
年少より年中、年長の方が料金が高くなっている理由は、毎月課題がありそれを提出し添削してもらう通信教育が入っているからです。
12か月分を一括払いすると15%割引に、6ヶ月一括払いすると5%割引になっています。(毎月払いと比較した割引率)
教材を見るととても充実しているのを感じます。月額が高いのもうなづけます(内容については下で紹介します)。
Z会幼児コース(年少)の無料お試し教材を学習
年少「かんがえるちからワーク」は子供1人で取り組んでいく教材です。
まずは運筆からスタート。まず点線を指でなぞって、その後にクレヨンで書いていきます。
運筆は年中から始める通信教育も多い中、Z会は年少からスタートしている点が大きな特徴。
別の日の学習では、文章を読んで、それに合うようにシールを貼ります。
例えば「くまさんがブランコにのっているよ」→くまさんシールをブランコに貼るといった学習です。
耳で聞いたことを理解する力を養います。ウチの子供は幼児教室に通っているのもあり、この問題に関しては理解できていました。
もしかしたら日常生活の会話の中で既に理解しているのかもしれません。
空を飛ぶ生き物に〇に色を塗る学習。生き物を理解するのもあり、鉛筆の使い方を覚えたりという2点を学習しています。
子供は鉛筆を最近持ち始めたので、塗り方にムラがありますね…。飛ぶ生き物については理解しているようでした。
以上が「かんがえるちからワーク(年少)」でした。
最後にもう一つ。「とことこおかいもの」という絵本がスゴイんです。さすがZ会と思わせる内容。
熊の親子がスーパーに買い物に行くストーリー。途中で問題が複数出てきます。例えば「りんごは何個ある?」といったように。
この絵本の面白いところは1ページにたくさんの情報が載っています。クマ以外にもウサギの親子が買い物してたり、野菜・果物・魚などがたくさん載っていたり、落し物があったりと。
後でそれが伏線になってたりして、一回読んだだけでは飽きません。何度も何度も読み返して新しい発見を探せる絵本でした。
この絵本を一緒に読んでから、子供は3~4日連続で読んでいたほど、興味を持った絵本でしたよ。
これはぜひ実際に手に取って読んでみてください。本当におすすめです。
感想・まとめ
通信教育「Z会」幼児コース(年少)の無料おためし教材を取り寄せて、その幼児教育の内容やカリキュラム・月額料金、実際に教材を使って学習してみました。
年少クラスなので「親子で一緒に楽しみながら学習をスタートする」というがテーマになっているのを感じました。
年中・年長からは、郵送する「通信教育」や、デジタル英語教材「きいてわくわくえいごパーク」がスタート。
さらに年5回「デジタルワーク教材」もあります。
本当に良く出来ているのを実感しました。ワーク以外にも、副教材的な「ぺあぜっと」も全て家庭で取り組むと、かなりの力になるなと感じています。
子供と家で遊ぶのが大変という方には、いっしょに「ぺあぜっと」の内容に取り組むのが良さそう。時間も使えて学習にもなり一石二鳥です。
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