出典:南海電車
南海電車と泉北高速鉄道がさらに便利になりました。特急「泉北ライナー」がスタート。難波-和泉中央間を最速29分で結びますよ。
これは運行時間はそれほど変わりませんが、確実に座れるという点が特徴になります。
気になる特急「泉北ライナー」の停車駅・運転本数・特急料金などをまとめてご紹介します。
特急「泉北ライナー」の停車駅や特急料金など
- 停車駅:和泉中央駅、光明池駅、栂・美木多駅、泉ヶ丘駅、天下茶屋駅、新今宮駅、難波駅
- 時間:「和泉中央駅~難波駅」最速29分
- 特急料金:大人510円、小児260円(全区間同額)
- 定期特急料金:9260円
- 運転本数:[平日]上り7本、下り6本、[土休日]上り8本、下り8本
- 車両:
南海高野線の「りんかん」の車両を使用、4用編成、12000系に変更
大阪市内から泉北方面に通勤・通学されている方、泉北方面から大阪市内に通勤・通学されている方に朗報です。通常の料金にプラス510円(小児260円)で特急に乗ることができます。約2倍しますね(苦笑)。
時間は「和泉中央駅~難波駅」最速29分。現在は泉北高速鉄道の準急で34分ぐらいかかっています。たった5分ぐらいの時間差です。特急「りんかん」なども走っているので5分短縮が限界でしょうね。
この特急券の最大の特徴は、必ず座って出勤できるということ。混雑している電車に乗るのがツライという方にはゆったりと快適に通勤できます。
車両は南海高野線「りんかん」(11000系)を使用。現在は金色に青色のラインがついた12000系に変更されています。4両編成、248人を乗車して走ります。
現在、難波駅~和泉中央駅間で準急が1時間に5本だったのが、ダイヤ改正後、特急以外は区間急行2本、準急2本、各停2本に変更されている点がデメリットですね。周りに迷惑をかけている形になっています。
特急「泉北ライナー」路線図と停車駅
停車駅は泉北高速鉄道では4駅、そして南海電車では3駅です。
南海は難波駅駅、新今宮駅、天下茶屋駅、ここを通過すると一気に泉ヶ丘駅、栂・美木多駅、光明池駅、和泉中央駅になります。
個人的にはJR阪和線との乗り換えが便利な三国ケ丘駅が停車して欲しかったのですが…。途中で乗り降りが無いからこそ快適なのかもしれません。
上の路線図を見ていると、泉北高速の4駅に停車。それ以外はほとんど停車しないですね。泉北方面に住まわれている方の通勤用特急と見た方が良さそうです。
参考:泉北高速鉄道・路線図
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まとめ
ダイヤ改正で特急「泉北ライナー」が走行することになり、気になる停車駅や特急料金を調べてみました。
まとめると泉北ライナーは約2倍の料金になり、ほとんど同じ時間で走行。最大のメリットはラッシュ時に必ず座れることです。
通勤時間帯に他の電車の本数が少なくなるなど迷惑をかけているということから、かなり評判が悪くなっています。どうやら乗車している人は少ないようですね。泉北ライナーはいらないという方が多いようです。
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