追記:「CW-1624」「CW-1623」「CW-1622」「CW16A」の設置方法も同じなので、そのまま読んで下さい。
コロナ(Corona)の窓用エアコン(ウインドエアコン)CW-1620-WSを購入し、取り付けました。
「30分で取り付けられる」と書かれているのにも関わらず、説明書がわかりにくいので、取り付けに3日もかけて取り付けました(苦笑)。
ただし先にわかっていると、30分とは言いませんが、1時間以内に取り付けることが可能です。
購入前に家の窓を確認する必要があります。
- 窓サッシの奥に立ち上がりが1cm以上必要。無い場合は補助器具の設置
- 手前に出っ張るので奥行きの確認が必要
特に窓サッシの立ち上がりは重要!場合によってはドリルで穴を開ける必要が出てきます。
詳しくは下の記事を読んでもらうとわかるようになっています。▼
関連:コロナの窓用エアコンを購入する前に先に確認すること2つ
関連:コロナの窓用エアコンCW-1624・CW-1623とCW-16Aの違い
以上を踏まえて、コロナの窓用エアコンを写真付きで紹介します。
説明書がわかりにくいので、YouTube動画で取り付けのイメージづくりをする
コロナの窓用エアコンの説明書は、どの種類の窓でも取り付けられるように、たくさんの情報が載っています。
そのためか非常にわかりづらいです。また「細かなパーツが何のために必要なのか?」もわかりにくかったです。
自分の家の窓がどのタイプなのかもわかりにくいので、途中で間違ったりしてしまいました。
そういうことがないように、YouTube動画でイメージしておくのが良いと思います。
我が家もその都度動画で確認して、「そういうことか」と納得して取り付けられました。
動画には色々あるのですが、下の2つのYouTube動画がわかりやすかったです。
「おてがるエアコン」の取付け手順(コロナ公式・YouTube動画6分)
窓用エアコン、各パーツを取り付けるごとに確認した動画です。
コロナの公式サイトなので、簡単に取り付けられることがアピールされていますが、実際はもっとタイヘンです。
わかりにくい箇所は下の動画とあわせて確認しました。
コロナ窓用エアコンDIY取り付け方法!試運転した結果!効きますか?(DIYをめぐる冒険・YouTube動画8分12秒)
この動画は窓用エアコンの取り付けまでをイメージするのに役立ちました。
最初に躓く「立ち上がり」についてと、最後の窓用エアコン左右の隙間埋めが理解できました。
何のためにこの設定をするのかがわかるようになっています。
この動画を先に見ておくとわかりやすくなります。僕も実際に取り付ける前に再度確認しました。
以上を踏まえて窓用エアコンの取り付けに進みます。
窓用エアコン開封
購入したのはコロナ(Corona)窓用エアコン「CW-1620-WS」です。
毎年型番は今後変わっていきますが、どの窓用エアコンでも取り付け方は同じ。
ダンボールにも「約30分のスピード設置」と書かれてますね。これに騙されました(苦笑)。
では開封します。
ダンボールを開けると、手前に窓用エアコン本体と奥に取付枠が入っています。
本体と枠が主なもので、それ以外は付属品です。
窓用エアコン本体を取り出しました。下は発泡スチロールでガードされています。
そしてもう一つが取付枠。その他、ゴム状の戸側パッキンやネジなどがあります。
取り出したら「取付枠」を窓に取り付けます。
枠を窓に取り付け
まず最初に窓用エアコンの枠を窓に取り付けます。
取付枠に戸側パッキンが付いているか確認する
この写真が取付枠です。取付枠の左右にはゴム状の「戸側パッキン」が付いています。
この戸側パッキンとは、枠を取り付けた後に、窓と取付枠の隙間から外気が入らないようにするものです。
戸側パッキンは上下にすっと通すだけのものなので、取り出した時に外れている場合があります。もし外れていたら先に通しておきましょう。
(我が家は取付枠設置後に、左の戸側パッキンが付いていないことに気が付き、再度取付枠を外してやり直しました。)
窓の左側に窓用エアコンを取り付ける場合と、右側に取り付ける場合とでは、戸側パッキンの大きさが変わってきます。
この辺りは先程の動画がわかりやすかったです。
左右の戸側パッキンが付いているのを確認したら、次に進みましょう。
立ち上がりに取付枠を挟み込む
冒頭にも書いたように窓用エアコンの取り付けには上下に1cm以上の立ち上がりが必要です。
うちの窓サッシには立ち上がりがありませんでした。そのため、窓サッシにドリルで穴を開けて付属の立ち上がりを設置しました(上の写真が付属の「立ち上がり」)。
窓用エアコンの取り付けは、これが最初からあると簡単なのですが、先程の動画で確認したところ、ほとんどの窓サッシには立ち上がりがないそうです。
我が家も「窓サッシに高さがあるので大丈夫だろう」と思っていたら、自分が思っていた場所が立ち上がりではなかったので、結果的に付属品を取り付けることになりました。
上の写真が付属の立ち上がりです。ドリルで穴をあける必要があるので、取り付け前には別記事を読んでみて下さい。
関連:コロナの窓用エアコンを購入する前に先に確認すること2つ
この写真は取付枠の下側を撮影したものです。赤い線のところに「立ち上がり」を挟み込み、ネジで固定しましょう。
取付枠を窓に設置できました。上下の立ち上がりに挟まっているのを確認してネジを固定。最後にドライバーなどでしっかりしめましょう。
上の部分は窓の高さによって上下させ、窓の高さにあわせてネジを固定して下さい。
取付枠左右から外気が入らないように隙間を養生テープやパテで埋める
取付枠が設置できたら、左右に付いている戸側パッキンの設置と隙間を埋めていきます。
先に本体を取り付けてしまうと、隙間を埋める作業がしづらいので、本体が設置できれば、一度本体を外して、隙間埋めを先に行うようにしましょう。
窓枠左側
我が家は左側に窓用エアコンを取り付けています。
取付枠の左側を見ると、隙間が少しだけ見えています(赤い線の箇所が隙間)。
この隙間から外気が入ると冷房が効かないので、左側にあるゴム状の戸側パッキンを裏側を養生テープなどで固定します。
ホームセンターで購入した「エアコン配管用パテ」を使って、左右から外気が入らないように埋めていきます。
付属品の中にもパテがありましたが、少ないので買い足しました。
※左の鍵は後で使います。
このように戸側パッキンについては透明の養生テープで固定し、上下の隙間はパテで埋めました。
窓枠右側
右側下に窓ストッパーがあります。これを動かして同じ高さの位置に、カッターやハサミを使って切り込みを入れましょう。
このように右下部を戸側パッキン周囲から入る外気をパテで埋めました。。
同様に右上部もパテで埋めました。その他透明の養生テープでも固定しています。
以上のように、左右の隙間を埋めることが、エアコンを涼しくするために重要なので、地味な作業ですが行いましょう。
特に左側は本体を取り付けた後では、やりにくいので先に行って下さい。右側は後からでもできます。
本体を取付枠に設置する
後は本体を取り付けるだけ。これは簡単ですが、重いので2人でするのがおすすめです。
下を取り付けて、その後に上を押し込みます。カチと言えば取り付けが完了。
最後は上にあるネジをドライバーで固定して下さい。
窓用エアコンを設置すると1/3ほどそれで埋まりますが、少しだけ右側の窓が開くので鍵を設置する必要があります。
付属の鍵は窓サッシに穴を開けて固定する必要があるので、我が家は100均で買った窓用の鍵「開かずの窓」を取り付けました。
上下に2つ設置するとよりセキュリティもアップしますよ。
感想
コロナ窓用エアコンの取り付け方を写真付きでまとめてみました。
家の窓に「立ち上がり」がもしあれば、30分ぐらいで取り付けられると思いますが、立ち上がりがない窓サッシが多いので、実際は結構時間がかかります。
付属の立ち上がりが設置できれば、取り付け窓の設置も簡単です。
後は地味に左右の外気を遮断するために戸側パッキンの固定やパテで上下の隙間を埋めましょう。最後の本体取り付けは簡単です。
説明書や付属品を見るとたくさんありすぎて、こんがらがってしまいますが、実際はこれだけの作業です。
窓を開けた場所に取り付け枠と窓用エアコンを設置することになります。取り付け後は、窓を開けている状態になるので、思ったよりも外からの騒音がします。これは仕方が無いですね。
他に気がついた点を挙げると、窓用エアコンは冷やしている時間帯と維持している時間帯が交互に訪れます。冷やしている時間帯は結構ノイズがしますね。それでも以前のタイプよりは静かなようです。結構冷えるので助かっています。
Amazonの口コミでも書かれていましたが、希望する温度よりも2度ほど設定温度を下げておくといい感じに冷えました。
隙間があると冷えないので、養生テープかパテで気がついた隙間があれば、後からでも良いので埋めるようにして下さい。