僕はフリーランス(個人事業主)として、家で仕事をしています。昨年度はそれ以前より少しは安定して稼げるようになりました。本当にありがたい限りです。
「よし、やっと貯金ができるぞ」って喜んでいた所、怒涛の税金の請求書ラッシュとなりました。
所得税、住民税(市民税+府民税)はだいたい予想してた通りだったのですが、予想外だったのが国民健康保険の請求額です。
税金については以前記事にしています。下の記事をあわせて読んでみて下さい▼
【関連】フリーランスの税金の種類と払い方、請求時期と支払い時期
国民健康保険が高すぎるというのはよく記事を読んでいたので知っていました。が、想像以上に高かったのです。
どう考えても今年この額を毎月支払っていくと、どこにもお出かけや旅行できない、娯楽がない暮らしになってしまいます。これには血の気が引きましたよ…。
あまりに高いので「市役所(区役所)」に軽減・減免できるのか聞きに行ってきました。その結果についてご紹介します。
国民健康保険の請求額があまりに高すぎるので市役所(区役所)に聞きに行ってきた
国民健康保険の額に驚きを隠せなかったので、早速市役所(区役所)に聞きに行ってきました。
確かに昨年よりは収益はアップしましたが、この額を余裕で支払えるほどは稼いではいません。これはおかしいのではないかというのを聞きたかったのですね。
しかし、国民健康保険は低所得者の方の加入が多いようで、フリーランス(個人事業主)への負担が多くなってしまう仕組みになっています。
しかも、市町村によって異なっています。住んでいる場所が異なるだけで30万円も変わることもあるのだとか。
色々なことがわかったのですが、残念ながら減免・軽減には至りませんでした。
市役所の答え
よほどの減収や廃業、退職でなければ請求額を支払わなければならないというのが市役所の答えです。
もし、前年よりも収入が3割減になれば、来年に返してくれると話されていました。
収入が明らかに減るという方は、今年のうちに「国民健康保険減額申請書<仮受>」を提出する必要があるそうです。もし今の時点で確定の方は今から出しに行きましょう。
分割納付に変更
国民健康保険は6月から3月までの10か月で支払うことになっているのもあり、より高く感じます。
そこで色々話した結果、この10か月分割を12か月分割で支払う「分割納付」に変更してもらいました。これはその場ですぐ対応してくれます。
結局同じ額なのですが、毎月の負担は少しマシになりました。
10か月分割より12か月分割の方が月額が減るので、毎月督促状が届くそうです。しかしこれはシステム上のことなので、督促状は破り捨てて下さいとのことです。
結論と反省
国民健康保険があまりにも高いので「市役所(区役所)」に軽減・減免できるのか聞きに行った結果をご紹介しました。
家族3人分と40歳以上の「介護保険料」も支払っているのもあり、結構な額になりました。
美容師所属の「全日本理美容健康保険組合」やイラストレータやデザイナーなどが加入している「文芸美術国民健康保険組合」などの各クリエイターが加入できる健康保険組合があります。
もしこのような組合に加入できれば、もう少し健康保険料を減らすことができるのですが、残念ながら電話で問い合わせたところ、所属することができませんでした。
加入できるかどうかは確定申告書に記入した肩書が重要だそうです。僕はその欄に「WEBサイトの運営」と一言しか書いていないなかったのもあり、不可となりました。
こういうことは漠然とは知っていても、経験してみないとわからないものですね。今年からは失敗はできないと会計士さんに見てもらうことになりました。
しかし、国民健康保険は税金ではないのですが、これは間違いなく税金ですね。病院なんて年に数回しか行きません。もしこの額を毎月貯金できれば、どれだけ暮らしが楽になったかと思うと残念ですが、これを経験として次に向かっていこうと思います。