大阪メトロ(地下鉄)・御堂筋線の南は「なかもず駅」からスタートしています。もし行きたい場所が、西梅田周辺だった場合、御堂筋線「梅田駅」を下車して徒歩で現地に行く方法もありますが、時間がかかってしまいます。
そういう場合に使えるのが乗換ポイントとなる「大国町駅」。なんと御堂筋線と四つ橋線の両駅に「大国町駅」があり、同じホームの向かい側に到着するという便利さ。相互乗り入れをしているのです。
これを知っているだけで梅田から歩かずして西梅田周辺に到着するのです。結構便利ですよ。御堂筋線と四つ橋線の両線は色々な使い方が出来ます。地図付きで詳しくご紹介します。
御堂筋線と四つ橋線の「大国町駅」は便利な乗換ポイント
御堂筋線(地図赤色の線)は、なかもず駅をスタートして天王寺駅手前から急に西側に行き、大国町駅で四つ橋線とくっ付きます。
その後大国町を出ると、なんば駅からは東側を御堂筋線、西側を四つ橋線が並行して走る形で北上していきます。
大阪メトロ(地下鉄)の地図で確認しても四つ橋線と御堂筋線の「大国町駅」が隣り合わせになっているのがわかります。(Y16四つ橋線「大国町駅」、M21御堂筋線「大国町駅」)
実際もそうで、同じホーム反対側に御堂筋線と四つ橋線が停車するので、乗り換えが7~8歩ぐらいで出来るんです。大阪メトロ(地下鉄)は乗換の距離が長い駅が多くて、本当に同じ駅なのかって思うことがしばしば。
確か四つ橋線の方が車両数が少ないので、後方車両に乗っていた方が乗り換えやすかったと記憶しています。
例えば、なんば駅もそう。上の写真のように「大国町駅」を発車すると四つ橋線の「なんば駅」は西側に、御堂筋線の「なんば駅」は東側に停車するので、乗り換えするのが大変です。
そう考えると「大国町駅」は数少ない便利な乗換スポットと言えますね。北から南に、南から北に縦断する方にとっては便利な乗換ポイントになっています。
目的地によって使い分け、色々な使い方
先ほどは梅田を例に見ましたが、それ以外にも色々と「大国町駅」の乗換ポイントは役立ちます。
例えば、西側のなんば駅に行く予定がある時は、大国町から一駅ですが四つ橋線に乗り換え、四つ橋線の「なんば駅」で下車する方が近かったりすることもあります。
その他、オリックス劇場などのコンサートなどで四ツ橋駅や本町駅から歩く場合、御堂筋線からではチョット遠い。その場合は「大国町駅」で四つ橋線に乗り換え、四ツ橋駅か本町駅で下車すると歩く距離が短くなりますよ。
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思いついたことをもう一つ。西梅田周辺で食事をして帰宅する時には、四つ橋線「西梅田駅」で乗車し、「大国町駅」で御堂筋線に乗り換えると、梅田駅を歩く必要がありません。
以上のように使い方はまだまだありますね。
最後に
大阪メトロ(地下鉄)・御堂筋線と四つ橋線の「大国町駅」が便利な乗り換えポイントであるということを具体的にご紹介しました。
昔、なかもず駅で働いていたことがあります。帰宅時に大国町駅を通過する時にホームを見ると、四つ橋線が相互接続しているのを急に思いだし書いてみました。
地下鉄を横断する方には使えませんが、御堂筋線と四つ橋線を縦断される方は便利です。その時の目的地によって下車する場所を使い分けしてみて下さい。
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