先日、久々に難波の髙島屋を通りかかったので、昔から大好きだった「一芳亭」のしゅうまいを買って帰りました。
小学生の時に父がよくお土産に買って帰ってきてくれた焼売です。なので、食べるのは本当に久々。個人的に思い入れの高い「一芳亭」のしゅうまいをご紹介します。
「一芳亭」のしゅうまいとは?
- 焼売に使われるのは小麦粉の普通の皮では無く、手製の薄焼き卵で作った皮で一つ一つ丁寧に包んでいる
- 戦後、小麦粉が手に入らず、薄焼き卵を代用したのが始まり
- 中の具は、豚ミンチ肉、エビ、玉ねぎのみじん切りを塩、コショウ、醤油などで味付けし、片栗粉でつないだだけ。シンプル
- 玉ねぎは柔らかい甘みを出すため淡路産玉ねぎを使用
- 1日平均7~8千個を売り上げる大阪名物
- 池波正太郎さんも絶賛「荒削りのようでデリケートな味…」
「一芳亭」の店舗
南海電車難波駅から徒歩すぐに「本店」があります。2号店として「船場店」にも。
参考:一芳亭・店舗紹介
また、「高島屋大阪店」と「阪神梅田本店」でも数量限定ですが、購入できますよ。
なんば髙島屋大阪店地下1階の味百選で購入
なんば髙島屋で購入しました。場所は地下1階の味百選という場所で購入できます。徒歩すぐに一芳亭の本店もありますよ。
味百選に行くと「一芳亭のしゅうまいが今到着しました」という声があり、その後、あっという間に売り切れになってしまいました。今でもすごい人気だというのを改めて感じました。お土産にたくさん買っている人もいましたよ。
15個入り1,000円と20個入り1,300円があるそうですが、高島屋は15個入りしかありませんでした。
一芳亭の思い出
僕が小学生の時、父は当時大阪市内で会社員をしていました。週に1~2回お土産を買ってきてくるのが習慣になっており、その中の一つに一芳亭のしゅうまいがありました。黄色い卵の皮が分厚くて、肉汁が中にしっかり入っていたのを今でも記憶しています。
今でもその記憶は正しいのか、久々に食べてみたいと思います。
一芳亭の焼売を食べてみた感想
髙島屋で購入した一芳亭のしゅうまい、15個入り1,000円。
中には焼売とマスタードが3つ入っています。「温めてお召し上がり下さい」という説明も。
フタを開けてみました。周りにある黄色いのが。卵の薄皮です。
レンジでチンして、お皿に並べてみました。
焼売を半分に切ってみました。薄皮にまかれているのが良くわかります。
では、久々に一芳亭のしゅうまいを頂きます。
一口食べると、海老の甘みが広がります。エビのすり身でしょうか。
その後に、玉ねぎのみじん切りが意外と大きく、シャキシャキ感があります。少しだけ大きく切って入れているのかな。
レンジで2分とありましたが、もう少し長めに温めた方が美味しいですね。
普通の焼売なら外皮が固くなりますが、一芳亭の焼売は卵なので柔らかく出来ています。やや小さ目に作られているので、子供も食べられます。もちろん大人もいくつでも食べられますよ。
最後に
僕の記憶では、一芳亭と言えば肉汁が入ったぼってり感のあるしゅうまいでしたが、どうやら記憶違いだったようです。時間が経ちすぎて記憶違いだったのかな?
海老の風味と玉ねぎのシャキシャキ感、そして卵の柔らかさが一つになった一芳亭のしゅうまいを一度食べてみて下さい。大阪のお土産に最適です。
すぐ売り切れた理由もわかると思います。かならずアツアツで食べてみて下さいね。