幼稚園や保育園の入園準備として避けて通れないのが「名前つけ(名前付け)」です。
名前つけは子供が幼稚園に持って行くもの全てに必要なので、出来るだけ簡単に楽をして終えたい方も多いはず。
実際ウチもそう考えました。
名前付けは色々な方法があります。我が家は①油性マジック・②布製お名前アイロンプリント、③ネームテープ、④アップリケ類、⑤名前スタンプ(ハンコ)、⑥お名前シールの6種類で試しました。
この6つを実際使ってみてわかった良い点と悪い点、そして感想・口コミをまとめてご紹介します。
どちらも一長一短ありますよ。
1.名前ペン(油性マジック)
まずは油性マジックから。名前ペンやネームペンと呼ばれています。
「極細」と「細」の滲まないと書かれているペンを購入しました。
- 名前書き用・極細
- なまえペン油性
- マイネームペン
良い点と気になる点に分けてみました。
良い点
- 手に入りやすい
- 安価である
- 手軽にすぐに名前を書ける
- 手書きは味がある
気になる点
- 物によってはにじむ(下着の内側についているネームタグ等)
- お弁当箱や水筒など水で洗うものは消えてしまう
使ってみた感想
油性のマジックペンは手軽で便利ですが、弁当箱や水筒は何度も洗ったりするので、少しずつ薄くなります。
消えるごとに書きたす必要があります。
2.布製お名前アイロンプリント
色々なマークの中から、子供が覚えやすいように「りんご」マーク入りアイロンプリントを購入しました。
名前もプリントされて配送されるので綺麗ですよ。
良い点
- 字が綺麗で読みやすい
- 可愛いアイコンを選ぶことが出来る
- 柄に埋もれない
- 見た目が綺麗
- はがせる
気になる点
- 料金はお求め安いものから、高い(値が張る)ものまで色々ある
- 自分でハサミで切る必要がある(すでにカットされているものはより高額)
- アイロンで貼る手間あり
- 注文してから納品まで時間がかかる
- 量を用意する必要あり。下着などにも付けるとすぐ取れてなくなる
使ってみた感想
説明書き通り、アイロンで貼っても洗濯する前からはがれてきたりしました。
結局、両端をミシンで縫い付けることになります。
ただしタオル地のものはミシンで縫いつけなくても未だにはがれていません。(何回も洗濯しても大丈夫)。
制服にはこれを使った方がいい様な気がしました。
ベルメゾンのお名前シールとどちらにしようか悩みましたが、こちらにしました。
ベルメゾン公式サイトはこちら↓
3.名前テープ(ネームテープ):アイロン貼り付け
好きな長さに自分でカット出来る白布タイプ。これもアイロンで貼り付けます。
良い点
- 安価である
- 手に入りやすい。ホームセンターにもあり
- 好きな大きさにカット出来る
- 油性ペンで書いてもにじまない
気になる点
- アイロンで貼る手間あり
- 名前を書く必要あり
- はじめの名前付けは枚数が必要なので、あまり適さないかも
使ってみた感想
上で紹介した「②布製お名前アイロンプリント」と同様アイロンで貼り付けるので、はがれてきやすいのが特徴。ミシンで縫い付ける方が安心です。
「②布製お名前アイロンプリント」と異なるのは、名前を自分で書かないと行けないというのはありますが、安くてすぐ手に入るで気軽ですね。
4.名前代わりの目印:アップリケ類のアイロン貼り付け
2~3と同様、アップリケ類もアイロン貼り付けです。ひらがな(名前)のアップリケもありますよ。
ひらがなタイプは幼稚園のスモックに使用しています。ひらがなを一文字ずつ貼り付けてフルネームに。
名札代わりになります。手芸販売の「ABCクラフト」で買いました。
良い点
- スモック・体操服に名前を簡単に付けられる(ひらがなアップリケ)
- 可愛くできて子供も自分のものだとわかりやすい
気になる点
- アイロンで貼る手間あり
- 洗濯するとはがれてくるので、結局まつり縫いなどで縫いつけが必要となる
アップリケ類使ってみた感想
2と3でも書きましたが、アイロンで貼り付けるタイプはやはりはがれてきます。端を縫い付ける必要があります。
5.名前スタンプ(ネームスタンプ・はんこ)
スタンプ台で押すタイプ。我が家は楽天市場の「印鑑はんこSHOPハンコズ」で、特大から特小まで11種類入っているものを購入しました(上の画像参照)。
ハンコは2種類だけですが、大きさが異なります。縦書き、横書きの名前が入っています。
左の猫やリンゴ、赤のインクは別に購入しました。
良い点
- お求め安い
- 減らない(シフレみたいに)
- 字が綺麗
気になる点
- 注文から納期まで名前が入るので時間がかかる
- 布用インクを使用しても上からアイロンをする必要あり(定着のため)
- 実はあまり名前が目立たないような気がする
- 柄に埋もれる
- 押すのに少しコツがいる場合もある(小さいハンコは字が潰れやすい)
使ってみた感想
入れ物が可愛いです。一番大きな名前スタンプが便利でよく使っています。
洗濯すると少しは字が薄くなりますが、読める範囲でした。
6.名前シール
左はサンリオのキティちゃんで、右のワンワン&うーたんは100円ショップ「セリア」やで購入しました。
良い点
- 思ったより水に強く、何度洗っても剥がれてこない
- お求め安い価格
気になる点
- 業者に注文すれば、名前が入る分納期までに少し時間がかかる
使ってみた感想
水に強いラミネートシールです。
100均でもキャラクター入りお名前シールは複数売られているので助かります。
まとめ
名前つけの6種類の方法、油性マジック・布製お名前アイロンプリント・ネームテープ・アップリケ類・名前スタンプ(ハンコ)・お名前シールをご紹介しました。
布製お名前アイロンプリント・ネームテープ・アップリケ類は3つともアイロンで貼り付けるものなので、大きく分けると4つになりますね。
結局、これ一つあれば全てOK!というものはありませんでした。素材や用途に合わせてアイロンシールやハンコ、マジックなどを使い分けた方が良いと思います。
ただ、何のこだわりもないのであれば、油性マジックがあればそれが一番安くて早く名前をつけることが出来ます。
後から名前を追加することがあってもすぐに対応が可能です。
これで名前付けが終わったと思ったら、また追加、また追加としばらくは続きますよ。
全ての名前を書き終わり、落ち着くまでに結構かかります。
小学生の子供がいるお母様方に聞いたところ、はじめはハンコなど色々使って名前を付けたけど、それを出すのも大変になり、結局「マジックが一番良い」という答えでした。
せっかく買ったハンコなどを出すのも面倒になってくるようです(笑)。
ちなみに我が家の場合は以下の結果に落ち着きました▼
- 制服類:「お名前アイロンプリント」
- 道具類:「油性マジック」
- お弁当箱・水筒類:「お名前シール」&「油性マジック」
- 下着・靴下類:「ハンコ」
- スモッグ・体操服:「アップリケ類」
好み、時間、手間を総合判断して決めると良いでしょう。参考になれば幸いです。