週末になると、「もりのみやキューズモールBASE」のセントラルスクエアやエディオンに買い物に出かけています。
その時にいつも子供に言われるのが「何か買ってぇ!」、これが最近どんどんエスカレートしてきて大変。「何か良い方法は無いかな?」と考えていると、森ノ宮キューズモール内には、「まちライブラリー」という民間の図書館があります。
ここで毎回絵本を借りて帰れば、子供の「買って買って病」はおさまるかなということに閃き、早速会員に入会しました。
森ノ宮キューズモールの「まちライブラリー」の様子や会員に入会して絵本を借りた結果、子供の反応はどうだったのかについてご紹介します。
森ノ宮キューズモール「まちライブラリー」とは?
森ノ宮キューズモールの2階に「まちライブラリー」はあります(もりのみやキューズモールBASE@まちライブラリー)。
図書館とカフェ、そして「FM COCOLO」スタジオが併設されたコミュニティライブラリーです。最近、カフェではピザも作ってます。
天満橋の近くに「まちライブラリー」を見かけたことがあるなと思ったら、大阪を中心に200箇所もあるそうです。大阪府立大学や立命館大学にもあります。2013年グッドデザイン賞受賞。
本は購入では無く寄贈図書が中心で、どんどん増え続けています。オープン以来、久々に行ってみるとなかなか興味深い本が揃っていました。
特にこの近くにマンションが2つ出来たのもあり、その関係かどうかわかりませんが、育児関係の本が増えています。これは面白そうな本だなということでさらに興味を持っていました。
キッズコーナーもあるので、靴を脱いで上がりこんで絵本を探しています。もう少しキッズコーナーが広かったらなぁって思います。
巨大絵本もありました。「はらぺこあおむし」の特大絵本など。
普通の図書館と違って、雑誌なども揃っています。小説もありますが、アートな雑誌や本が多いかな。
土曜日に行ったら、丁度「FM COCOLO」が公開生放送をしていました。小さなスタジオですが、FMのDJの低音ボイスはすごい迫力ですね。
土曜の14時~18時が公開生放送です。この時だけ館内が結構にぎやかでした。
まちライブラリー会員に入会
「まちライブラリー」のメンバーズカードを発行しました(上の写真が図書カード)。民間でやっているので、カード発行に500円が必要です。
- 年会費:無料
- カード発行代:500円(一般)、300円(高校生以下)
- 未就学児童の入館可、保護者同伴
- 会員はカフェ10%オフ
- 1人2冊まで、2週間の貸出
500円を支払い一般会員になりました。一度発行するとずっと使い続けることができます。
会員になると2冊まで本を借りることが出来ます。本の総冊数の関係もあり2冊までにしているのでしょう。これが5冊までだったら、館内の本が無くなるからでしょうね。
僕も買い物のついでに借りにくるので、2冊ぐらいで丁度良いのかなと思います。ただ子供が絵本を2冊借りると、親が何も借りられなくなるのが残念。子供も300円で会員になることができます。毎週借りるのであれば、子供のカードも作ろうかなと思います。
蔵書には背表紙下に「まちライブラリー」のシールが貼られていました。「まちライブラリー」の本を借りると、返却する時に寄贈者の方に「感想カード」を書く必要があります。ここも一般の図書館と違うところです。
会員になるとイベントを開催することができます。会員とは?の欄に、「自ら主体となってこの場で活動する意思のある人」と書かれていました。
自分の趣味や特技を生かしたイベントや共通の仲間と一緒にイベントができるそうです。
- もりの植本祭
- つなぐまちライブラリーラリー
- 本のテーマ:健康
- 「まちライブラリーのつくりかた」POP作成ワークショップ
- うたえほん
- 絵本読み聞かせ会(無料)
- ワークショップ
- 勉強会
- 読書会
これは入会した時のチラシに載っていたイベントなのでほんの一部です。色んなイベントが開催されています。特に絵本の読み聞かせはよく行われているようで、会員以外でも参加OKでした。
大学生のサークルや子育て世代のママ友と一緒に企画してイベントを開くのも面白そうですね。
最後に・感想
もりのみやキューズモールBASEの「まちライブラリー」館内の様子やメンバーズカードの発行、会員になるとできることをご紹介しました。
子供とキューズモールに来るたびに「何か買って」と言われていましたが、「まちライブラリー」で絵本を借りることで、どうやらそれで納得してくれたようです。
毎回買ってとは未だに言われるのですが、どうやら「何かを買って」というのは「何かを持って帰りたい」という意味のようですね。
毎週絵本を読んでは返し、また借りて帰る。これはとても親にとっても子供にとってもいいだと思います。そんなコミュニティ&ライブラリーエリアがショッピングエリア内にあって助かっています。
寄贈図書が中心ということで、少し偏った蔵書になっています。面白い偏り方です。そこも「まちライブラリー」の魅力ですね。
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