先日、家族で「交通科学博物館(大阪市港区)」に行ってきました。親も子供も予想してた以上に楽しめましたよ。
お知らせ
交通科学博物館は閉館し、京都鉄道博物館に統合されました。
交通科学館に子供と行ってきました
交通科学博物館は来年の2014年4月6日をもって終了することが決まりました。その後は移転し、2016年京都の梅小路に、「新鉄道博物館」としてオープンするそうです。そういう理由もあり、大阪で見られるのもわずかとなったため、家から近いので行ってみることにしました。
場所は、JR環状線か地下鉄中央線の弁天町駅で下車します。駅から1分なのに建物が見えません。駅を降りてみるとよくわかりました。なんと交通科学博物館は駅の高架下にあるのです。2階がJR環状線ホーム、そして1階が交通科学博物館となっているのです。これにはビックリしました。
弁天町駅を降りると、高架下に交通科学博物館があります。
右側にチラッと電車や汽車が見えてます。おぉっ!テンションが上がります
入るとすぐミュージアムショップがあります。ミュージアムショップというよりは、電車や自動車限定のおもちゃ売り場です(笑)。ここから子供が離れないっす。脱出するのが大変でした。
入口を入るとすぐにリニアモーターカーと新幹線ひかり号0系が展示されており、テンションが最高潮に達しますよ。
今話題のリニアモーターカーです。国鉄時代の試作タイプです。
余談ですが子供の頃、リニアモーターカーが載っている本を読みました。大人になったらリニアで1時間で東京に行けるって内容でしたが、現実はそうではなく、まだリニアが出来てすらいないんですよね。この赤いラインのリニアを見た時、ふとその時の記憶がよみがえりました。あの時はワクワクしたものです。
リニアモーターカー試作機、正面から
JNRは”Japanese National Railways(日本国有鉄道)”の略。現在はJRです。
新幹線ひかり号0系。初期型の新幹線です。この丸みがイイですね。
次に鉄道の歴史になります。伊藤博文や福沢諭吉が出てきて、幕末スキーのリョータとしては別の視点でテンションがさらにアップしました。
交通科学博物館で福澤諭吉の「西洋事情」が展示されています。明治初期の人が見た蒸気機関車の絵もあります。
明治時代の駅のホームが再現されています。汽車がとまってますね。
こだま。当時は新幹線の形じゃなかったんですね。
この辺りから、子ども連れ目線で行ってみましょう。
電車の模型が走っています。中央に子供が顔を出し、別の視点で見ることができます。
レゴの電車とホーム。ケースに入っていて触れませんが、こういうのを見ると欲しくなりますね。
JR環状線が展示されています。自動扉の開閉を見ることができます。
約400mもある「模型鉄道パノラマ展示室」です。大型ジオラマで、新幹線16両とちょうど同じ長さだそうです。時間ごとに電車が走るのを見ることができますよ。学芸員による説明もあります。
■模型鉄道パノラマ室(交通科学博物館)
電車だけではなく、飛行機や自動車、バス、バイクの展示もあります。自転車や人力車もありますよ。
右にある赤い車は「スバル360DX 1968年」です。ルパンが乗ってそうな自動車がたくさん展示されています。
↑1960年~70年の自転車だそうです。横浜で乗られていました。完全に幕末じゃないですか。娘がこの自転車に乗りたがって大変でした;;
昔のミニカーの展示です。当時同じミニカーを持ってたら、この場から離れられないでしょうね。
では、外に出てみましょう。当時の電車や汽車が展示されています。
右からD51、C62、そして特急くろしおです。当時の特急はこの形だったんですね。
D51の横にスペースがあり、そこでミニ新幹線に乗ることができますよ。娘はまだじっと座ってられる年齢ではないので断念しましたが、乗ってみたかったです。
最後に
いやぁ、もっと早く行ってれば良かったです。大阪市内にあるにも関わらず行ったことがありませんでした。
こんなに楽しい所とは知りませんでした。何事も自分で体験しないといけませんね。子供より親の方がテンションが高かったかもしれません(笑)。
実は写真をたくさん撮ったんですけど、これ以上載せられません。後は実際に子供たちと行ってみてください。
予想以上にたくさんの方が来られていましたが、一直線に広いので好きな所から自由に見ることができますよ。人が分散されているので、混んでいるように見えないのがいいですね。これは鳥羽水族館に行ったときにも感じられました。
リニアモーターカーは、僕の子供時代の夢の乗り物でしたが、今の子供たちが大人になる頃には夢が実現しているんですね。親と子がつながる乗り物を体感して下さい。
現在、交通科学博物館は閉館し、「京都鉄道博物館」に統合されました。→京都鉄道博物館