2016年4月末にオープンした「京都鉄道博物館」に行ってきました。場所は梅小路公園内にあります。
オープン直後は混雑しているだろうとみて、空くのを待っていました。半年経ってそろそろかなと、やっと行くことができました。
京都鉄道博物館は、元々あった「梅小路蒸気機関車館」の場所を拡大し、大阪にあった「交通科学博物館」などの保存車両を移動させています。
どちらにも行ったことがあるので、当時見られた鉄道を別の場所で見られるということが楽しみでした。
京都鉄道博物館の展示車両(保存車両)を中心に、館内の人気スポットを1階から3階屋上まで順にご紹介します。
1階:プロムナード
京都鉄道博物館(Kyoto Railway Museum)に着きました。では入ってみましょう。今回は先にセブンイレブンで前売券を購入して入場です。
まずはプロムナードから。機関車C62-26、クハ86-1、新幹線0系がお出迎え。特に新幹線0系は大人気。記念撮影もできます。
これはおそらく交通科学博物館でも見られた0系新幹線、懐かしい。
そのまま進むと駅弁や軽食ができる食堂車がありました。行列ができていましたよ。
ランチやお弁当の持ち込みについては下の記事に詳しく書いたので読んでみて下さい▼
【関連】京都鉄道博物館ランチ特集!食堂車で駅弁、お弁当の持ち込みもOK
もう少ししたら現役を終えますオレンジ色の大阪環状線。中にも入ることができます。新型車両は323系です。
プロムナードのポイントは、0系新幹線の運転席に入れることです。ただ幼児が入るとなかなか交代しないので、回転率が悪くかなり待たされました(苦笑)。
娘も運転席のレバーを動かして、移動しません。
0系新幹線の運転席。とてもアナログでわかりやすいですね。メーターが260kmまでしかありません。
プロムナード横、中庭の向こう側にトワイライトエキスプレスの展示車両もありました。これが見たかったので嬉しい!写真撮影率が高かったです。
トワイライトエクスプレスは現役を終了し、トワイライトエクスプレス瑞風に変わります。
1階:館内
館内に入ると500系新幹線、月光、雷鳥が見えます。いつ見ても500系新幹線はカッコいいですね。現在はエヴァンゲリオン新幹線こだまとして走っています。
こだまと言えば、昔はこんな形をしていました。これも以前、交通科学博物館で見かけました。
コンテナ特急たから、いい色をしています。
大阪環状線内で扉の開閉をレバーで体験することができます。子供が何度も何度も開け閉めして離れません……。
その他、パンタグラフの上げ下げもできます。
昭和之駅を再現しています。入口の郵便ポストや建物がレトロですね。
中には改札もありました。ここを通ると隣の雷鳥に行くことができます。
写真の数が増えてきたので新幹線だけ集めました。0系、100系、500系が見られます。0系の鼻も別に展示されていました。
1階は車両展示(保存展示)が中心です。では2階に行ってみましょう。
2階
2階に行くと鉄道ジオラマがあります。模型の電車を運転することができますよ。
娘も運転してみました。出発なのにフルスピードで飛ばしたり、ノーブレーキだったりと途中でリミッターが作動していました。
次の順番で待っているお兄ちゃんから色々教えてもらっていましたよ。
2階のポイントは運転シミュレーター。大人気で抽選になります。整理券配布に並んでいる様子。
2階に切符の自動販売機があり、そこで切符を購入。もちろん無料で切符をゲットできます。
その切符をこの自動改札機に通すと反対側に切符が出るのを見ることができます。透明になっているので切符がどう動くかを確認できますよ。
記念に貰える切符。小人用切符、京都鉄道博物館駅となっています。本当の駅では使えませんと書かれていますね(笑)。
子供の場合、自動改札機を通ると音がなるようになっています。忠実に再現しています。
幼児が遊べるキッズパークもあります。靴を脱いで入りましょう。この場所は飲食は禁止です。
2階のレストランについては下の記事を読んでみて下さい▼
【関連】京都鉄道博物館ランチ特集!食堂車で駅弁、お弁当の持ち込みもOK
3階屋上
3階に行くと屋上になっていて、そこから実際に走っている電車を見ることができます。この写真のように同時に3本走っているのも見られますよ。あれは「はるか」でしょうか?
京都タワーや東寺の五重塔なども一望できるので、ぜひ行ってみて下さい。ここは必見です。
屋上には列車位置情報システムがあり、今は走っている電車や次に来る電車がわかるようになっています。これは本格的!
扇形車庫
扇形車庫。以前は梅小路蒸気機関車館と呼ばれていた場所です。ここで蒸気機関車をずらっと見ることが出来ます。
皇族の菊の御紋付きの機関車もあります。この場所は以前あった梅小路蒸気機関車館の方が自由に歩けましたね。
アメリカのピッツバーグHKポーター社から輸入された義経号。これは交通科学博物館の外で展示されていた記憶があります。
アメリカ人の旅行者がたくさん写真を撮っていました。
SLスチーム号にも乗ることができます。乗車料金は一般、高校、大学生:300円、幼児、小中学生:100円。
これはぜひ乗ってみて下さい。ゆっくり後ろに下がって、元に戻ってくるだけですが、石炭のにおいや汽笛を楽しむことができますよ。
これも梅小路蒸気機関車館時代でもありました。昔は最終便だけ車庫入れまでしていましたよ。その時の様子は下の記事をあわせて読んでみてください▼
【関連】梅小路蒸気機関車館でSLスチーム号に乗ろう!車庫入れに感動
お土産グッズ売り場(ミュージアムショップ)
最後にお土産グッズ売り場(ミュージアムショップ)が出口付近にあります。まぁすごい人でした。ほとんど男の子です(笑)。
色々な所で見かける鉄道グッズが勢ぞろいしています。ここだけの限定グッズもあったので、お土産に寄ってみてください。
以前、梅小路蒸気機関車館だった旧二条駅舎が出口になっています。この中にミュージアムショップがあります。
混雑状況
京都鉄道博物館、を1階から3階、そして扇形車庫、SLひろば、お土産グッズ売り場を順にご紹介しました。
平日に行ったのですが旅行者や学校の遠足などですごい混雑していました。午後になると人数が倍ぐらいになっていました。
それでも建物が広いので、万遍無く分散されていて、それほど混雑しているようには感じませんでしたよ。土日祝日だともっとすごいのでしょうね。
交通科学博物館の規模を大きくし、現在のテクノロジーで再現。そして梅小路蒸気機関車館もスケールアップしています。
日常乗っている電車や過去に乗ったことがある電車が勢ぞろい。当時の記憶が蘇ってきたりするのがいいですね。初めての方はSLにも乗ってみて下さい。親子で1日楽しめます。
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