以前「寒天粘土(ボーネルンド・かんてんネンドStudio)と小麦粘土の比較」や「【2~3歳児】買って良かったボーネルンドのおもちゃ4つ+α」で紹介した寒天ねんど。
この寒天粘土はねんどの中でも比較的柔らかいことで有名ですが、それでも冬になると少しずつ固まってしまいます。
「かんてんネンドStudio」を販売しているボーネルンドショップのスタッフの方に、硬くなってしまった寒天ねんどを柔らかくする方法を聞いてきたので、その方法を紹介します。
1.硬くなった寒天粘土を用意する
寒天粘土は少し硬いぐらいだと指でこねていると柔らかくなってきますが、上の写真のようにここまで硬くなるとボーネルンドショップの方に聞いた方法でやってみることをおすすめします。
乾燥してくると白い粉のようなものが出ています。寒天の成分からでしょうか。
粘土が硬くなりすぎてバラバラのまま引っ付けることができなくなっています。
まずは、硬くなった同じ色の寒天粘土を集めましょう。
2.濡れふきんを寒天粘土にかける
スタッフの方から「硬くなった寒天粘土に濡れふきんをかける」というのを聞きました。ガーゼでも良いでしょう。
ふきんかガーゼに水を含ませ軽く絞り、寒天粘土にかけます。
写真はガーゼを使用しました。
3.濡れふきんや濡れガーゼにかけた寒天粘土を一晩寝かす
何時間で寒天粘土が柔らかくなるのはわかりませんが、一晩寝かし朝までそのままにしておくと柔らかくなるそうです。
寒天ねんどを一晩寝かせました。朝になったので、ガーゼを開いてみると…
水が多すぎました(苦笑)。
ガーゼにたくさん粘土の色が付いています。粘土は本当に柔らかくなっていますね。
全ての粘土をあわせてみました。水分が多かったせいか、やや手に引っ付きます。
何分かコネコネしているとだんだん手に引っ付いた分が取れてきました。
購入した時のような柔らかさになりました。
ガーゼに引っ付いた粘土は洗濯で落とすことができましたよ。
まとめ
お店の方の話だと「粘土の色は落ちることは無い」という話でしたが、以前濡れふきんで試してみたところ、粘土は柔らかくはなるものの、ふきんに粘土の色がついてしまいました。今回もそうでしたね。
そういうことを考慮して、下にお皿を敷いています。ガーゼに付着した色は洗濯ですぐに落とすことができますよ。
寒天粘土を柔らかくするポイントは、水を含ませたガーゼを絞りすぎないことです。軽く絞るだけで良いと思います。
前回試したとき、強く絞りすぎてガーゼが乾燥してしまい、粘土が硬いままでした。
この方法は簡単で便利!寒天ねんどが硬くなりすぎて、手でこねても柔らかく出来ない場合は、一度この方法を試してみて下さい。