中之島にある子供向けの図書館「こども本の森 中之島」にやっと行くことができました。
かなり以前から話題になっているので、知っている方も多いと思います。
新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、予約方式&時間制になっています。予約が取れず行けなかったのですが、今回夏休みに行くことができました。
「こども本の森 中之島」の行き方(アクセス)と、評判がわかるように1階〜3階館内の様子などを写真たくさんで紹介します。
こども本の森 中之島の行き方(アクセス)
- 住所:大阪市北区中之島1丁目1-28 中之島公園内
「こども本の森 中之島」には駐車場がないため車で行くことはできません。
駅から近いので電車で行くようにしましょう。
電車の場合
最寄駅は京阪「なにわ橋駅」すぐ横ですが、京阪本線・大阪メトロ堺筋線「北浜駅」からでもなにわ橋を渡ってすぐなので近いです。
- 京阪中之島線「なにわ橋駅」3号出口隣り(最寄駅)
- 京阪本線「北浜駅」26号出口より徒歩3分
- 大阪メトロ堺筋線「北浜駅」より徒歩3分
- 京阪本線「淀屋橋駅」より徒歩8分
- 大阪メトロ御堂筋線「淀屋橋駅」より徒歩8分
なにわ橋から「こども本の森 中之島」の行き方
京阪中之島線「なにわ橋駅」が最寄駅。「こども本の森 中之島」すぐ隣りに3号出口があります(上の写真参照)。
中之島線は値段が高くあまり利用しないと思います。すぐ近くに北浜駅がありますからね。
ほとんどの方は京阪本線「北浜駅」、大阪メトロ堺筋線「北浜駅」だと思います。
駅のすぐ横に「こども本の森 中之島」はあります。
北浜駅から「こども本の森 中之島」の行き方
「こども本の森 中之島」目の前から見た「北浜駅」。こちらもなにわ橋を渡ってすぐなのでとても近いです。
上の写真を見て下さい。五代友厚像がある「大阪取引所」の建物がありますが、そのすぐ横にある白い看板あたりに京阪本線&大阪メトロ堺筋線「北浜駅」26号出口があります。
北浜駅26号出口を出たら、なにわ橋を渡り左折しましょう。
左折すると歩行者専用道路になっています。とても綺麗ですよ。
すると一番手前に「こども本の森 中之島」があります。
「こども本の森 中之島」入口。予約方式なので、時間までは入口で待ちましょう。
淀屋橋駅からから「こども本の森 中之島」の行き方
淀屋橋駅からは淀屋橋を渡り中之島の方に入りましょう。
中之島をゆったり歩いていくと「こども本の森 中之島」に到着します。徒歩8分。
途中で歴史的建造物「中之島図書館」があります。
「大阪市中央公会堂」を通り、東洋陶磁美術館を越えると到着。このあたりは本当にいい場所なのであわせて行ってみて下さい。
このまま直線を進みましょう。
「こども本の森 中之島」に到着。時間までは入口で待ちましょう。
「こども本の森 中之島」施設概要
- 構造:鉄筋コンクリート3階建て
- 面積:800㎡
- 設計者:安藤忠雄
- 利用対象者:乳幼児・小学生・中学生まで。その保護者
- 入場料:無料
- 開館時間:9時30分〜17時
- 休館日:月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日が休館)
- 開館日:2020年7月5日(日)〜
設計者は安藤忠雄氏で、大阪市に寄贈。
目的は、子供たちが自発的に本を読む習慣や読み手が受け取る喜びを知ってほしいという理由から建てられました。
乳幼児から中学生までが利用できる図書館です。絵本、幼年童話、児童文学、小説、図鑑、自然科学書、芸術書などが所蔵されています。
これらの本は寄贈本を含めた所蔵になります。
大阪市民や大阪府民の子供のみというわけではなく、誰でも無料で利用することができます。
新型コロナウイルス感染防止対策として、頻繁に換気をするのと、読み終わった本は書架に戻すのではなく、返却用ブックトラックに戻すルールになっています。
入館・利用は事前予約制
3月1日移行新型コロナウイルス感染拡大のため延期になっていましたが、7月5日に開館が決定しました。
しかしまだコロナ対策の必要があることから、事前予約制による利用となっています。
- インターネットによる事前予約制
- 1枠90分入れ替え制
- 定員は1枠あたり75人
「こども本の森 中之島」外観
「こども本の森 中之島」に行ってきたので、外観を写真に収めました。
手前道路から撮影。コンクリートむき出しのとてもシンプルな造りです。デザインはかなり独創的。
入口のエンブレム。本にNCBFとあるのは「Nakanoshima Children's Book Forest」の略です。
なにわ橋から撮影。手前にある白い建物が「こども本の森 中之島」、その横の茶色い建物が「東洋陶磁美術館」、そして奥にあるレンガの建物が大阪市中央公会堂」です。
「こども本の森 中之島」の横から下の遊歩道に降りることができます。この下から北側のデザインを見ることができました。
「こども本の森 中之島」横には円柱のような筒があります。
扇形をしたデザイン。南側はシンプルでしたが、遊歩道がある北側に来ると広く感じます。
北側の大きな窓が見えます。こちらは北側なので直射日光は入りません。
下は四角い部屋ですが、上階が扇形をしているのがよくわかります。
この遊歩道はなにわ橋の下を通れます。ここを通ると芝生広場に行くことができますよ。
入口にある青りんごのオブジェ。アート空間になっています。
「こども本の森 中之島」館内の様子を写真たくさんで紹介
「こども本の森 中之島」の入口は2階にあります。
2階、3階、1階、そしてミュージアムショップで買った「青リンゴアメ」を順に紹介します。
「こども本の森 中之島」2階
「こども本の森 中之島」に入ると独自のカテゴリーに分けられた図書がずらっと並べられています。
大きく分けると12のテーマに別れています。上の写真はその中の「自然とあそぼう」の本たち。
まず入った時に、既にテレビなどでは知っていましたが、上までずらっと並んだ本に「おぉ〜」となりました。
側面は上までずらっとある書架ですが、低い本棚もあります。カーブした本棚になっています。
右にカーブした本棚。
側面は大きな窓があるので、太陽の光が入ってとても気持ちが気分になれます。
子供の図書館なので、全体的に机と椅子が低いですね。
赤ちゃん向けの絵本コーナー。低い段差に座って絵本を読み聞かせできます。
これまで疑問に思っていた「高い位置にある本はどうやって取るの?」ですが、実は下段付近にも同じ本があるので、わざわざ上から取ることはありません。
上段の本は落ちないように透明の糸で固定されています。下段に同じ本があるので、そちらを取りましょう。
※高い位置の本については、入場する時に説明があります。
動物が好きな人へのコーナー。
「こども本の森 中之島」で人気の階段。座って本が読めます。
「こども本の森 中之島」は入口が2階にあります。2階から入り、館内の階段で1階と3階に行くことができます。
エレベーターもあるので、階段が難しいという赤ちゃんはエレベーターを使って1階と3階に行きましょう。
「こども本の森 中之島」3階
3階に上がりました。少し離れてみるととてもアート空間です。
階段付近だけは危ないので写真撮影は不可になっています。離れた椅子に座って撮影。
本以外にマンガもありますよ。
「色々な家族」というテーマの書架に、ちびまる子ちゃんやサザエさん、天才バカボンなど。
「食べる」がテーマの本棚。
「こども本の森 中之島」1階
テーマ「テクノロジー」に並んでいる「ドラえもん」の漫画。確かにテクノロジーですね。
1階に授乳室やおむつ交換スペースがあります。その付近はマタニティーや赤ちゃん向けの絵本が並んでいます。
赤ちゃん向けの絵本コーナー。
所々にある小さな机と椅子がかわいい!
館内に差し込む太陽の光がとてもいい感じ。
館内から見える中之島公会堂と歩行者専用道路の様子。とても優雅な気持ちになります。
「あの人の本棚」には山中伸弥さんの本棚があります。
ここにはiPS細胞の本以外に、星新一さんのショートショートなど影響を受けた本が並んでいます。
ミュージアムショップでパインアメの会社が作っている「青リンゴアメ」を購入
「こども本の森 中之島」入口にはグッズ売り場があり、その中に「青リンゴアメ」が売っています。
入口にある青りんごのオブジェにあわせたアメ。
この「青リンゴアメ」は、パインアメの会社が作っています。
お馴染みの輪になった黄色いアメですが、ここでは黄緑色のアメです。
最後に・感想
「こども本の森 中之島」は貸し出しができませんが、新しい本を発見できる図書館だなと感じました。
見たことがない本があり、子供と「へぇ〜」っていいながら色々な本を見つけることができます。
娘が「こんな本があるよ」と順番に教えてくれたりするのも楽しいです。
特に図鑑は知らないものがたくさんありました。子供の新しい興味の発見の一つになると思います。
予約&時間制なのが残念ですが、実はそれほど大きくないので、ゆったりと見て回ることができました。本好きの子供だとあっという間に時間が経ってしまいますよ。
そして大きな窓に光が差し込むのがとてもイイ!アート空間にいると気持ちが高ぶりますね。
久々に中之島に来ましたが、いつ来ても本当にいい場所で、リフレッシュできる空間がありました。
以上「こども本の森 中之島」の行き方(アクセス)、施設概要、利用方法、外観、館内の様子を写真付きで紹介しました。
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