子供が幼児通信教育教材を学習しては、当ブログに内容や感想を書いています。
この10社の中でタブレット教材に限定して見てみると、我が家は「スマイルゼミ」と「天神」を学習してきました。
最近、タブレット教材に興味がある方が多いので、今回はタブレット教材に限定して書いてみたいと思います。
- スマイルゼミ幼児コース:専用タブレット
- 天神幼児版:専用タブレット またはパソコン
どちらも専用のタブレットを使用して学習します。
タブレット学習なんてどの会社も同じだと思われるかもしれませんが、この2社は全く異なっています。
むしろ両極端と言ってよいほど、特徴が異なっているのです。
娘が学習した「スマイルゼミ」と「天神」一体どう違うのと題し、その特徴や違いについて紹介します。
スマイルゼミ幼児コース
1つ目のタブレット教材は「スマイルゼミ幼児コース」から。
専用タブレットを使用するので別途タブレット代が必要
スマイルゼミは専用タブレットを使用するため、月額料金とは別にタブレット代が必要です。
スマイルゼミ幼児コースのタブレット代金
1年以上継続する場合(一括) | 10,978円(税込) |
1年以上継続する場合(分割払い) | 1,078円(税込)✕12回払い=12,936円(税込) |
6ヶ月以上1年未満で退会した場合(一括) | 7,678円(税込) |
6ヶ月未満で退会した場合(一括) | 32,802円(税込) |
タブレット代は1年以上継続すると一括で10,978円になります。分割払いにすると毎月1,078円と少し割高になります。
この表を見てわかるのは、スマイルゼミは6ヶ月未満で退会しないことが重要。
最低でも6ヶ月は続けて下さい。でないとタブレット代が高くなる仕組みになっています。
ちなみに、下にまとめていますが「天神幼児タブレット版」はタブレット代金が込みの価格になっています。
内容は鉛筆の持ち方から国語・算数をメインとした先取り基礎学習
スマイルゼミ幼児コースの内容は、小学1年生の国語・算数の先取り基礎学習がメインです。
対象年齢が年中からになるので鉛筆の持ち方からスタートし、ひらがな、カタカナ、数などの読み方・書き方に進みます。
国語や算数以外にも、英語や生活、自然、知恵など全部で10分野あるので、勉強色が少なく、子供が途中で嫌がらずに続けることができます。
毎回、今日の学習内容を少しずつピックアップしてくれるので、各分野を満遍なく学習することができるようになっています。
子供が自由に選ぶと同じ科目ばかり選んでしまうので、ピックアップしてくれる機能はとてもいいですよ。
「スマイルゼミ」と比較して「天神幼児タブレット版」は、基礎学習以外にお受験などもあります。それについては下にまとめます。
音声で説明してれくるので、親が手伝うことが少ない
スマイルゼミ幼児コースの最大の特徴と言って良いのが、音声による説明が丁寧だということです。
紙の教材とは違う大きな点として動画があります。
鉛筆の持ち方からしても、とても丁寧。音声と映像に習って進めていくので、親の出番が少ないのが特徴。
子供が「意味がわからない」と聞いてくる場面は少なかったです。
問題の解説が丁寧
紙の教材とは異なり、スマイルゼミ幼児コースの問題解説はとても丁寧です。
引き算の問題でも、必ず絵と数と線を引き、視覚から納得できる形になっています(上の図を参照)。
このイメージ作りがでくると、今後小学生になっても、色々な場面でイメージができるようになり、わからない問題が出てきても応用が効くようになります。
スマイルゼミ幼児コースまとめ
- 月額料金:3,278円(税込)
- 別途専用タブレット代が必要(価格は上に表記)
- 対象年齢:年中・年長
- 基礎学習がメインだが、10分野もあるので新しい発見が多い
- 子供が率先して取り組める仕組みがある
- 親の出番が少ない
- 動画が丁寧で凝っている
- 2022年度より無学年方式採用、得意分野は小学生・中学校の問題も学習できる
タブレット教材で小学校の基礎づくりをメインにしたい方向けの通信教育になっています。
また、2022年度より無学年方式を採用することで、子供にあった速度で学習できるようになります。
これにより、得意分野は小学生の問題もできるようになります。例えば、計算が得意だった場合は、繰り上がりの足し算や引き算に進んだりもできるということです。
それに対し苦手分野は、ゆっくりと理解できるまで学習できるようになります。
親が見てもスマイルゼミ幼児コースは楽しいですよ。本当によく出来ています。
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関連:スマイルゼミ幼児コースの口コミ・評判からわかるメリット8つ・デメリット5つ
天神幼児タブレット版
次のタブレット教材は「天神幼児版」です。
※天神幼児版はタブレットとPC(USB)がありますが、タブレット版の方が内容が新しいのでおすすめです。
教材とタブレット代が込みの価格
「天神幼児タブレット版」は別途タブレット代が必要ではなく、教材とタブレットをまとめた価格になっています。
- 教材とタブレット代金込の価格:371,580円(税込)
シンプルな料金体系ですが、ビックリするような値段でしょう(苦笑)。
教材一式をタブレットに入れて丸々買い取るような感じです。
これ以外の費用はかかりませんが、割り算して計算しても、どう考えても高すぎます。対象年齢が0歳からとなっていますが、それでも高いですね(高いしか言っていないような…)。
ただし兄弟/姉妹など2人以上で学習する場合は、人数分で割る計算になるので、まだ買えなくはありませんが…
ちなみに天神幼児コースにはパソコン版もあります。これはUSBを買って、家にあるパソコンで学習する形になっています。
- PC版:327,800円+USB13,200円(Windows版USB買取式・税込)
パソコン版は従来型ですが、2020〜2021年になりタブレットが誕生しました。
映像も新しく直接タブレット上に文字などをなぞり書きできるので、今やるならタブレットの方がおすすめです。
モンテッソーリ教育を取り入れている
「天神幼児タブレット版」はモンテッソーリ教育を取り入れています。
これは色々なところに書かれていますが、実際に学習したところ、どの部分がモンテッソーリなのかはよくわかりません。
娘はモンテッソーリ教育の幼稚園に通っていたので、少しは知っているつもりですが、それでもよくわかりませんでした。
モンテッソーリ教育は、子供自身が好きなところを取り組むようなところがあるので、そのような点を言っているのかもしれません。
難易度がハイレベル・お受験レベルまで対応
「天神幼児タブレット版」の最大の特徴なのが難易度がハイレベル、そしてお受験まで対応しているところです。
これは「スマイルゼミ幼児コース」の基礎土台作りとは大きく異なるところになります。
もちろん「天神幼児タブレット版」にも基礎的な学習がありますが、それぞれの分野で問題数が多く、最後の方に進むと「お受験」とと書かれた問題があります(上の画像は「お受検」の問題一覧)。
お受験問題を取り組んで見ると、空間認識能力や頭の回転が必要だと感じる問題が多くなっています。
例えば、記憶力や立体的なものを回転させる力などが必要。
基礎からフラッシュなどを通じて、潜在的な記憶力の向上などを中心に行って行きますが、それは最終的に取り組むハイレベル・お受験レベルへの土台づくりなのかもしれません。
我が家は「天神幼児タブレット版」は値段が高すぎるので、お試し無料体験までしかしていません。
もし実際に学習し続けたら、子供はどのように学習能力が付いていくのかについては、かなり興味があります。
「天神幼児タブレット版」まとめ
- 料金:教材とタブレット代金込みで371,580円(税込)
- 対象年齢:0歳〜
- 難易度:基礎学習からハイレベル・お受験(小学校入試)まで対応
- フラッシュなど変わった問題がある
全部まとめて買い切り価格となっている「天神幼児タブレット版」これは「天神幼児パソコン版」も同様。
最終的に幼児がお受験(小学校入試)を目指したい方向けの通信教育になっています。
興味がある方は購入は別として、公式サイトから資料請求をしてみて下さい。
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幼児通信教育タブレット教材2社まとめ
「スマイルゼミ幼児コース」と「天神幼児タブレット版」2社のタブレット学習教材について比較してまとめてみました。
スマイルゼミ幼児コース | 天神幼児タブレット版 | |
専用タブレット | 別途費用が必要(上の表を参照) | タブレット代金込みの値段 |
料金 | 月額3,278円(税込) | 買い切り371,580円(税込・タブレット代込み) |
難易度 |
|
基礎〜ハイレベル・お受験 |
特徴 | 子供自らが楽しみながら学習 | 変わった問題が多く、最終的にお受験を目指す |
専用タブレット代が異なっていたり、難易度も異なっていたりと同じタブレット学習にも関わらず、特徴が両極端なのがわかってもらえたかと思います。
タブレットで楽しみながら学習させたい方は「スマイルゼミ幼児コース」を、最終的にハイレベル・お受験を目指している方は「天神幼児タブレット版」になるのかなと。
しかし「天神幼児タブレット版」は高いので、他社の紙教材とも比較してから、購入するかを検討してみて下さい。
紙教材を含めた幼児通信教育教材を比較しています