幼児向け通信教育を色々と取り寄せては、子供が学習後記事にまとめています。
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今回は通信教材「天神」幼児コースについてです。
家庭学習教材・知育教材「天神」の幼児コースにはパソコン版とタブレット版があります。
新しくスタートしたタブレット版を取り寄せて実際に子供が学習しています。
天神幼児タブレット版をさらに詳しく
今回は第3弾!天神幼児タブレットの特徴や子供が使ってみての感想や口コミからわかるメリット(良い点)7つとデメリット(気になる点)3つです。
写真を使っての特徴も紹介するので、天神幼児タブレット版についてイメージできるかと思います。
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天神幼児タブレットコースの特徴
「天神」の幼児コース・タブレット版は大きく5つのジャンルに分かれています。
5つのジャンルからランダムに選ばれた「今日の目次」と、自分で選んで学習できる「フリー学習」に分かれています。
この辺りはスマイルゼミと同じです。
最初は「今日の目次」からスタートし、特徴がわかってきたら「フリー学習」で重点的に学習するのが良いかと思います。
5つのジャンルについて、それぞれの特徴を簡単に紹介します。
知識
まずは「知識」のいジャンルから。最初はフラッシュカードが出てきます。
パラパラパラっと絵がランダムに出てくるだけ。子供はそれを見るだけで終了。
これを繰り返すことで潜在的に覚える練習のようです。
最初は絵だけですが、途中からひらがな、漢字だけのフラッシュカードも出てきます。
フラッシュカードを踏まえた問題もあります。
2枚のカードが出てきて、音声にあう方のカードを選ぶ問題です。
上の例はたぬきと犬の絵。どちらが正しいかを選びます。
同様に2枚のカードが出てきて、音声に合う方を選びますが、今度はひらがなになっています。
上の例だと「きる」と「ねる」の文字。言葉と文字を一致させていきます。
問題を聞いて、それにあう動物を選びます。
動物の姿や形以外に、住んでいる場所、食べ物、生活、生まれ方などの知識を深めていきます。
「知識」のジャンルでは、その他、間違い探しや仲間を線で結ぶ問題などもあります。
知識の問題内容
- フラッシュカード
- 聞き取り
- 仲間集め
- 仲間はずれ
- 時計
- 推理
- 生活
- 昔話
- 地理
- 知識
- 季節
- 理科
数量
数量の問題は、数字の問題が中心です。上の問題は、絵の数と数字が一致させる問題。
サイコロの数と数字を線で結ぶ問題。
その他、絵の中にある模様の中で1番目に多いもの、2番めに多いものを見つけるなど。
算数「いくつといくつ」の問題。4は3といくつ?など。後半になるほど難しくお受験の問題が多くなっています。
数量の問題内容
- 数のカード
- 量の比較
- 数の比較
- 数唱
- 数の系列
- 数遊び
- 数字
- 足し算
- 引き算
言葉
言葉の前半は物語や昔話の読み聞かせが中心で。今読んでいるところをマーカーしてくれます。
上の写真は「ももたろう」。その他、「シンデレラ」や「さるかに合戦」「おむすびころりん」「親指姫」などもありました。
読み聞かせはたくさんあり、それが終わると、ひらがなとカタカナ、漢字、アルファベット、英語フォニックスの学習に入ります。
言葉の問題内容
- 読み聞かせ
- ひらがな
- カタカナ
- ひらがなの言葉
- カタカナの言葉
- 言葉遊び
- 言葉の表現
- 言葉と文
- 知識
- 漢字
- 百人一首
- アルファベット
- フォニックス
記憶
○と△の場所を記憶し、どの位置にあったのかを答える問題。記憶力の基礎を養えます。
記憶の問題は、先に見て記憶したものを答える問題が中心です。
上の問題では、机の上にあるものはどちらか?という問題。上下や前後の意味を正確に理解する内容になっています。
図形がどの順番に重なっているかを答える問題。天神の特徴がよく出ている良い問題ですね。
記憶の問題内容
- 絵の記憶
- 数の記憶
- 順番の記憶
- 形の記憶
- 位置の記憶
- 観覧車の記憶
- お話の記憶
思考
図形が回転したら、どの形になるのかを答える問題。
娘は最初は意味を理解していませんでしたが、何度も練習したら急にできるようになりました。
点つなぎの問題。左と同じ絵を作ります。娘はこの問題が大好き。
左の観覧車が回転して、どこに誰が乗っているのかを答える問題。
そのままの場所ではなく、回転しているので、応用力が必要です。
思考の問題内容
- 推理遊び
- 系列
- 同図形発見
- 影絵
- 量の比較図形構成
- 図形分割
- 置き換え
- 点図形
- 異図形発見
- 模写
- 話の理解
- 重ね図形
- 位置
- 回転図形
- 推理
- 思考
- 四方図
以上が「天神」の5つのジャンルになっています。まだまだ難易度の高い問題がたくさんありますよ。
次に天神幼児タブレット版のメリットとデメリットについて見ていきます。
天神幼児タブレットのデメリット3つ
天神幼児タブレットのデメリット(気になった点)を3つまとめました。
1.対象年齢は0歳からだが、最低でも2歳・3歳(年少)ぐらいにならないと難しそう
対象年齢が0歳からということですが、実際に学習してみると、最低でも2歳〜3歳(年少)にならないと無理だと感じました。
ただし一部ですが、親子で読める絵本、フラッシュカードはその中でも使える学習かなと思います。
「天神」資料に同封されている「お便り」によると、2歳の子供が学習しているという口コミがありました。
その子供は勉強はひらがなに少し興味をありましたが、面白くないらしく、出来る問題ばかりやっているようです。
補足説明
この件をセミナーで直接確認したところ、脳の発達0歳から3歳までに80%、6歳までの90%完成するということから、0歳から取り組める内容の教材も追加しているという回答をいただきました。
より詳しくはこの記事の後半にある「メリット」の7番目に追加しているので続けて読んでみて下さい
2.フラッシュカードは未知数だが、長期的進めると効果があるかも
潜在的に記憶するフラッシュカードなどは早めにやっておくと、後々効果があるのかもしれません。
最初は「今日の課題」に出された問題から始めるのがおすすめ。15分1タイムでコツコツと進めるのが良いと思います。
頭を使うので娘も疲れていました。脳を使うので、最初はそれぐらいで丁度良いのかなと思います。
この問題を繰り返すことで、いずれそれが簡単に解けるようになっていくのでしょう。
漢字「鰯(いわし)」の問題。フラッシュカードで記憶していくことで、覚えられるようです。
実際娘が学習してみてフラッシュカードについては未知数でした。長期的に視野で進めるのが良さそうです。
一見難しそうに見えますが、毎日15分ずつ少しずつ進めるので、ゲームしているようで面白いですよ。
3.天神幼児タブレットは値段が高すぎるのが最大の問題
天神幼児タブレット版は、専用タブレット込みで料金が371,580円(税込)もかかります。
追加で購入する必要がないのでシンプルな料金体系なのですが、それでも値段が高すぎますよね。
我が家はこれまでたくさんの幼児教材を使っては比較してきましたが、その中でも異色の教材であり、そして高額な教材になります。
子供1人が使うにはかなり高額なので、兄弟や姉妹がいる方が切り替えて使う場合はお得だと思いました。(兄弟・姉妹は3人まで無料)
天神幼児タブレットのメリット7つ
天神幼児タブレットのメリット(良かった点)を7つまとめました。
1.幼稚園や小学校のお受験対策に使える
天神幼児タブレット版には知識・数量・言葉・記憶・思考の5つのジャンルがありますが、それぞれの後半はお受験問題になっています。
上の画像は「言葉」のお受験の問題一覧。
文字探し、言葉の感覚、同じ音の言葉、漢字(動物・水の生き物)など。このように一覧には青色で「お受験」と書かれているのでわかりやすいです。
幼児通信教育教材の中でもお受験とハッキリと描かれた教材は少ないです。
幼稚園や小学校のお受験を考えている方におすすめの教材です。
2.記憶力や思考力を養う問題が多い、苦手分野を集中して学習できる
天神幼児タブレット版は5つのジャンルからもわかるように個性的な学習が多い教材です。
特に記憶力や思考力を養う問題が多いのが特徴。これが他の教材とは違うところ。
そのまま暗記するだけではなく、「形が回転した場合の答えは?」というような少し柔軟な頭が必要な問題が後半は増えていきます。
脳の別の部分を鍛えるような教材ですね。
どのような子供に向いているのかというと、「お受験対策」や「苦手分野の強化」に使えると思います。
そして、他の通信教育では物足りなかった方にも向いていると思います。
3.英語学習はアルファベットの練習やフォニックスを先取り学習できる
幼児教材の中には英語学習は別教材だったり、対応していない教材もありますが、天神幼児タブレットには含まれています。
アルファベットの練習やフォニックスがあるので、英語の先取り学習ができます。
お手本に沿ってなぞり書きで覚えていけますよ。
わからない単語が出てくると、音声ボタンを押してリスニングを聞いてから、問題に挑戦できます。
4.タブレット学習なので親が取り組ませる必要がない。子供自らが楽しんで学習できる
「天神」はタブレット学習ができるので、特に親が必死に学習に取り組ませる必要はありません。
「天神」資料の口コミにも以下のように載っています。
3歳になった時、ひらがな、カタカナを全部読めたので少し遅いかな?と思いましたが、親がやらせているのではなく、全て自分で楽しんでやっているので、あせらないで、見守っていこうと思います。
誰かに言われて書くのではなく、お絵かきが大好きで、絵を描いている時に、遊びながら字も書いているので、天神の良さを改めて感じました。
参考:「天神」資料に同封されている「お便り」より
最初の画面でランダムに出てきた問題に取り組むも良いですし、自由に子供に好きな分野の学習をさせるのも良いと思います。
ウチの娘もタブレットを渡しているだけでした。子供の得意分野・苦手分野がわかって面白いですよ。
間違えた問題があれば、絵と動きのある動画でわかりやすく解説してくれるのもタブレットの特徴。子供も楽しんで何回もボタンを押しています。
5.学習した分だけ貰えるコイン(ゼニー)がモチベーションアップに繋がっている
問題に取り組むと頑張ったら貰えるコイン(ゼニー)が貰えます。これが子供にとってモチベーションになっています。
何度もチャレンジしていてコインの画面を見て喜んでいます。
保護者の方の口コミを見ていても、頑張った分だけ貰えるコインというご褒美はかなり子供のモチベーションアップに効果があることがわかります。
6.オフライン学習なので、インターネットにつなぐ必要がない
天神幼児タブレット版は、タブレットの買い切りになります。基本オフラインで学習できるので、目の前の問題に集中できるのが特徴。
インターネットに繋いで他のところに行き、脱線したりすることがありません。
補足
毎月新しいコンテンツが追加されるようになりました(マンスリーアップデート)。
例えば「歌」や「絵本の読み聞かせ」、赤ちゃん向けの「触ってみよう」など(上の写真参照)。
この追加コンテンツだけインターネットからダウンロードする形になります。それ以外はオフラインでOKです。
7.脳の発達に最も重要な0歳から3歳にも対応
ユニセフの「2001年世界子供白書」では「幼い子どものケア」というテーマで幼児期に脳の発達の重要性が書かれています。
子どもの人生の最も早い時期(出生から3歳になるまで)に起こることが、その後の子どもの生活や青年期の生活に影響を与える(序文より)。
子ども時代の初期には親や家族やその他の成人との間の経験や対話が子どもの脳の発達に影響し、十分な栄養や健康やきれいな水などの要因と同じぐらい大きな影響をもつ。この期間に子どもがどのように発達するかがのちの学校での学業の成否を決め、青年期や成人期の性格を左右する。
(中略)
子どもは適切なスタートを切ることができないと遅れを取り戻したり、持って生まれた可能性を最大限に発揮するのが非常に難しくなる。
なぜ投資が必要か:子どもの権利や人間開発という大目的が幼児期に投資することの議論の余地のない根拠になる。神経科学も生後の3年間がその後の人生に影響を与えることを立証して、反論の余地のない根拠を示している。
ユニセフの子供白書からもあるように、0歳から3歳までに脳の発達がほぼ完了すると書かれています。
3歳から6歳までの時期に関する教材は多くありますが、0歳から3歳に関する幼児向け通信教育はほとんどありません。
0歳〜6歳までが対象となる「天神幼児タブレット版」は、0歳から2歳は親のリードでインプット、2歳からは親子でアウトプットできる教材が豊富にあります。
記憶の問題(1607問)と思考の問題(2155問)が、乳幼児の脳の発達支援に役立ちます。
まとめ
天神幼児コースの専用タブレットは基本オフラインなのでインターネット環境がなくても使えます。
そして専用タブレットは買い切りになります。
天神幼児コースには少し安いパソコン版もありますが、なぞり書きできるタブレット版の方が絶対におすすめです。
パソコン版は親のサポートが必要になったりします。購入される方はタブレット版の方を買うようにしましょう。
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