子供の英語教材・英会話 英検・英語資格

英検4級は何問間違えたら不合格になるの?

英検4級は何問間違えたら不合格になるの?

娘が英検4級に合格しました。レベル、合格率、英検4級対策については下の記事にまとめています▼

この記事の中で合格率を取り上げていますが、実際の合格・不合格の境目は非公開になっています。

しかし娘が英検4級をギリギリの点数で合格できたことから、今回の本題の答えがある程度わかると思いブログに書いてみることにしました。

英検4級は何問間違えたら不合格になるの?」について、具体的な点数を見ながら紹介します。

 

英検4級に合格するには622点以上で、必要でリスニングとリーディングのバランスが必要

英検4級合格:リスニングとリーディングの正解率(正答率)

英検4級に合格するには、1,000点中622点が必要になります。逆に言うと377点間違っていても合格できます。

ただし、リスニングとリーディング(筆記)の両方でバランスよく点を取ることが必要があります。

昔の英検ではリスニング満点、リーディング(筆記)は点数が低い状態でも合格できていましたが、今はどちらもある程度の点数を取らないと合格できなくなりました。

各点を非公開にしているのは、難しくて間違いが多い問題に点数が高くなるようになる仕組みのかもしれません。

リーディング(筆記)は全35問で、リスニングは全30問なので、苦手にしている人が多いリスニング問題の方が1問あたりの点数が高くなっていることがわかります。

英検を攻略していくにはリスニング対策は欠かせないことがわかります。

以上を踏まえて、具体的な点数をもとに何問間違うと不合格になるのかを見ていきます。

 

スポンサーリンク

英検4級は何問間違えたら不合格になるの?具体的な点数をまとめました

英検4級問題

英検4級の合格基準は毎回622点なので、不合格は621点なのがわかります。

それを踏まえて娘の点数といえば625点でした。つまり1〜2問間違うと、不合格となる621点前後なります

今回は、合格基準より3点多取っていたことで合格できた娘の点数をもとに、何問間違えたら不合格になるのかを分析しました。

リーディング312点・リスニング313点

英検4級受験結果詳細(リーディングとリスニングの点数)

  • リーディング(筆記):312点(正答率51%)
  • リスニング:313点(正答率67%)

以上の点数から4点少ないと不合格になります

一例を挙げると、リーディングが308点で、リスニングが313点だったら不合格になります。

リスニングの正答率(正解率)は67%ですが313点。それに対し文法などのリーディングの正答率(正解率)は51%ですが312点です。

ここから判断すると、リーディングは50%以上正解しないと不合格になると思います。

 

リーディング35問中18問正解、リスニング30問中20問正解

英検4級技能別正答数(リスニングとリーディングの正解率とグラフ)

  • リーディング(筆記):35問中18問正解(正答率51%)
  • リスニング:30問中20問正解(正答率67%)

次は正答率で見てみます。以上の点数から4点少ないと不合格になります

これで見ると、リーディング(筆記)は半分ぐらいしか正解していないので点数が低いですね。

リーディングとリスニングの内訳は以下の通りになっています。

リーディング(筆記)の正答率 内訳

  • 大問1:15問中8問正解
  • 大問2:5問中3問正解
  • 大問3:5問中2問正解
  • 大問4:10問中5問正解

リーディング(筆記)大問1は1問1問の文法問題なので、もう少し正解したいところです。

長文問題がある大問4の正解率は半分しかありませんでした。

 

リスニングの正答率 内訳

  • 第1部:10問中7問正解
  • 第2部:10問中7問正解
  • 第3部:10問中6問正解

リスニング第1部は絵を参考にしながら、正しいものを選ぶ問題。

第2部は対話を聞き正しいものを選ぶ問題。第3部は英文を聞き正しいものを選ぶ問題。

英文を聞き取る第3部は多く間違ってはいますが、それでも合計67%正解しているので及第点と言えるでしょう。

以上の点を少し下回ると不合格になります。

 

英検4級に合格するための対策は?

英検4級合格証明書

英検4級の合格基準点より3点高かったデータを紹介しました。以上のことから以下のようにすれば合格できると思います。

  • リーディング(筆記)・リスニングで苦手な分野を最低でも半分以上正解する必要がある。できれば60%以上ほしい
  • リーディング(筆記)・リスニングで得意な分野の正答率(正解率)を65%〜70%に上げることが必要
  • 得意分野で65%〜70%点を取り、苦手分野を最低50%以上取る
  • 苦手な分野を減らし、リーディング(筆記)とリスニングをバランスよく正解する

重要なのは、点数ではなく正解率(正答率)の方

リーディング(筆記)・リスニングのどちらか得意な方を65%〜70%点を取り、苦手な方を50%以上取るように対策しましょう

リスニングが得意で、リーディング(筆記)が苦手な場合、リスニングの正答率(正解率)は67%で313点になるので、リスニングで65%以上点を取らないと合格できないのがわかります。

ただし、リーディング(筆記)で65%以上点が取れる場合は、リスニングが60%以下でも合格できると思います。

娘はDWEユーザーですが、試験3ヶ月までからは対策していなかったので、リスニング力が少し低下していました。

しかし苦手なリーディング(筆記)はと言うと、3ヶ月までは毎日10問過去問対策(大問1対策)をしていたのと、中学になり授業で文法を学習しているのが良い方向に進んだようです。

中学に入学して2ヶ月で英検4級に臨んだので、直接影響があったのかはわかりませんが、リーディング(筆記)で1〜2問いつもより正解できたことから合格できたのだと思います。

いつもはギリギリで不合格が多かった中、今回はギリギリで合格できたところを見ると以上のようなことがいい方向に進めたのだと思います。

その他の英検4級対策については「英検4級に合格!レベル、合格率、その対策について紹介」にも書いているので続けて読んでみて下さい。

DWEに興味がある方は下の記事に詳しく紹介しています▼

もっと詳しく

  • この記事を書いた人

おにぎり

・運営者名:おにぎり
・一児(娘)の父

公立大学や私立中高一貫校で12年間勤務。塾講師の経験もあり。図書館司書資格も取得。現在はWebサイトの作成・運営を中心に活動中

「子供英語教材(DWEディズニー英語システム)」「幼児教材や小学生の通信教育教材」「育児」や「子供とお出かけ」のブログを始めて11年目。経験をもとにブログを書いています。

SNSフォローはお気軽にどうぞ

-子供の英語教材・英会話, 英検・英語資格