子供の食事については毎日のことなので、できるだけ早めに自力で食べられるようになってほしいという思いがありますね。
5~6歳(年長)になっても、食事については結構ムラがあります。今日はしっかり食べても、次の日は全然ダメ。
席を途中で立つことが多く叱ってばかり。日々これの繰り返しです。
ただ、幼稚園ではしっかりできているようなので、それだけが救いです。
そんな娘があまりにも座って最後まで食べないので、一つ工夫をしてみました。それがなかなか効果的なので、色々と応用が効きそうです。
子供が最後まで座って食べない原因と座って最後まで食べてもらうための工夫「がんばりシート(=約束シート・お手伝いシート)」についてご紹介します。
子供が座って食べないのは親の責任でもある
我が家は平日はテーブルで食事をしますが、土日祝の晩御飯だけはソファに座ってテレビを見ながら食べるという特別ルールを設けています。
このように土日祝日だけいつもと違うことをしているのも関係して、普段から子供がテーブルにずっといない、途中で離脱する、最後まで集中して食べないということが起こっているのでは?と感じています。
また、平日朝は時計代わりにEテレなどのテレビを付けているのもあります。テレビが原因で途中で席を離れてしまうことが結構あります。
子供が5~6歳の年長にもなって座って食べないというのはこのようにテレビを付けている時間帯を設けている親の責任があるのでしょうね。
絶対テレビを付けないということを続けていれば、最後まで座って食べるようになるとは思いますが、あまりにもストイックすぎるので途中で変更したりしてきました。
そんなことをしている我が家ですが、何とか日常の食事も最後まで集中して食べてもらいたいという思いが強く、色々考えて試してみました。
その中で一つの工夫が「がんばりシート」です。これがウチの娘には効果的でした。
がんばりシートで目標を作ったら成功
1ヶ月(31日)カレンダー状になったシートに、目標が達成したらシールを貼ったり、色を塗ったりする「がんばりシート」というものがよくあります。
以前書いた「トイレトレーニングのシール台紙」と似たような感じです。
子供をやる気にさせる手段ですね。がんばりシートは別名「ごほうびシート」や「お手伝いシート」「やくそくシート」とも言われています。
我が家は幼児ポピー「ポピっこ」を継続しているので、そのシートが毎月入っていました(上の画像参照)。
これまで使わずに捨てていましたが、「もしかしてこれが使えるのでは?」と感じ急きょ使ってみることに。
幼児ポピーの場合は、月の初めに約束事を一つ決め、毎日その約束を達成すると色を塗るというシートです。
このような「がんばりシート」は自作できますし、結構色々な所にあるので活用してください。
がんばりシートは子供が毎日見る場所に設置するのが効果的
がんばりシートは子供が毎日目にする場所に設置するのが効果的です。
我が家はテーブルに汚れてもいいように透明のカバーをかけているのですが、その間にこの約束シートを挟むことにしました(上の画像を参照)。
このようにすると子供が毎回座って食べる時に、がんばりシートの「座って最後まで食べる」という目標の話ができますし、子供自身もやる気になっています。
子供はこのシートが「ランチョンマット」見たいと言って喜んでいますよ。
がんばりシートをしてもうすぐ1ヶ月、毎回成功というわけではありませんが、以前よりもはるかに向上、座って集中して食べられる時が増えました。
「今日は色を塗れるかなぁ」と言いながら頑張っています。
最後まで食べられたら色を塗ることができるという単純なことですが、このように目先の目標があると子供自身がやる気になっています。
最後に
毎日続く子供との食事のやりとり、最後まで座って集中して食べるということが「がんばりシート」のおかげで増えました。
親が言葉でやる気にさせようとしても全然いう事を聞いてくれませんが、単純に目先の目標を設定してあげるだけで食べるようになりました。
ウチの場合はこの「がんばりシート」をこれまで使わずに来ましたが、今回の食事以外にも色々と使えだと感じています。
うちは年長なので次からは「人の嫌がることをしない」や「片付けをする」「洗濯をたたむのを手伝う」など、本当にやってほしいことを目標にさせようと思います。
子供が毎日嫌がって困っているようなことを「約束事」として書き、達成するとシールを貼ったり、色を塗ったりするというのはありだなと今頃ですが実感しました。
もし子供が毎日嫌がっていて困っていることがあれば、それを「がんばりシート」の目標にして試してみてください。
1ヶ月経ち色が一杯塗れたら、がんばりシートの裏に表彰状を作ってあげると喜びますよ。
「育児の悩み」について色々書いているので、あわせて読んでくださいね。