子供が生まれる前は、子育ては子供目線で寄り添っていけば大丈夫だろうという思いがありました。
しかし実際に子供を育ててみてわかったことは、親が思っているようには子供は育たないということです。
幼児の頃は特に悩んでいて(もちろん今でも悩んでいますが)、「子育ては楽しい、簡単」とママ友が話しているのを羨ましく思ったり、アドバイスをしてもらったりしました。
しかし、アドバイスしてもったことがうちの子供には全く効果がないのです。
そんな悩みを持ちながらも月日が経ち、現在子供は小学3年生。
今だから言えるのは「子育てが楽しい親」と「子育ては難しい、辛い親」と両者がいて、それは親が原因というよりは、どちらかと言うと子供の性格や特徴の方が起因しているのです。
子供の性格や特徴を見ながら、子育て論というのは他の家族(子供)には当てはまらなず、役に立たないということを紹介します。
「子育ては楽しい」と感じている親の場合、子供は基本素直
「子育ては楽しい」と話しているママ友の話を聞いていると、うちの子供とは全く異なっていて羨ましく思ったものです。
当時は「親の話し方や対処法により、子供の行動は変わってくるものだ」と何度も言われたので、アドバイス通りにしていました。
しかしうちの子供にはそのアドバイスは役に立ちません。
色々聞いていると、「子育ては楽しい」と言っている親の子供は基本的に最低限のことはできるのです。これだと叱らない育児ができますね。
親が言ったことは「はい!」や「わかった」と言って積極的にやってくれます(日によってぐずるのは置いといて)。僕も子供とはそういうものだと子供を育てるまでは思っていました。
自分が子供の時の記憶では、親から叱られると次からは叱られないようにしたものです。
このように親から言われたことは、次からは言われないように頑張ろう、変えていこうと思うものが子供だと思っていました。
子供は純粋であり、親の言うことを半分以上(または半分ぐらい)は聞き、素直であるもの、これが子供そのものだと感じていたのです。
子育ては難しく辛いと感じている親の場合、子供はほとんど言うことを聞かずに嫌がる
「子育ては楽しい」と話す親からよくアドバイスを貰っていました。
アドバイスの内容と言えば、どうしたら子供が嫌がらずに服を着替えたり、ご飯を食べたり、歯を磨いたり、小学生なら宿題をしてくれるのかなどです。今でもアドバイスを貰ったりしています。
しかし、そのアドバイスの通りにしてみても、うちの子供には全く役に立ちません。
よく「多くを求めすぎでは?」言われたりしましたが、そうではありません。
親としては生活をするための最低限のことをしてほしいだけなのです。しかしそれすらしてくれないのでメンタルが崩壊。
まず朝は着替えない、ご飯を食べるのが遅すぎる、歯を磨くのを毎日言われないとしないなど。小学生になってからは宿題を始めない、毎日嫌がるなど。
もし幼稚園や小学校がなければ、ある程度は放っておけばいいでしょう。しかしそういうわけにはいかないので、親は注意したり、最終的に叱らざるを得ないのです。
親としては「最低限の生活習慣」や「危険なことを辞めてほしい」というこの2つのことだけをしてくれたら、他には何も言いません。
しかし、うちの子はその中の1〜2割しかしないため、毎日同じことの繰り返しが続いています。
このような子供だと「子育ては難しい、辛い」というのがわかってくれるかと思います。親は特に多くを望んでいないのです。
まとめ
家族が楽しくハッピーに暮らしていくには、全員が最低限のことをして、お互いを尊重する必要があります。
我が家の場合は、子供が基本的にほとんどのことを嫌がるので、毎日叱っていて、その結果、ギスギスとした生活になっています。
「あぁ〜、子育てって思っていたのとは違った、辛い」というのが、我が家の子育てになります(現在進行形)。
基本的に子供が素直である場合、最低限のことはできるので、何も言う必要はありません。それらのことをうちの子もしてくれたら、叱る必要がないので、我が家も「育児は楽しい」ってなるのですが…(苦笑)。
このように子供というのは全員が同じではありません。最低限のことすら聞かない子供もいるので、そのような子供を育てている場合は、他の人からの色々な子育てアドバイスはほぼ役に立ちません。
「では、どう対処すれば良いの?」については、子供の特徴や性格から判断して対応していくしかないのです。
愚痴っぽくなってしまいましたが、要は「色々な子供がいる」ということを言いたかったです。
小学生になってからは一部ですが出来る日もあります。最低限のことを子供ができれば、褒めてあげるようにしています。
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