昨年、ペットマトの枝豆を栽培しましたが、日照不足の為、失敗。
今年は西日の強い部屋に引っ越ししたのもあり、再度チャレンジしてみました。今年は黄金プチトマトにしました。
8月15日にスタートして、11月下旬に無事プチトマトの栽培に成功しました。水耕栽培の方法や育て方のコツもあわせてご紹介します。
今年はペットマト2「黄金トマト」を栽培
ペットマトはペットボトルを使って野菜を栽培することができます。水耕栽培の簡易版ですね。
近所のスーパーで売っていました。夏の自由課題によく売れているそうです。
マンションや団地などでは花や野菜を育てられませんが、育ててみたい方に最適です。また小さな子供がいる場合は、植物が育って行く過程を見せられるのでオススメです。
今回、黄金プチトマトを栽培しました。簡単な説明書によると、約3ヶ月で食べられるそうです。
8月15日からスタートしました。ということは出来るのは11月中旬!スゴイ先の話ですね。のんびり育ててみました。
黄金プチトマトの水耕栽培をスタート
ペットマトを開封すると種・あっぷさんど・ハイポネックス・スプーン・支え棒などが入っています。
ペットボトルに水を入れ、綿のようなものの上に種を3つ植えました。
種の上に「あっぷさんど」を入れました。砂の代わりのようなものです。そして最後に、水を少しだけかけました。
8月15日夏真っ盛りの時にスタート。太陽の場所に置いています。
「ペットマト2」黄金プチトマト成長の過程
8月21日:たった6日で双葉(子葉)が出てきました。種3つとも育っています。現在は子葉というそうです。
8月28日(13日目):少しだけ本葉が出てきています。現在は本葉と言わずに葉だそうです。
3つともすくすく育っていましたが、間引きをする必要があるため、一番元気な一本を選びました。可愛そうですが仕方がないですね。もっと大きな場所で育ててあげたかったです。
9月8日(24日目):葉がすくすくそだっています。西日がキツイので茎がしっかり育っています。
9月16日:種まきから丁度1ヶ月経ちました。
家にいる時は午前は南側に置き、午後からは西日の場所に移動させました。太陽にあたるとスクスク育ちます。
9月30日:1ヶ月と15日目の様子。葉の一つ一つが大きいですね。茎が木のようにしっかりしているのがわかります。
10月16日:種まきから丁度2か月目の様子。葉が生い茂り、上の方に花が咲きそうです。
10月19日:2ヵ月と3日目に黄色い花が咲きました。
黄金プチトマトの花は黄色でした。トマトの花を見るのは初めてです。
10月20日:花はあっという間に萎れ、トマトの実が出来てきました。ついにキター!
10月24日(2ヵ月9日目):プチトマトがどんどん成長中。
黄色い花が咲いてはすぐに枯れて、トマトにかわります。人工授粉をすることと書かれていましたが、全くしなくてもすぐにトマトになりました。
11月3日(2ヵ月19日目):プチトマトがはちきれそう。これを見ていると皮が分厚くて固そうですね。
11月20日:種まきから3ヶ月と5日目、ついに黄金プチトマトを収穫しました!黄金というよりはレモン色になりましたよ。
丁度3ヶ月目に、少し動かすだけでプチトマトが落ちてしまったんです。すると一気に緑色から黄色に変わりました。どうやらトマトが食べごろに近づくと、獲れやすくなるようです。
半分に切るとちゃんと種がありますね。子供が待ちきれないので食べてみました。
うん、しっかりとしたトマトの味がしていますよ。”野生のトマトの味”です。子供と一緒に育てたプチトマトは本当に格別ですね。
2つ食べると、次はまた2つトマトの色が変わってきています。
また2つトマトが食べごろです。毎日見るのが楽しいですよ。
続々変色中。最近では2~3日に1度プチトマトを食べるのが週間になっています。
黄金プチトマトを成長させるためにしたこと
実はたいしたことはしていないのですが、これだけはしたこと、またこれが成長のコツだというのを挙げてみます。
- ペットマトが水に浸からなくなったら、水を入れ替えること
- 同時に「ハイポネックス」を付属のミニスプーンに1杯入れること
- 太陽が十分にあたる場所に置く、又は置き換えること
実はたったこれだけで育ちました。重要なのは太陽。午前は南側に置き、午後に西側に移動させました。
真夏に始めたので日照時間が長かったのが良かったです。茎もしっかりと育ちました。途中から雨ばかりの日が続きましたが、種まきから葉が育つ前半にに太陽を十分に与えられたので成長しました。
8月15日からスタートしましたが、7月に始めていればもっと成長が早かったかもしれません。11月になるとやはり日照時間が減りますからね。
どんどん成長すると1週間に一度の水替えが、3日に1度の水替えになりました。どんどん水を欲しているのがわかりましたよ。
成長させるためのコツを総合すると、太陽の日照時間と水替えですね。たったこれだけです。後、人工授粉も特にしていなくてもトマトになりました。
太陽に1日当てすぎると暑さで弱ってしまうので注意
次年度にも同じくペットマトを栽培しましたが、その時に夜に部屋に戻すのを忘れていた時がありました。
次の日に見てみると、全ての葉がクタクタにしおれていました。夏は夜の温度が高いので、1日中高温だとトマトが育たないことがわかりました。
大至急、冷たい水に変えハイポネックスを入れて、半日部屋の涼しいと所に移動したところ、次の日に復活。
前日は全てがしおれていたので、もうダメかなと思いましたが、復活しましたよ。
トマトも夏バテするんですね。必ず夜は部屋に入れるのを忘れないようにしましょう。
最後に・感想
「ペットマト2」黄金プチトマトの種まきから子葉、葉、黄色い花、トマトの実、プチトマトの収穫、食べるまでをご紹介しました。
デジカメの画像には撮影日が情報としてあるので、正確に日付まで書くことが出来ました。
子供が見える場所に置いていたので、水替えやハイポネックスを入れるのを手伝ってもらいました。一緒に育ててきたので、子供も成長を楽しめたし、野菜を作る仕組みや楽しみがわかってもらえたと思います。
一番重要なのは日照時間ですね。これがあるだけですくすく育ってくれます(これが無かったので枝豆は失敗しました)。家の中だけなので虫も来ないので、水耕栽培はおすすめです。
次は、イチゴを作ろうかと話しています。取扱店はスーパーやホームセンター。また暖かくなったらスタートします。
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