お知らせ「堺まちループバス」は2018年3月25日で運行が終了となりました。
この記事の途中から出てくる「堺おもてなしチケット」については引き続き販売されているのでそちらは利用できます。
この記事は過去記事になります。以上を踏まえて読んでください
以前、「堺を横断、堺⇔堺東間は南海バスの堺シャトルバスが快適便利」という記事で、堺市を横断する便利なバスについて書きました。そのバスよりもさらに便利なバスが運行しています。
名称は「堺まち旅ループ」というバスです。土日祝しか走っていませんが、堺東駅、三国ケ丘駅、百舌鳥駅、御陵前、旧堺港、堺駅、宿院駅などを結ぶ超便利ばバスですよ。
「堺まち旅ループ」の運行ルートマップ(地図)、時刻表、主な観光地、1日乗車券「堺おもてなしチケット」の2種類の情報と販売場所をまとめてみたのでご紹介します。
「堺まち旅ループ」バス情報
- 堺東駅を起点に反時計まわり(左回り)する観光周遊バス
- 南海高野線、阪堺電鉄、南海本線、JR阪和線の主要駅に停車する
- 運行曜日:土曜、日曜、祝日のみ運行
- 運行:堺東駅前8:30発、最終便:17:30発
- 1時間に2便運行、1周約60分
- 料金:大人220円、子供110円(1乗車)
- お得な1日乗車券あり(下に詳しく紹介)
- 定休日:12月29日~1月3日(年末年始)
- 南海バス(1日乗車券は阪堺電車も乗車OK)
土日祝のみですが、便利なバスが出来ました。堺市内は縦に主要電車があっても横に横断する電車が無いので、これまでバスを乗り継いだりしないと観光できなかったんですよね。これで一度に複数の観光名所を見て回ることが出来ます。
残念なのは反時計まわりしか走ってないということです。一駅右に行きたい時は60分乗っておくか、他の選択肢が必要になります。これは残念ですね、右回りもよろしくお願いします。
では「堺まち旅ループ」バスの運行ルートマップを見ながら主要バス停をチェックしていきましょう。
「堺まち旅ループ」バスの運行ルートマップ
- 南海高野線・堺東駅
- JR阪和線・三国ケ丘駅
- もず駅前・JR阪和線・百舌鳥駅
- 堺市博物館前
- 阪堺線・御陵前
- 阪堺電車・宿院駅
- 南海本線・堺駅
上が電車の駅又はその付近に停車するバス停になります。数字は上のルートマップの数字なので、照らし合わせてみてください。
南海バスが運行していますが、南海本線・高野線以外にも阪堺電車やJR阪和線主要駅にも停車しているので便利ですね。
2017年8月より「堺まちループバス」の運行ルートと時刻表が変更になっています(地図変更済み)。旧堺灯台、大浜周辺には行かなくなりました。注意してください。
「堺まち旅ループ」バス時刻表
堺東駅前バス停乗り場をスタートします。時間は40分に1本。9:10、9:50、10:30と40分毎に続いていき、1周回って堺東駅前に戻ってくるルート。最終が17:39発まで。
40分に1本しかないので、乗り遅れると40分待ちになります。下のバス時刻表で確認しておきましょう。
印刷かPDFをスマホに保存しておくのがオススメです。iPhoneなどのiOSは「iBooks」に保存しておくと便利ですよ。僕はいつもそうしています。
主な観光地
- さかい利晶の社(さかいりしょうのもり):千利休屋敷跡に隣接した観光エリア。千利休や与謝野晶子など堺の歴史文化の魅力を発信
- 仁徳天皇陵古墳
- 堺伝統産業会館
- 与謝野晶子生家跡
- 開口神社(あぐちじんじゃ)
- 南宗寺
- 阪田三吉記念室
- 堺市茶室
- 堺市博物館
堺市の観光地を「堺まち旅ループ」バスで一度に観光出来るのはとても便利ですね。リンク先を確認してもらうと、どういう観光地かわかるようになっています。
新しくオープンした「さかい利晶の社」にも行くことが出来ますね。
1日乗車券「堺おもてなしチケット」の2種類
1日乗車券「堺おもてなしチケット」には「阪堺拡大版」と「南海バス拡大版」の2種類があります。
1.阪堺拡大版
- 1日乗車券「堺おもてなしチケット」阪堺拡大版
- 大人700円、子供350円
- 有効区間①:阪堺電車:全線
- 有効区間②:南海バス:堺市内の指定エリア内
阪堺電車全線OKの1日乗車券。その分、南海バスを利用できるエリアが堺市の指定エリアのみに限られています。
2.南海バス拡大版
- 1日乗車券「堺おもてなしチケット」南海拡大版
- 大人:500円、子供250円
- 有効区間①:阪堺電車:堺市内(我孫子道~浜寺公園前)
- 有効区間②:堺市内のワイドエリア内
阪堺電車が堺市内の我孫子道駅から浜寺公園駅までに限られている分、南海バスがたくさん利用できるようになっています。
堺市内在住の方は下の「南海バス拡大版」の1日乗車券がお得ですね。また天王寺駅で阪堺電車を利用される場合は「阪堺拡大版」がお得です。
両方の1日乗車券のルートを見比べて、利用される方を使いましょう。
より詳しくは阪堺電車の1日乗車券の記事に詳しく紹介しています。あわせて読んでみて下さい▼
【関連】阪堺電車は2種類の1日乗車券があるよ、料金や購入場所など
最後に
「堺まち旅ループ」バスの運行ルートマップ、時刻表、主な観光地、1日乗車券「堺おもてなしチケット」の2種類の情報と販売場所をまとめてご紹介しました。
土日祝限定ですが、堺市内を観光される方はかなりお得ですね。阪堺電車や南海バスを組み合わせた1日乗車券もお得です。
僕も「堺まち旅ループ」バスにあわせて堺市観光してみようっと。堺市内を複数観光される場合は「堺まち旅ループ」バスを利用してみてはいかがでしょうか。
【関連】堺を横断、堺⇔堺東間は南海バスの堺シャトルバスが快適便利
【関連】松尾芭蕉も来た、住吉大社の旧参道や常夜灯に思いを馳せる