久々にスルッとKANSAIが、関西私鉄乗り放題のチケットを販売します。名前は「関西(カンサイ)スルーパス2dayチケット」です。
以前は3dayチケットというのがありましたが、その後継として2dayチケットになりました。
このチケットが昔から大好きでよく利用しているのでお得に使える方法をまとめました。
スルッとKANSAI「関西(カンサイ)スルーパス2dayチケット(2020年版)」の利用期間や料金などの概要と、「どのエリアに行ったらお得に使えるのか?」を簡単に紹介します。
さらに詳しく
「関西(カンサイ)スルーパス2dayチケット」の利用期間は終了しています。
2021年度の販売がスタートしたら、この記事に追加します。
スルッとKANSAI「関西(カンサイ)スルーパス2dayチケット」とは?
名称 | スルッとKANSAI「関西(カンサイ)スルーパス2dayチケット」 |
料金 |
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販売期間 |
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有効期間 |
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利用可能な電車 | 叡山電車・大阪メトロ・大阪モノレール・北大阪急行電鉄・京都市営地下鉄・近鉄・京阪・嵐電(京福電鉄)・神戸高速・神戸市営地下鉄・神戸電鉄・山陽電鉄・泉北高速鉄道・南海・阪急・阪神・比叡山坂本ケーブル・ポートライナー・六甲ライナー |
お得なポイント |
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スルッとKANSAI「関西(カンサイ)スルーパス2dayチケット」とは、大人4,400円、小学生2,200円で2日間、関西の私鉄・地下鉄・モノレールが乗り放題になるチケット(切符)です。
JR以外の関西の電車を利用することができます(近鉄電車は途中の駅まで)
※以前は3dayで5,000円でしたが、年月が経ち2dayで4,400円になりました。
この2日間は連続する必要はありません。例えば9月に1回使って、10月に1回使うような利用の仕方です。
改札に「関西(カンサイ)スルーパス2dayチケット」を通すと、カードの裏側に乗車した日付が印字され、その日1日乗り放題が有効期間中2回乗れるというわけです。
では次の章では、どのようなエリアまで行くとお得になるのか、についてスルッとKANSAI利用歴10年以上の僕がまとめてみました。
スルッとKANSAI「関西スルーパス 2dayチケット」をお得に使う方法3つ
スルッとKANSAI「関西スルーパス 2dayチケット」をお得に使う方法を3通り紹介します。
1. 利用可能エリアの一番遠いエリアに行く
出典:スルッとKANSAI「関西スルーパス 2dayチケット」ご利用可能エリア(PDF)
まずは一番わかりやすい方法です。今までいった事がなければ、まずは一番遠いエリアまで行きましょう。
例えば、①姫路、②比叡山延暦寺&石山寺、③高野山、④和歌山市&和歌山港など。
僕もスタートは姫路、比叡山、高野山でした。高野山なんて、こういう機会がなければなかなか行けないですからね。
モデルコース1:姫路
姫路までは、阪神梅田駅から特急が出ています。阪神電車と山陽電鉄が相互乗り入れをしているので、直通で山陽姫路駅まで行けますよ。
ただしJRより遅いのは覚悟して、のんびり行きましょう。
帰りに時間があれば、途中下車して明石大橋を見たりするのもおすすめです。
モデルコース2:比叡山&石山寺
京阪三条駅から御陵駅まで京都市営地下鉄東西線で。そこから京津線で浜大津駅まで。
最後に、石山坂本線でのんびり北の延暦寺と南の石山寺を観光するのは最高です。
このコースだと、琵琶湖が大きく見えるので浜大津周辺を歩いたり、ケーブル坂本駅からケーブル延暦寺駅まで行ったりするのがいいですね。
見どころ満載です。
モデルコース3:高野山
残念ながら南海の特急が使えないので、それ以外の急行などの電車で南海高野線終点の極楽橋駅に行きます。
(特急サザンの自由席は乗れますが、車両数が少ないので時間帯によっては混雑しています。)
そこに着くとすぐケーブルに乗り高野山へ。
高野山に着くと、「関西スルーパス 2dayチケット」はバスにも乗り放題なので、高野山周辺を散策するのがおすすめです。
高野山は歴史上の人物のお墓がたくさんあるのでびっくりしますよ。温度が少し低いのを感じると思います。
モデルコース4:和歌山市&和歌山港周辺
南海本線に乗って和歌山市駅や和歌山港に。和歌山城や海の幸を食べるのはいかがでしょう。
途中下車して関西空港周辺に行くのもいいですね。
僕は幕末好きなので、歴史散策でよく出かけています。
2. 距離のある2つのエリアに行く(観光+スポーツ観戦など)
夕方までは遠いエリアに観光に出かけ、夜になるとサッカー観戦(万博・長居)や野球観戦(ドーム前・甲子園など)などの場所に移動するというコースです。
これだと2つのエリアに行くので、「関西スルーパス 2dayチケット」の料金以上になります。この方法は色々な場所に行けますね。
例えば、叡山電車で鞍馬へ行き、夜は試合を見に行くというプランです。
3. 片道1,100円以上のエリアに行く
スルッとKANSAI「関西スルーパス 2dayチケット」の料金4,400円を2日間で割ると2,200円になります。
1日乗り放題なので(帰宅する必要があるので)、往復します。片道1,100円以上の場所、あるいは途中下車などをして1,100円以上になる場所に行くと、料金の元が取れます。
ついつい遠くに行こうと無理をしすぎますが、近場でも乗降りを繰り返すとそれぐらいの金額になります。
バスにも乗れるので、奈良などに行くと便利ですね。
最後に
初めてスルッとKANSAI「関西スルーパス 2dayチケット」を使われる方は、利用可能エリアの一番遠いエリアに行くのがおすすめです。
こういう機会はあまりないので、まずは遠い所から。過去に行ったからどこに行こうか迷っている方は、行きたい場所を複数決めて行ってみて下さい。
いきなり行くのではなく、必ずプランを立てましょう。このプランをたてるの過程や準備も楽しいですよ。
関西の私鉄電車・地下鉄・モノレールをほぼ利用することができます(JRは不可。近鉄電車は途中まで)。
自分たちで行きたいプランを立てて、スルッとKANSAI「関西スルーパス 2dayチケット」を有意義に使ってみてはいかがでしょうか。
約280施設で割引などの特典もあります。