小学生通信教育の中から、今回は「ワンダーボックス」を始めて見ることにしました。
その理由は、子供が小学生になっても同じ学年の子供たちに比べ学習レベルが追いついていないことから、IQや学力を上げたいという考えがあったからです。
より詳しくは、この記事最後のワンダーボックスの効果で書いています。
ワンダーボックスは他の通信教育とは大きく異なります。
特徴、対象年齢、月額料金に加え、その効果についても紹介します。
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ワンダーボックスとは?その特徴
通信教育「ワンダーボックス」の特徴についてです。
ワンダーボックスとは?アプリ(デジタル)とキット(アナログ)の両面から学習できるのが特徴
ワンダーボックスとは、国語や算数などの小学校の科目を学習するのではなく、考える力を養ったり、空間認識能力を高めたりする教材集です。
なので、漢字や計算問題などは入っていません。←お間違いないように。
- 思考力:「?→!」の繰り返しを楽しめるようになる
- 創造力:こだわりをたっぷりこめて頭(アタマ)と手を動かせる
- 意欲:できない・わからないを面白いに変える
参考:ワンダーボックスは子どもの「3つのC」を引き出します(ワンダーボックス公式サイトより)
ゲームや遊び感覚で学習できるので、子供は夢中になって遊びながら思考力や想像力が育っていきます。
ワンダーボックスは大きく分けると「アプリ」と「キット」の両面から学習します。
- アプリ:デジタル教材、タブレットのアプリを使って学習
- キット:アナログ教材、毎月3つほど教材が届く、対象年齢にあわせた工作、迷路、パズルなどの教材を学習
ここからは、アプリとキットを具体的に紹介します。
1.ワンダーボックスのアプリ:デジタル教材
ワンダーボックスの1つ目の教材「アプリ」から。
デジタル教材は公式サイトより申し込みをすると、アプリをインストールし、アカウント(IDとパスワード)を入力するとすぐに使うことができます。
※実はすぐに使えることを我が家は知らなかったので、1週間ほど何もせずに待っていました(苦笑)。
2ヶ月目からの追加配信については、次月のキットを開封し問題の解答を入力すると使えるようになります。
アプリの一つ「モアイめいろ」より。クマがモアイを動かし、ゴールに辿り着く迷路問題。
モアイは前にしか押せません。これは第一問なので簡単ですが、続けていくとどんどん複雑になっていきます。
ゴールすると、コングラッチュレーションと祝ってくれます。
別の迷路問題もあります。ハシゴや橋を渡りながら、岩を避けてゴールに辿り着く問題。
上に上がったり、下に下がったりします。
最初の方は直感的に矢印を押しながらゴールに行けますが、途中からは一度手を止めて、考える必要が出てきます。
ここからが子供が嫌がるか?、積極的にチャレンジするか?の両者が出てくる分岐点。
難しい問題をトライすることが創造力や思考力の上昇に繋がっていきます。
右側に出された問題と同じ条件で、ゴールまでたどり着く問題。
一例だと、赤→赤→青→赤→赤→青という順になぞる問題です。途中からはより複雑になっていきますよ。
その他、重なった立体のキューブを断面切りし、切った後の形を求める問題もあります。
これも得意・不得意と分かれる問題ですね。
最初は上のように簡単な問題ですが、途中から複雑に重なっている形が出てくるので、そこからの取り組みが重要なポイントになります。
ワンダーボックスのアプリがどのようなものかある程度理解できたかと思います。
途中から頭で考える部分が入ってくるので、普段使っていない脳を養うことができますよ。
以上のような問題はほんの一例。
問題数も種類も豊富に入っているので、簡単に全部解けるということはありません。
このデジタル教材は、子供が遊びすぎないように、毎日使える時間と休憩時間を設定できます。
例えば「毎日50分だけ」「10分に1分は休憩タイムを設ける」ということができます。なかなか良く出てきます。
2.ワンダーボックスのキット:アナログ教材
ワンダーボックスの2つ目の教材は「キット」です。このキットは申込みしてから10日ほどで家に届きます。
- 初回のみ、申込後に届く
- 2ヶ月目以降は、前月月末日までに届く
宅急便ではなく、郵便で届く厚さです。
キットの外箱を開けると、大きく3つのアナログ教材が届きます。
- メカニクスラボ:小学生〜
- ハテニャンのパズルノート:幼児・小学生がある
- ペタリーと6つのとびら:小学生〜
上は一例です。ウチの娘は小学4年生なので、小学生向けのキットが入っています。
幼児の場合は、学齢に合わせた教材が届きます。
対象年齢にあわせたキットが3つほど入っています(対象年齢についてはこの記事の後半で紹介)。
「ハテニャンのパズルノート」年齢にあわせた問題が届きます。
これはデジタルではなく、鉛筆を使ってアナログで学習します。
「ハテニャンのパズルノート」を子供が学習している様子。
あわせて5つになるように鉛筆で囲っていく問題。全て同じ数にする必要があります。
最初は簡単ですが、途中からは一問の中に3つ4つと出てくるので、より複雑になっていきます。
デジタルではなく紙の教材なので、子供にも取り組みやすいと思います。
「ペタリーと6つのとびら」シートとシールを使った問題です。
シートを開けると、1から順番に条件の問題がでてきます。この条件にあうシールを貼る問題。
例えばこの問題なら、並び方の法則にあうお寿司のシールを貼ります。
「○○が食べたい」という条件にあったお寿司のシールを貼ります。ここまでは簡単でした。
最後の形にあうようにシールを貼る問題で子供は長時間考えていましたよ。
I字、T字、L字などのシールがあるので、簡単には枠の中に収まりません。
こちらも頭で考える問題になります。
最後に豪華な「メカニクスラボ」。電池やモーターなどが入った工作キットです。
完成するとロボットが歩くようになります。
娘が動くロボットを組み立てたので、Twitterにアップしました↓
先月のワンダーボックスのキット小学生版。 pic.twitter.com/6On695puuV
— おにぎりフェイス@育児・お出かけ (@Onigiriface) February 28, 2022
以上の「キット:アナログ教材」は同じキットが届かない仕組みになっています。
なので上で紹介したキットについては一例になります。
公式サイトのQ&Aにも書かれていありました↓
Q:2年目は同じ教材が届いてしまうのですか?
A:同じ教材は届きません。新しい教材が届きます。
2学年ごとにわかれている教材は、2年分の教材を開発しているため、同じ教材が届くといったことはございません。
3年目以降は一部同じ教材が届くことがございます。予めご了承下さい。
参照:ワンダーボックス公式サイトより
ワンダーボックスの対象年齢
ワンダーボックスは、漢字や計算などが直接は出てこないことから、対象年齢が幼児と小学生で分かれていません。
- 対象年齢:4歳〜小学生(2024年より4つのコースが誕生)NEW
- ジュニアコース:推奨4歳〜6歳(スタート時・年中)
- ジュニアプラスコース:推奨5歳〜7歳(スタート時・年長)
- スタンダードクラス:推奨小学1年生〜小学3年生
- エキスパートコース:スタンダードコース経験者
2024年度からエキスパートコースが誕生したことで、幼児年中から小学生までが対象となりました。
そのため、幼児向け教材と小学生向け通信教育教材の両方に含まれます。
ワンダーボックスの月額料金
ワンダーボックスの月額料金はアプリとキットをあわせた料金です。
- 12ヶ月一括払い:月々3,700円(税込)
- 6ヶ月一括払い:月々4,000円(税込)
- 毎月払い:月々4,200円(税込)
- 送料:無料
- 入会金:無料
毎月払い、6ヶ月一回払い、1年分一括払いの3通りの料金になっています。
他の通信教育と同じく、半年分・1年分を一括払いした方が料金が安くなります。
※1年分と毎月との料金差は、毎月あたり500円安くなっています。
入会金や送料はありません。無料です。
ただし最低2ヶ月は継続する必要があります。3ヶ月目からはワンダーボックスを解約してもOKです。
もし1年分を一括払いしているにも関わらず解約したくなった場合は、残りの差額分が返金されるので、とりあえずまとめ払いでスタートした方がお得ですね。
その他兄弟(姉妹)割引もあります。
二人兄弟なら1人あたり2,775円(税込)、三人兄弟なら1人あたり2,467円(税込)になります。
詳しくは公式サイトで確認して下さい
公式サイトはこちら↓
資料請求で保護者向けパンフレット、体験版ワークブック、無料体験版アプリが使える
ワンダーボックスはSTEAM教育が学べ、IQや学力を上げる効果がある
- STEAM教育が学べる(※)
- 教育のプロチームが制作
- IQや学力への効果
- 充実の保護者向け機能
※STEAM教育とは、Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学・物づくり)、Art(芸術)、Mathematics(数学)の5つの単語の頭文字を合わせた教育概念のこと
ワンダーボックスの公式サイトには選ばれる理由が4つ書かれてあります。
この中で我が家がワンダーボックスをやってみようと思った理由は、IQや学力の効果が期待できるからです。
ウチの娘は幼児期から複数の学習を始めましたが、小学生になってから特に勉強や暗記が苦手で、毎日の宿題をするのが精一杯。
土曜〜日曜を丸々かけて宿題をするという流れになっているのです。その他、図形や表、単純ミスが多かったりもあります。
ウチの娘は小学1年生の時に「他の子どもたちよりも少しゆっくりの発達」と診断されました。つまり、知的発達の境界域(グレーゾーン)ということです。
以上の理由があり、ワンダーボックスに興味を持ち取り組んでみることにしました。
親があれこれ言うとすぐに嫌がったり喧嘩になったりするので、ワンダーボックスを自主的に遊びながら、IQを高めたり、考える力を養うという効果を期待して現在取り組んでいます。
柔らかい地頭づくりをしたい方や、ウチの娘のようにIQを高めたい方に効果が期待できる教材です。
詳しくは公式サイトを確認してみて下さい。
公式サイトはこちら↓
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