NTTドコモのキッズ携帯(キッズケータイ)「F-03J」を購入しました。
購入した理由は子供が学校の登下校時に持たせるためで、積極的に使うのではなくお守り替わりですね。
「イマドコサーチ」やもしもの時だけに電話をかけるようにするために購入しました。
ドコモで売っているキッズケータイは、それほど種類がありません。一般的に売られているのが「F-03J」という機種です。
キッズーケータイ「F-03J」を購入してから約1か月たったので、できること(機能)や使ってみてわかったことを紹介します。
キッズーケータイ「F-03J」でできること(機能)
キッズケータイ「F-03J」のカラーは黄色、青色、桃色の3色あります。その中からピンクを購入しました。
サイズは手に収まるくらいにとても小さいので、落とすのではないかという心配もありましたが、実際手に持ってみると少し重みがあるのと、滑って下に落としにくい形をしているのでその心配はなさそうです。
もちろん使うのは小学生なので、ネックストラップを購入しました。
とてもシンプルで可愛らしい形をしているなと思っていたら、グッドデザイン賞を受賞していました。
一つ何かボタンを押すとライトが点灯し、アナログとデジタルの時計が両方表示されます。
機能はいたってシンプル。四隅のボタンと、中央に十字キーがあり、その中央に決定ボタンがあるだけです。昔のガラケーのような操作になります。
- 左上:メニューボタン、長押しすると鍵がかかる
- 右上:戻るボタン、長押しするとマナーモード
- 左下:受話器ON
- 右下:受話器OFF
メニューを押して各設定を行いますが、最初に親が設定すると子供がわざわざメニューから操作することはほとんどありません。
カメラ機能などはありません。
メニューを押すと6つの絵(アイコン)が表示されます。子供はすぐに画面をタップしたがりますが、決定ボタンは下の十字キーでする必要があります。
- メール
- 電話帳
- 自分の電話番号
- タイマー
- SOS(警察、消防署、海上警察)
- 細かな設定
左上からこのような設定になります。アイコンを見るだけでわかるようになっています。
電話帳
電話帳のアイコンを押すと、登録者の名前と電話番号だけ表示されます(上の画像参照)。
ウチの場合はパパとママだけ。じぃじやばぁばまで登録すると、子供が知らない間に意味なく電話しそうな気がして親だけの登録にしました(苦笑)。
最初にこの電話帳に登録し、次に十字キーにある1~4の番号を押すと、1を押すだけでママに、2を押すだけでママにショートカットで電話をかけられるようになります。
子供は小学1年生ですが、すぐに電話をかけられるようになっていたので、このショートカットキーはとても使いやすいと思います。
履歴
履歴は以下の4つです。
- 受けた電話
- かけた電話
- 伝言メモ
- 場所履歴
そんなに電話をかけたり、かけなおしたりすることがないのであまり見ません。
緊急電話
緊急電話は3つ。
- 警察:110
- 怪我・火事:119
- 海の事故:118
自分以外に、友達が何かあった時、周りの人が何かあった時など、もしもの時に使えます。
細かな設定
設定ボタンでは以下の設定ができます。
- テーマの変更
- 時計
- 音
- 目覚まし
- 本体設定
- あんしんセット
目覚まし設定
目覚まし時計は3つ設定できます。時間を設定しその時間に音を出したければ、左上のメニューで「ON」にできます。
テーマ変更
最初の画面を変更したければ「テーマ」の変更をしましょう。と言ってもキッズケータイなので簡単な変更しかできません。
電話のかけ方
電話をかける時は十字キーから掛けたい番号の人(例えばウチの場合は1はママ)を選択すると、一番上に「電話をかける」と表示されるので、後は中央の決定ボタンを押せば電話が繋がります。
子供がメニューの電話帳から親の番号を探し出すのはタイヘンなので、最初に十字キーにショートカット設定ができるということです。
メールの送り方
「メールを送る」場合も「電話をかける」場合と同じ方法で、十字キーで送る相手を選び、そして「メールを送る」とすると文字を入力できます。
しかし、50音順(縦:あいうえお、横:あかさたなはまやらわ)に表示されたものから、文字を選び決定していくので使いづらいですね。
小学生低学年の場合は使いづらいと思います。実際ウチの小1には難しいので、メールの説明はしていません。説明したのは電話のかけ方だけです。
防犯ブザー
本体の上側が防犯ブザーになっています。引っ張るとかなりの大きさで音がなるようになっています。
ウチの場合は学校で配られている防犯ブザーがあるので、キッズ携帯の防犯ブザーの引っ張り口は外しました。
▲付属の防犯ブザーはこの個所から取り外しができます。
本体上が防犯ブザーの引っ張り口で、本体下がネックストラップ用になっています。
使ってみてわかったこと
充電用アダプターは純正が良い。USB充電は不安定で完了までに時間がかかる
充電は本体左にあるUSB端子にさして行います。
最初は家にあるUSBバッテリーで充電するつもりでしたが、実際に使ってみると充電に時間がかかりすぎるのと、差込口付近が上下にグラつきやすく、途中で充電から外れてできないようになります。
充電は頻繁にするのでストレスのない充電用アダプターを別途購入しました。
充電用アダプターは別売り
キッズケータイの充電用アダプターは残念ながら別売りです。親はApple製品を使ってきていたので、充電器が別売りなのには驚きました。
「ACアダプタ05」という富士通の充電用アダプターを購入。これは予想外の出費でした。
写真左が「ACアダプタ05」で、写真右が「ACアダプタ05」を使って充電している様子。
キッズケータイの本体に料金がかかる
なんとキッズケータイには本体料金がかかります。本体代は約1万円(10,368円)。これは高すぎますよね。
たまにドコモショップでもキャンペーンが行われていて、本体代0円の時があります。新入生入学などの時は結構キャンペーン価格が多いようです。
我が家はタイミングよく0円で購入できましたが、充電用アダプターは代金を別途支払いました。
(Twitterで「ドコモ、0円、大阪」などで検索するとたまに見つかったりもします。)
キッズ携帯が2つ折りでないので、子供が誤動作する
実際に使ってみた中で一番よくあるのが、子供から誤動作で電話がかかってくることです。
メニューボタンを長押しすると、どのボタンを押しても反応しない鍵をかける設定がありますが、これをすると小1だと解除が難しいこともあり、特にその設定をしていません。
それゆえに子供がカバンから何かを取り出したり、入れたりするときにキッズケータイにあたり、親に電話がかかってしまうのです。
親は「何ごとやろ?」と電話にでるとカバンが「ゴソゴソッ」と何かを入れている音だけが聞こえてくることがよくあります(苦笑)。
2つ折り携帯でないので、このような誤動作することがよくあります。もう少し大きくなったら誤動作しない、鍵の設定を教えるつもりです。
イマドコサーチのGPS性能が地下だとイマイチ
ドコモのキッズケータイは「イマドコサーチ」という機能があり、子供の携帯の場所を地図で教えてくれるという便利機能があります(別料金)。
これを期待していたのですが、地下鉄だと実際にいる場所とはかけ離れた場所が地図に表示され、期待していた機能はイマイチでした。
外だとほぼ正確ですが、地下ではGPSが正しく表示されないことが多いです。
「イマドコサーチ」については別記事にまとめているので、興味がある方はあわせて読んでみてください
関連:ドコモ「イマドコサーチ」の使い方と使ってみてわかったこと
知らない人からは電話がかかってこない
ここまでは使ってみて不便なことを書いてきましたが、この機能だけは便利な機能だと感心しています。
その機能は、キッズ携帯は「知らない人からは電話がかかってこない」ということです。
一般の電話だと、勧誘の電話など色々と知らない電話番号からかかってくることが多いのですが、このキッズ携帯の場合はそれがありません。
登録している人、我が家の登録はパパとママだけなので、それ以外の人からの電話は絶対にないということがわかりました。
これは本当に助かりますね。これがあると思わぬ犯罪に繋がりかけないので。これは一般の携帯・スマホには無い機能なので助かっています。
感想
NTTドコモのキッズケータイ「F-03J」でできることと、使ってみてわかったことをまとめてみました。
できることはシンプルですが、多くのことを望んでいるわけではないので気に入っています。
実際1か月使ってみて、ほとんど電話をすることはありませんが、お守り替わりとして持たせています。
塾や小学校、中学校に登下校するだけなら、このキッズ携帯で十分だなと感じてます。料金は以下の通り。
- 月額固定料金:550円(税込)
- イマドコサーチ:220円(税込)
※イマドコサーチは地下だと期待ほどでは無かったので今後解約するかもしれません。
キッズケータイは550円(税込)で使えるので手軽ですね。それでいて親との通話は料金内に含まれるので助かっています。
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