以前から購入していた絵本の中で、子供が最近急に読みたがるようになったものがあります。それは「ぐりとぐらの1ねんかん」という絵本。
1月から12月までを1ページずつ季節の行事や食べ物、野菜、遊びなどが出てきます。
子供が季節感というものを身近に感じているようで、去年の夏にキャンプに行ったとかトマトを収穫したとか話し始めては、この絵本をじっくり見入っているのです。
季節や月々の行事がわかる絵本「ぐりとぐらの1ねんかん」について、その特徴や読んでみての感想をご紹介します。
親が読んであげるなら2~3歳でもOK、子供が読むなら4~5歳から
- ぐりとぐらの1ねんかん
- 福音館書店
- 対象年齢:3歳から
- なかがわりえこ
- やまわきゆりこ
- 1,540円(税込)
表紙を見ると草木の葉や実などが載っています。1年を通じて咲いたり、紅葉したりと季節感がよくわかりますね。
「ぐりとぐら」シリーズらしく、絵が丁寧で細かいですね。そして優しい絵です。
4月を一例に見てみると、小学1年生になった子供たちと先生、教室の様子が事細かく描かれています。学校なのでお弁当も。
ぐりとぐら、そしてお友達の様子、季節の草花。ちらっとチューリップも咲いていたりしています。
対象年齢は3歳からとなっていますが、自分で読むなら平仮名を覚え始めた年齢が良いのではないでしょうか。
自分で読む読まないにかかわらず、季節というもの、月日を感じられる年齢になる時期に買うのがオススメです。
「ぐりとぐらの1ねんかん」を読んでみた感想
実は1年以上前に購入していた絵本。これまでずっと本棚にしまってあったのですが、最近急に読みたがるようになりました
子どもが春夏秋冬を理解し、1年の季節や行事をすることが増えた
それは子供が春夏秋冬を理解するようになり、1年前の今頃の季節の話をすることが増えたからです。
これまでは1年前なんて、わからなかったと思います。「今しかわからない、興味が無い」という感じですからね。それが少しずつ変わってきているのを感じています。
絵本から話を想像し、思い出や楽しかったことを話すようになる
右のページに書かれている話を読んであげると、子供が絵に注目して、絵の中から色々なものを見つ出しています。
この草花を見たことがあるとか、トマトがあるとか、去年~ちゃんとキャンプをしたとか。
そういう話を聞くと親は「夏に育つもの、夏に行くこと多い」という話をしています。
この絵本から話を膨らまし、あの時の思い出や楽しかったことを話したりと、また行きたいなどといった、子供が興味があることを知ることができますよ。
最後に
季節や月々の行事を知ることができる絵本「ぐりとぐらの1ねんかん」についてご紹介しました。「ぐりとぐらかるた」と並行して遊んでいます。
自分で読む、絵を細かく見ると言った2度楽しめる絵本です。その点では「バムとケロ」シリーズと似ているところがありますね。
僕自身も「ぐりとぐら」で育ったので、特に思い入れが強く、親子で一緒に読んでは楽しんでいます。
季節や毎月の行事などを子供に覚えさせたいなと思われている方にはオススメの絵本だと思います。
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