子供のクリスマスプレゼントに機織り機(はたおりき)を購入しプレゼントしました。
なぜ機織り機なのかというと、幼稚園におり機があるようで、それでよく遊んでいると言うのです。
子供からその話を何度も聞いていたのと、ずっと欲しがっていたのが購入理由です。
親としては普段遊んでいるのだから「家にあると熱中して遊んでくれるだろう」と思っていましたが…。
購入したのはドイツ・ニック社の機織り機「イネス(Ines)」。開封から実際に子供はおり機を使いこなせるのかについても含めてご紹介します。
ドイツ・ニック社の機織り機「イネス(Ines)」開封
これが子供にプレゼントした機織り機、ドイツ製ニック社の「イネス( Ines)」、木製でとてもシンプルです。
通販でも買えますが、阪急のアトリエニキティキで実物を見て、話を聞いてから購入しました。
色々な種類のおり機がありますが、その中でイネス(Ines)というおり機が5歳以上には良いようです。
大きさによって名前が異なります。大きなサイズから「ユッタ」「イネス」「スージー」。スージーが一番細いおり機で、お店の方の話では5歳児では「イネス」がいいだろうということです。
スージーは細すぎるので、織れるものが限定されるようですね。イネスだとマフラーなども織れるので、子供から大人までずっと使えるという話を聞いて「イネス」にしました。
パッケージをみると、色々な模様が作れるようですね。「3+」と書かれているので、4歳から使えるようです。
外箱を開けるとおり機本体と、「ひ」という巻いた毛糸を通すものが2本、くしが1本入っています。
タコ糸が縦に張ってあり、そこに少しだけ赤い糸と白い糸を織った状態で入っていました。
糸を端まで張るとマフラーサイズまで余裕で織ることができます。この糸はタコ糸を使っているそうです。
説明書が2枚入っていて、1枚はドイツ語、もう1枚は日本語で書かれていました。
- 対象年齢:1人遊びは8歳から、大人と一緒の場合は4・5歳から
- セット内容:巻き棒、おさ、ひ、くし、糸巻き取り用板
確かに5歳児は大人と一緒に織ることを条件に対象年齢に入っていますね。では説明書を読みながら実際に子供と織ってみたいと思います。
イネスおり機を子供と織ってみた
子供(5歳児)が幼稚園で織っているということを聞いて購入したのもあり、子供にいつものように織ってもらいました。
が、全く織れません(苦笑)。あれ、話が違うぞ?
いつも幼稚園で使っているのは、どうやら間違いで年長さんが使っているようです。それをいつも見ていて使いたかったというのが買ってからわかりました……
ということで上の写真は間違った通し方です。説明書を見て、一から覚えないといけないようになりました
機織り機の仕組みとは?
説明書を読んでみると、機織り機の仕組みがわかってきました。
糸が縦に上と下に張ってあり、その間に「ひ」というものを通すようです。指を入れてみると確かに上と下に糸が張っているのがわかります。
横からみると上下の糸がよくわかります。右側に「おさ」というのがあり、そちらに近い方が通しやすいですね。
実際にひに巻いた毛糸を通してみました。僕が上下の糸に指を通し、そこに子供がひを通している様子。
これで毛糸が通りました。上下のタコ糸と先ほど書きましたが、どうやら奇数のタコ糸が上で、偶数のタコ糸が下のようですね。
並縫いの時は上げて下げてを繰り返しますが、おり機とはそれをしなくても通すだけで横まで並縫いができてしまうという意味だったのです。
右側にある「おさ」というものを反対側に動かすと、これまで上にあった糸が下になり、下にあった糸が上に簡単に切り替えられるということがわかりました。
これで今度は右から左の隙間に毛糸を通しだけで、織るということができます。おり機の仕組みを理解して、なるほどってなりましたよ。
糸で縫うより、織る方が簡単ですね。すごい便利なものだ、とワクワクしてきました。
続きを織ってみました。赤と白の途中までだったのが、また赤色にし、次は白色と好きな色を自由に変更できます。
多少余裕をもって折り返さないと、糸が内側に張りすぎてしまい、毛糸の幅が細くなることがわかりました。
白の毛糸の端をみると、内側にへっこんでいるのがわかります。これが毛糸を引っ張りすぎた結果ですね。途中でわかってきたので、多少余裕ができ、元の幅に戻っているのがわかります。
100均でカラフルな毛糸を買ってきました。子供がこの2つの色がいいそうです。これを使って続きを織っていきます。
赤と白の毛糸は試し用だったのですぐに糸がなくなりました。なので毛糸を購入し、子供と織ってみました。
カラフルな毛糸なので、途中で色が変わりかわいいですね。こんな感じで、少しずつ遊んでいます。
感想
イネスは対象年齢が大人と一緒だと4・5歳からとなっています。実際に遊んでみたところ、大人への負担度は80%ぐらいです。しばらくは結構大変ですね。
当初は子供が幼稚園で遊んでいるということで、それじゃぁ買ってみようということでしたが、全く子供が使い方をわかっていないので、一から使い方を覚えている段階です。
ほとんど親が段取りをして、そこに毛糸を通す、クシで下に下げる、そして毛糸を巻く担当を子供がしています。
まだ糸の色を変える場合の毛糸の端についてはよくわかっていません。適当に結んでいるだけですね。
おり機の使い方についてはもう少し時間がかかりそうですが、理解してくると大人も楽しいですよ。子供と一緒にやるというよりは、大人だけで楽しみたいというのはあります(笑)。
実際に一人でできるようになるには8歳ぐらいだそうで、先は長そうですが、ある程度、子供が理解してきたら多少間違っていてもOKという気持ちで、どんどんやらせてみようと思います。
ぐちゃぐちゃであってもそれはそれで味があるので、いいのかなと。これについては続きも書こうと思うので、もう少し上達したら記事にします。
【関連】ぷにジェル・ディズニープリンセスセットを購入、親子で作ってみた感想