先日、チャック(またの名をジッパー・ファスナー)に布地が挟まってしまい取れなくなってきました。知らずにチャックを上げたのでかなり巻き込んでしまいこれは外せないのではという話に。
色々調べてみたらドライバーを使うと取れるそうです。早速試してみました。
実際にドライバーを使ってみて、どうだったのか。チャックに布が挟まった時の直し方をご紹介します。
ドライバーを使用しチャックの隙間を広げる
ジャージのチャックに布(厳密にはビニール状の生地)が挟まった状態で、そのままチャックを上げてしまいました。
気づいたときには時遅し。かなり上まで巻き込んでしまい、上下に動かすことができません。
服を裏返して撮影。布を巻き込んでチャックを上げているのがよくわかります。
色々調べてみた結果、ドライバーを使うと布を取り出せたという方が多いので、早速試してみました。
まずは服を表側にし、ドライバを下から挟み込んでみました。が、びくともしません。
今度は服を裏返し、下側からドライバーを挟み込み隙間を作ってみました。この場合は、少しだけチャックの金具が動きましたが、布を引っ張り出すには至りませんでした。
「ドライバーでは取り出すことは出来ないかも。どうしよう?」と妻と話しながら服を表側にし、チャックを動かしてみると、なんと下までチャックを下すことができました。
先ほどのドライバーを挟んだりすることで、隙間が出来たようです。そのおかげでチャックを下までおろし、引っ付いていたチャックを外すことが出来ました。少し前進です。
さらにドライバーで隙間を作るが効果なし、次の一手は?
後少しの所まで来ています。布に幅があり、チャックに邪魔されて引っ張っても抜けません。
先ほどと同じように服の裏側からチャックにドライバーを挟み込み隙間を作ります。
ほんの少し隙間が出来たので生地を引っ張ってみるとスーッと引っ張れるようになりました。先ほどまで全く動かなかったので、これもドライバーの隙間づくり効果です。
ドライバーで隙間をつくりながら生地を下側に滑らせている様子。あと少しのところまできました。
この生地の場合、生地を横にした方が低くなるので、その状態にして滑らせてみると…
布をよこに滑らせながら引っ張ると、ついに取り外せました!でもかなりのダメージですねぇ…。これは巻き込んだ時のダメージです。
無事、チャックもつぶすこと無く、取り外すことに成功!力を入れすぎるとチャックが壊れるので注意が必要ですよ。
布側は多少ダメージはありましたが、服(ジャージ)はチャックの塗装が少し剥げた程度、まったく問題なく取り外せました。
まとめ・感想
チャックに挟まった布生地の取り外し方の一例をご紹介しました。所要時間30分です。
かなり巻き込んでいましたので、チャックを動かすことすらできませんでしたが、ドライバーで少しだけ隙間を作れたのか、2段階で滑らせて取り外すことが出来ました。
ドライバーは強引にやるとチャックの一粒がつぶれるので注意しましょう。またドライバーが指にあたると負傷するので注意。2箇所軽く突きさしてしまいましたw。
ドライヤーを使うと熱で隙間を作りやすいようですが、高熱でチャックのプラスチックの一部が溶けてしまうようなので、今回は使いませんでした。
以上の方法だと必ず取り外せるというわけではありませんが、ドライバーを使うと、ほんの少しだけ隙間が出来るということです。多少、力技のところはありますね。そこからは服のチャックと布のひっかかり方により変わってきます。
実際試行錯誤して取り外せたんで、次やっても手こずると思います。チャックを壊さないようにする必要があるので、ドライバーでチョット隙間を作っては、チャックを動かしてみることを繰り返してみてください。
チャックが取り外せたら、後は布の最も薄い箇所から滑らせることができるかです。参考の一つとして試してみてください。
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