先日、子供が通っている小学校から視力低下を知らせる通知がありました。
このプリントを見た時、血の気が抜け放心するほどショックでした。というのは、僕自身も近眼で、子供には絶対に視力が悪くなってほしくないと、ずっと注意を払ってきていたからです。
そのプリントには眼科で再検査するように書かれていたので、その後子供と眼科に行ってきました。
検査の結果は…。眼科での再検査の結果の様子や、その時の親の気持ちなどを紹介します。
小学校から子供の視力低下の通知が来てショックを受ける親
5月下旬、子供が通っている小学校からプリントで視力検査があり、視力が低下しているので最寄りの眼科で再検査してほしいという通知がプリントでありました。これを聞いた時はかなりのショックでした。
子供の視力の結果は「0.9」。この時、自分の視力が落ち始めた時の記憶が蘇りました。
自分の視力が落ち始めた兆候は、確か「0.9」が始まりだったからです。その後0.7に落ち、そして0.3、0.1まで落ちるまでがあっという間でした。
視力低下後の自分の大変さや、子供に同じ思いをさせたくないという気持ちがあったので、幼児期からずっと教科書や本、タブレットなどを使う時は、目との距離が近すぎていると常に注意を払ってきました。
娘は親が注意すると、その場ではすぐに距離をとろうとしますが、すぐに忘れて近くで見るようになります。また最近では親の言うことをきかないことが増えてきたので、このようなことが積み重なって、視力低下につながったのだろうと後悔しました。
「もっと細かく見ていれば良かったな」と。
幼稚園までは結構気を使っていましたが、小学生になったのでタブレットを使っても良いかなと、最近ではiPadのアプリやタブレットを使う機会が増えてきていたのです。
もちろん時間制限で使わせていますが、タブレットの使用時間が以前より増えていたのも事実です。
そのような過去の事柄や気持ちがグルグルと回って、ショックやら後悔やらが入り乱れたそんな感情でした。
眼科で再検査を受けるも異常なし
親としてはショックやら後悔やらがある中、子供と一緒に眼科に視力の再検査に行ってきました。
待合室にいる時は視力低下の通知から少し時間が経っていたので、これからいかに視力を回復または低下させないでいられるかという思いになっていましたよ。
そして順番が来て視力の再検査をしてみると…
なんと「両目1.2で異常なし」という検査結果でした。
この時は「良かった!」という思いがありましたが、そのご「なんで?」という気持ちも出てきます。
冷静に戻り「なぜ小学校での視力が低下したのか?」について、眼科の先生に聞いてみました。
眼科の先生が語る小学校で視力低下の理由
- 顔を覗き込む視力検査は視力が低くなりやすい
- 子供はその時によって視力が低いことがある
以上の理由を先生は話していました。
眼科では正確な視力が出るように紙を使ったアナログの視力検査。非常にわかりやすいものでした。
小学校の視力検査は器械を覗き込んではかるもタイプなので、途中から見えづらくなることがあるそうです。
確かに健康診断の視力検査はこんな感じだったような気がします。後半はどれも見えづらく、何となくこっちかな?」というようなぼやけた感じが続きます。
そんなことがあるので実際の視力と違った結果が出ることもあるようです。
少し遠視気味という診断
そしてもう一つ眼科の先生から「気にするほどではないけど、近視というよりは、むしろ遠視ぎみ」と言われました。
これまで遠視については「遠くが良く見える」と思い込んでいましたが、「子どもの遠視(日本眼科医会)」によるとどうやらそれだけではなく、「遠くも近くもボンヤリして見づらい目」だということです。
遠視がひどくなると自分でピントを合わせきれなくなるため視力が悪くなるそうです。
「症状はまだ軽いので自分で調整をは出来ている」と眼科医は語っていました。
最後に
小学校での視力低下の告知や、眼科での再検査の結果について、その時の親の気持ちを含めて紹介しました。今は小学生の3人に1人の視力が1.0以下だそうです。
プリントを見た時はショックで自分の気持ちが大きく下がり、眼科で視力が良かった時は再び気持ちが上がったりと、まるでジェットコースターのような感情の揺れでしたよ。
「子供が言うことをきかなかったからだ」とか「もっと親が注意すべきだった」とか「タブレットの使用回数を増やした自分が悪かった」とか色々なおもいが交錯しましたが、とりあえず今はホッとしています。
遠視気味だという検査結果は気になるところですが、子供に聞いてみると特に見えづらいということは無いようなので、今のところは現状のままで良いようです。
今回の件は色々とありましたが、良い教訓になりました。
子供も多少なりともショックを受けたようで(今だけですぐ忘れてしまうかもしれませんが)、今後は本やタブレット、教科書を見る時は、目との距離をより気を付けるように心がけようと話してます。