家族で2泊3日の淡路島旅行に行ってきました。その2日目に行ったのが淡路島牧場と洲本城跡です。
洲本城は三熊山にある山城です。そのため徒歩で行くには軽い登山をしないといけません。
我が家が宿泊していたのがホテル「夢海游 淡路島」で、このホテルのすぐ横が洲本城(三熊山)の登山口になっていました。
ロビーで聞いてみたところ、25分~30分ぐらいで登れるということで、「これは天王山とほぼ同じ登山時間だな」と家族で行くことを決意し、時間がある2日目に登ってきました。
洲本城にはほとんどの方は車で行っています。頂上付近に駐車場が3箇所もあったので、その場所についても写真付きであわせて紹介します。
洲本城(三熊山)に子供と一緒に登山してきた感想と、アクセス(行き方)・駐車場も紹介します。
アクセス・駐車場
- 住所:兵庫県洲本市小路谷1272
車の場合・駐車場
- 無料駐車場あり:3箇所
- 南淡路水仙ラインを行き、ホテルニューアワジ付近の入口から入る
洲本城(三熊山)に車で行く場合は、南淡路水仙ラインを通りホテルニューアワジ付近から山の方に入っていく道があります。
あとは上の写真のような道をクネクネと上っていくと駐車場に着きます。
1つ目の駐車場からだと山頂までは結構遠いので、2つ目又は3つ目の駐車場がおすすめです。
▲2つ目の駐車場。左にあるのはトイレ。観光バスはここに駐車していました。
▲3つ目の駐車場。山頂まではあとわずか、追手門跡付近にあります。ここからだと徒歩5分ほどで山頂に着くと書かれていました。
登山する場合の行き方
洲本城(三熊山)に徒歩で行く場合は、ホテル「夢海游 淡路島」まで行く必要があります。このホテルの横に登山口があります。
我が家はここに宿泊していたので登山口入口は徒歩0分ですが、まずはここに行く必要があります。
※ホテル「夢海游 淡路島」宿泊者は、洲本バスセンターから無料シャトルバスあり
洲本バスセンターから「夢海游 淡路島」までは徒歩14分の位置にあります。
- 洲本バスセンター→ホテル「夢海游 淡路島」:徒歩14分
- ホテル「夢海游 淡路島」横登山口→洲本城(三熊山):徒歩25分ぐらい
ホテル「夢海游 淡路島」横にある洲本城(三熊山)登山口。
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洲本城(三熊山)に子供と登山してきました
洲本市のどこからでも見えるのが洲本城。洲本バスセンター前にあるスーパー「マルナカ(MARUNAKA)」からでも洲本城が見えます。
この山城に登山してきました。
右の建物がホテル「夢海游 淡路島」。この横にある登山口から登っていきます。道にも「三熊山登山口」と案内があります。
では出発しましょう。
坂を登っていくと三熊山の石碑があります。ここを右折して登っていきます。
このような細い道を登っていきます。ずっと上り坂で、右行って左行ってを繰り返す上り坂。
松澤重太郎先生碑を通過。
途中、西登り石垣があります。
このように山側と反対はかるい崖になっているのが怖いですね。僕はそれほどでは無かったのですが、妻が怖がっていました。子供は全然気にせず前進しています。
反対側は工事中だったのでいずれ柵ができて安全になると思います。
ぐるっとカーブしながら登ります。
途中で近畿自然歩道が作成した矢印があります。洲本城本丸跡には左折とあるので左折し登っていきます。ここからは約0.3kmです。
たんたんとした上り坂を突き当ったら右、突き当ったら左と進んでいきます。
すると右上を見上げると突然、洲本城跡と城壁が見え始めます。ここでテンションが上がりましたよ。あと少しです。
ここまでくると景色もいいですね。高所恐怖症なので、急に怖くなり危なくない程度に離れて撮影。
石垣は場所にもよりますが、石の形がバラバラの野面積み(のづらづみ)なのがわかります。
搦手口付近。石垣をたどって登っていきます。
ついに洲本城一段下まで到着しました。
洲本市が一望できます。前は怖いので離れて撮影。
洲本城は山の上にあるので一番に桜が咲き始めます。丁度そのころにやってきました。
芝右衛門大明神。狸だらけです。暖簾に藤山寛美氏の名前もあります。
化け狸伝説の話があり、江戸時代の奇談集「絵本百物語」にも記述が残っています。
洲本城天守閣には右側から階段があり、そこから登っていけます。
洲本城天守閣に到着。ついに山頂まで登りきることができました。ついてみると本当に小さいです。
下に通路があるので行ってみます。
残念ながら洲本城には入ることができませんでした。下からは中の様子が少しだけ見えます。
洲本城(三熊山)山頂から見える景色。洲本バスセンターと大浜海水浴場などが見えます。
柵はありますがめっちゃ怖い!子供は全く気にせず最前列まで行って景色をみています。
山頂まで到着したので、あとは天守台付近を歩いてみました。
武者走台。洲本城跡はたいしたことはありませんが、山城の様子はそのまま残っているので、当時の様子がわかりますよ。
ここには「見熊梅園」もあります。桜の季節ですが、少しだけ梅も残っていました。
八王子神社の様子、ずらっと並んでいます。
日月池。のどかでゆったりとした空気が流れていました。
洲本城山頂周辺を満喫した後、今来た道を下山しました。左はホテル「夢海游 淡路島」、前は大浜海水浴場。やっと戻って来ることができました。
最後に・感想
初めての方でも行けるように洲本城(三熊山)のアクセス・駐車場、登山口から登ってきた様子を紹介しました。
僕と子供(娘)は普段から歩いているのでほとんど疲れませんでしたが、妻は疲れたのと、かなり怖かったようです。反対側が軽い崖になっているからでしょう。
道幅はそれほど狭くないので、山側を歩けばそれほど怖くありません。子供は淡路島牧場で買ったぬいぐるみを持ちながらでも山頂まで行けたので、時間は30分近くかかりますが、時間をかければ山頂までたどり着けると思います。
登ってみると景色が綺麗で、搦手、西ノ丸、石垣など山城の様子が残っています。山城があった当時の様子がイメージできて楽しかったですよ。
山頂までたどり着いた達成感もあり最高の気分でした。ハイキングがてら登ってみてください。
もし時間が無いという方はほぼ頂上まで車で行けるので、そこに駐車してから徒歩で行ってみてください。一番上の駐車場からだと山頂まで徒歩4分と書かれていました。