幼児通信教育教材について10社比較した結果、子供が年少〜年長の2年半、幼児ポピー「ポピっこ」を学習しています。
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前回の幼児ポピーの国語編(文字やひらがな学習)の続きで、今回は算数編になります。
まず最初に数を覚えるところからスタートし、数字を順に覚え、点つなぎなどで使っていき、最後に時計や簡単な足し算まで進みます。
幼児ポピー「ポピっこ」のひらがな学習について、学年別[きいどり(年少)、あかどり(年中)、あおどり(年長)の順]に内容を紹介します。
幼児ポピーきいどり(年少)の数字学習
まずは幼児ポピーきいどり(年少)から見ていきます。対象年齢は3歳〜4歳。
きいどりは国語や算数、しつけ、絵本などが1冊にまとまっています。その中の一部に1から9までの数を覚える問題があります。
まだ鉛筆を持って真っ直ぐに字を書けないので、数字の学習についてはシールを貼るのが中心です。
上の問題はきいどり(年少)11月号。空いている箇所に正しい数字を貼る問題です。
数字に関しては、親が言ったりしてこれまでに何度も出てきているので、比較的早く覚えていました。
この時期は耳で聞いた数と実際の数字の文字を覚えていくようになっています。
季節のイベントなどとあわせた問題が多いのが特徴。上の問題だと餅の数を数える問題なので1月号です。
下の数字とあう数だけ餅のシールを貼っていきます。
きいどり(年少)の数字に関してはこれぐらいの内容です。どちらかというと文字やひらがなの問題の方が多いと思います。
幼児ポピーあかどり(年中)の数字学習
次に学年が代わりあかどり(年中)の数字学習についてです。対象年齢は4歳〜5歳。
あかどり(年中)になると「わぁくん」と「ドリるん」の2冊に別れ、学習系は「ドリるん」に載っています。
数字と同じ数の物を選ぶ問題
年中からは実際に鉛筆を持った問題になります。
上の問題はあかどり(年中)9月号より。一つ一つの物の数と数字をあわせる問題です。
例えば数字の「5」と同じ数の物を選んで○を付けるという問題になります。このパターンで1から9まで順番に毎号載っていました。
点つなぎ
実際に鉛筆を使って文字を書けるようになるという目標が年中にはあるため、点つなぎの問題も結構出てきます。
上の問題はあかどり(年少)10月号。
1から10までの数字を線でつなぎ、完成うると一つの物語になるようになっています。
数字が大好きになると点つなぎは本当に楽しく学習できますね。
幼児ポピーあおどり(年長)の数字・時計・簡単な足し算学習
あおどり(年長)になると、急に問題の種類が増えます。対象年齢は5歳〜6歳。
「前から何番目」の問題
年長になると、文章を読みながら、それにあった数字を選ぶ問題が増えてきます。
例えば上の問題だと「前から3匹はそばを注文。そして3番目には天ぷらそばを」といった問題。それにあうシールを貼っていきます。
おでんだったり、5番目はおにぎりだったりというしっかりと数えないと間違える問題がでてきます。
「丁寧に答えないと間違いになる」という小学生の文章問題に続いていく流れが始まっているのがわかります。
「いくつといくつに分かれる」という問題
年長では「その数字がいくつといくつに分かれる」という問題も出てきます。
これは後の足し算と引き算に繋がっていきます。
例えば上の問題だと「10は1と9に分かれる」「10は2と8に分かれる」というような問題。
これは年長12月号なのでサンタさんが登場していますね。
最初の方では数が少なく、「5は1と4」「5は2と3」というようになっていますが、後半になると10までの数字を使った問題になります。
「いくつといくつ」の問題は小学生の足し算・引き算に重要なポイントなので、この時期にたくさん問題をすることをおすすめします。
時計
年長では時計の問題が出てきます。それほど難しい問題ではありません。
基本的は6時、7時、8時というような問題が中心です。
あおどり(年長)1月号、後半になると、6時半、7時半という問題が登場しています。
これは小学1年生で習いますが、先取りしておくと楽ですね。時計はこれ以上の難しい問題は出てきません。
簡単な足し算
年長の後半になると、簡単な足し算の問題が出てきます。
例えば上のような問題だと、「兄がみかんを3個持ってきた。妹がみかんを2個持ってきた。あわせてみかんは何個?」という問題です。
その数だけシールを貼るのと、数字を書いて合計の数を書くのと2つの見方で理解度を高めます。
(今見ると、上のみかんのシールの数が間違ってますね:苦笑)
簡単な足し算、別問題。「最初に4個持っていて、後から2個貰った。あわせて何個?」という問題。
絵を見て答えを導けるので、わかりやすいですね。その絵にでてくる物の数を数えれば答えられます。
このような簡単な足し算も小学1年生の1学期に習う問題なので先取り学習になります。
以上があおどり(年長)の数字学習になります。
最後に
幼児ポピー「ポピっこ」の数字の学習について、きいどり(年少)・あかどり(年中)・あおどり(年長)と学年別に内容を紹介しました。
最初は「1」や「5」などの数を覚えるところからスタートし、1〜10まで順番に覚え、実際にその数字を書き、前から何番目、左から何番目などを理解し、最後は簡単な足し算で終了です。
鉛筆を持って文字や数が書けるようになる「年長」から問題の幅が広がっていますね。
そして年長になると時計や足し算まで進みます。
色々な角度から数(数字)を覚えるのですが、それでも1から10までしか学習しません。
子供が2年半の間、幼児ポピー「ポピっこ」を実際に学習してみて感じたことは、幼児の脳の発達もあるので、これぐらいの内容が丁度良いのかなと思います。
それ以上になると拒否反応を示したり、嫌がったりしますからね。
この辺りは個人差にもよりますが、いかに楽しみながら進めていくかが鍵なので、子供のペースで進めてみて下さい。
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