子供がアデノウイルス感染症にかかり、1週間前に治ったという記事を書きました。子供(幼児)のアデノウイルス情報や症状、潜伏期間については下の記事に詳しく紹介しています。
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今回は子供と入れ替わるようにして、親である僕がアデノウイルスに感染してしまいました。完全に感染経路は子供からです。用心してたんですけどねぇ、おそらくお風呂の時かも。
入れ替わるように感染したアデノウイルス、大人の場合の症状や潜伏期間はどうだったのか詳しくご紹介します。
アデノウイルス1日目
アデノウイルス感染1日目。子供が1週間ぶりに幼稚園に通園するようになった月曜日、親の僕もアデノウイルスに感染しました。
用心していましたが、子供のお風呂担当なので、その辺りが感染の理由でしょうか。子供は手をなかなか洗ってくれません。その手であちこち触っているので、うつったのは必然でしょうね。
1週間子供のアデノウイルスの様子を見てきたので、自分の症状がアデノウイルスである可能性が高いとすぐに感じました。
- 頭痛
- 両肩が重い
- 喉の痛み
- 高熱(38度後半)
38度後半の熱が出ると、ほとんど何も出来ません。頭痛だったのもありロキソニンを飲むと頭痛と熱が同時に減少(追記:高熱の時はロキソニンを飲まないようにしましょう。インフルエンザだったりした場合は危険です。)。多少元気になったのでその日のブログを書きました。それ以外は安静。
5時間ほどで頭痛と高熱が復活。この日はほとんど寝ていました。寝すぎると腰が痛くなってきます。
アデノウイルスの特徴として、食欲は落ちないというのがあります。子供もそうでした。なのでいつものようにモリモリ食べていましたよ(笑)。高熱なのに食欲旺盛って不思議ですよね。でも実際そうなのです。食事の後は座っている体勢がツライので、すぐ横になりました。
アデノウイルス1日目は高熱の為、15時間以上は寝ていたと思います。
アデノウイルス2日目
1日目にあまりに寝たのもあり、頭痛がひどい。熱は同じく38度台。暑くなったり、突然寒くなったりと変化が激しいです。
そのため2日目もロキソニンを服用しました(再度追記:僕はロキソニンを飲みましたが、高熱の場合は危険なので飲まないようにしてください。)。そうすると頭痛と熱がさがります。このパターンは昨日と同じですね。
熱が下がった時にその日のブログを書いて、後は安静にしました。症状は1日目と同じです。腰痛だけはマシになりました。
アデノウイルス3日目
3日目になると、熱が37度台になり頭痛もマシに。この日からロキソニンは服用していません。
- 頭痛がマシに→頭部後ろの軽い鈍痛が引き続きあり
- 両肩が少し重い
- 喉が痛い
- 高熱(37度台になる)
37度台に熱が下がり、自分自身も少しは動けるようになったので、病院(内科)に行ってきました。アデノウイルスは肺炎に繋がりやすい病気です。1月に肺炎で入院していたのもあり、一番気になっていました。
まず「気管支系が弱い」と言われました。最近すぐ喉が痛くなるので、その延長から肺炎になったんですよね。それ以外には、「呼吸のはく力が弱い」と言われました。今は大丈夫だが70歳になると辛くなるそうです。これはヤバイ。体質改善しないと…。
レントゲン検査の結果、肺炎ではありませんでした。ホッ!、ただ、ギリギリセーフだそうです。一度肺炎になると、肺が弱くなる傾向があるようですね。レントゲンにも多少影響が出ていました。これも気になる所です。
肺が少しだけ悪化しているのを治すため薬を服用することに。この薬はアデノウイルスだからという訳ではありません。今の症状を和らげる、改善するためです。
- ジスロマック錠:細菌の感染症を治療
- メジコン:咳をしずめる作用
- カルボシステイン錠:痰を出しやすくする。慢性副鼻腔炎の膿を出しやすくする
- トローチ
この中でジスロマック錠が抗生物質なので、一番きつい薬です。1日1回2錠を同時に飲み、それを3日間続けます。するとその後1週間は薬を飲まなくても、薬の効果があるそうです。
アデノウイルス4日目
37度台の微熱が続きます。先ほどまで寒かったのに、次は急に暑くなったりします。体温がコロコロかわります。これの繰り返し。
たまに熱が上がると「昨日の方が調子が良かったかも」と多少弱気に。本当に治るのかなと。
調子が上がると起きている時間が長くなりがちです。もっと早く寝れば良かったと反省。明日からそうします。
アデノウイルス5日目
体温が36度台に下がりました。睡眠は8時間半。昨日の時点では本当に治るのか心配になりましたが、アデノウイルスの潜伏期間通り、熱がほぼ下がりました。
ただ、5日目にして右目が充血(結膜炎)。アデノウイルスの兆候が今頃出てきました。なんで今ごろ…。
子供が嫌がって使わなかった目薬「オゼックス点眼液0.3%」を消毒し、親が使用することに。
アデノウイルス6日目
9時間睡眠。やっと平熱に戻りました。昨日よりも右目の充血がましになっています(半分ぐらい回復)。
一応部屋で安静にしました。妻にうつらないように最後まで用心しないと。
アデノウイルス7日目
おかげさまで元気になりました。右目は少し赤いですが、もうすぐ治っています。やっと外出が出来ました。
次の日に、結膜炎も治ります。やはり潜伏期間は1週間、アデノウイルスって本当にわかりやすい病気です。
まとめ
大人のアデノウイルスの症状と潜伏期間を1日毎にご紹介しました。子供のアデノウイルスを見ていると、安静にしていると5~7日で治ることは知っていたのですが、僕の場合は肺炎の再発を心配し、病院に行きました。
もし、過去に肺炎でなければわざわざ病院にいかなくても時間が直してくれます。アデノウイルスで重要なのは睡眠と休息です。
アデノウイルスは喉が痛くなるのですが、咳はほとんど出ませんでした。僕の場合は喉が痛くなるとすぐ咳が出る傾向があるので、これは意外な傾向。また、上にも書きましたが、食欲旺盛なのも不思議ですね。高熱があるのに、食が進みます(笑)。これもアデノウイルスの特徴です。
熱の状態は子供とほぼ同じ。1~2日目38度台、3~4日目37度台、5日目36度台、6日目平熱です。非常にわかりやすいでしょう。4日目に本当に治るのかという弱気になりますが、心配しなくても治りました(笑)。
アデノウイルスの症状である目の充血は、なぜか5日目に登場。う~ん、なんで体調が上がった時から結膜炎になるの…。体内に潜伏しているようですね。子供は結膜炎と目ヤニがでていました。僕は目ヤニは出ていません。人それぞれですね。
冬のインフルエンザ並みにアデノウイルス感染症が流行っているそうなので、皆さんご注意ください。インフルエンザと違うのは熱が5日間続くことです。治るまでが長い…
ちょっと体力が下降するとすぐに感染しやすい体質になっています。今回は自分自身の体質を改善しないとけいないなと特に実感しました。
子供の症状と潜伏期間の記事もあわせて読んで比較してみてくださいね。今流行りの感染症なので注意して下さい。
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