5歳になったばかりの子供が最近時計に興味を持ち始めました。
これまで何度か興味を持ったことがありましたが、詳しく知りたがったのは初めてです。多分、幼稚園や幼児教室で習ったりしているのでしょうね。
ただ、親が説明してもなかなか理解してくれません。長針と短針がごっちゃになってしまい途中で挫折してしまいます。
こういうのはある時期が来ればあっという間に覚えてしまうことなのですが、せっかく今興味があるので、このタイミングで覚えられたらいいかなと、色々調べてみることにしました。
その中で娘が好きな「うっかりペネロペ」の中に、時計を覚えられる絵本があったので、早速買ってみました。時計を動かしながら学べるので面白いですよ。
子供の時計学習に使える絵本「ペネロペいまなんじ?」の特徴や使い方をご紹介します。
絵本「ペネロペいまなんじ?」の特徴
- ペネロペいまなんじ
- 岩崎書店
- 文:ひがしかずこ
- 絵:ゲオルグ・ハレンスレーベン
- 定価:1,980円(税込)
時計付きの絵本
ペネロペの絵本は1冊1,100円+税が一般的ですが、この「ペネロペいまなんじ?」は時計が絵本に埋め込まれているで、価格が1,980円(税込)と少しお高くなっています。
この絵本の表紙のペネロペが可愛いですね。赤いサロペットが似合っています。
同じ服を着たぬいぐるみも売ってますよ。
右上に時計があり、針を左右に動かすことができるようになっています。動かすとガリガリと音を立てて回ります。
絵本の側面を見ると、ページの半分は時計を埋め込み部分を占めています。
1ページ目を例に見てみると、朝7時に起床。
幼稚園にいく準備を始めようという文章。時計を7時にあわせるという内容です。
ペネロペの日常が載っていて、1ページごとに時計をあわせられるようになっています。
幼稚園や保育園児は丁度自分と照らし合わせて、どこが同じとかどこがちょっと違うといった比較も出来るので興味深く読んでいますよ。
絵本「ペネロペいまなんじ?」に登場する時間
- 7時:起床、幼稚園の準備
- 10時:幼稚園でお絵かきの時間
- 12時:おひるごはん
- 14時:かくれんぼ
- 14時30分:帰宅時間
- 16時05分:ケーキが焼きあがる
- 18時:ケーキを食べる
- 19時30分:お風呂
- 20時:歯を磨いて寝る時間
ペネロペの1日はこのようなスケジュールになっています。
(時間をわかりやすく14時にしましたが、絵本では2時になっています)
偶然ですが、ウチの子供とスケジュールが似ているので、一緒と言って楽しんでいます。ただしケーキは作りません。
絵本「ペネロペいまなんじ?」の時計の使い方
右上にある時計は中央にペネロペの絵があり、それを中心に長針と短針があります。
この画像は2時53分を例に見てみると、短針の部分が黄緑色の「2」を指しているので、まだ2時台だというのがわかりやすくなっています。
絵本の裏側(見返し)に説明が載っています。
- 1分きざみでながいはりがカチカチうごく
- ながいはりが5をさしているから5分
- みじいかいはりがオレンジの3のところにあるうちは3時
- 今は3時5分おやつのじかんだね
参考:絵本「ペネロペいまなんじ?」の裏表紙より
説明と同じように、子供に話しながら実際に時計をあわせてみます。すると親の説明では理解できなかった部分が、少し理解できるようになりました。
これまで長針と短針の役割を理解し始め、混在しないようになりましたよ。
後は絵本を読みながら、話にそって時計の針を動かして、あわせて読むようにしています。
時計は4時5分と読みながら、時計もそのように動かします。これを繰り返すと「自分でやる」と言って、時計を動かし始めました。
まとめ
子供の時計学習に使える絵本「ペネロペいまなんじ?」の特徴や使い方をご紹介しました。少しずつペネロペの絵本が増えて行っています(上の写真参照)。
娘がペネロペ好きで時計好きという、この2つの興味がマッチしたので、この絵本には興味深く入ることができました。
親が説明すると子供はこんがらがってしまうことですが、この絵本通りにに読むと理解してくれるようになりました。
長針と短針を混在せず、それぞれの役目を理解するようになると、理解度がぐっと早くなりました。
時計に興味が出てきた保育園&幼稚園世代には丁度良い絵本だと思います。
もっと詳しく