先日、大型書店に行ったら「学研の幼児ワーク」シリーズがたくさん並んでいました。
普段は幼児向けの通信教育教材を学習していますが、夏休み中の学習に使えそうと色々見てみることにしました。
来年は小学生。「先に学習することで、入学後少しは余裕ができるのかな」という親の考えです。
「学研の幼児ワーク」は分野毎に1冊のワークになっています。その中で子供が好きな「迷路(めいろ)」を買ってみることにしました。
「迷路」って一見面白そうって思いがちですが、これはただの迷路ではありません。
条件めいろ、文字・数めいろ、立体めいろなど、国語や算数を使った難易度が高い迷路になっています。
学研の幼児ワーク「めいろ」6歳を買って、家で学習した感想・口コミをご紹介します。
空間認識力がつく迷路ということなので楽しみです。
学研の幼児ワークとは?
「学研の幼児ワーク」シリーズは、各年齢ごとに学習でき、多様な問題が入っていて、考える力を育てるという家庭学習教材です。
今回は6歳の「めいろ」を買いましたが、年齢ごとでめいろ(迷路)があり、難易度がそれぞれ異なっています。
迷路以外に文字(ひらがな・カタカナ・かんじ)、数(かず・けいさん)、知恵、総合ワークなどがあります。
今後、工作やアルファベットなども発売される予定になっています。
- はじめて(2~4歳)
- 総合ワーク(文字・数・知恵):2~6歳
- もじ(ひらがな):2~6歳、6歳ハイレベル
- もじ(ひらがな言葉編)2~6歳
- もじ(カタカナ):5~6歳
- もじ(漢字):5~6歳、6歳ハイレベル
- かず(数・計算):2~6歳
- かず(たしざん):4~6歳、6歳ハイレベル
- かず(ひきざん):5~6歳、6歳ハイレベル
- かず(とけい):5~6歳、6歳ハイレベル
- めいろ:2~6歳、6歳ハイレベル
- ちえ:2~6歳、6歳ハイレベル
- その他(こうそく):3~4歳
- その他(アルファベット)5~6歳
こんなにたくさんのワークがあります。国語(ひらがな・カタカナ・漢字・言葉)や算数(数・計算・足算・引算)などをそれぞれ学習できます。
苦手な分野や得意な分野だけするのも良さそう、また1冊にまとまった総合ワークもありました。
この中から、今回は子供が大好きな「めいろ」6歳を購入し、学習してみることにしました。
学研の幼児ワーク「めいろ」6歳を学習した感想・口コミ
子供が大好きな「めいろ」6歳を買ってみました。がんばりシール、おけいこ用シールが付いています。
色々な問題が組み合わさった複合問題が多くて面白い
どんな内容か数ページを例に見ていきます。まずは亀の甲羅(こうら)の模様の迷路から。
6歳だけあって迷路は細かくなっています。
娘は迷路が得意なので、雑ではありますが何とかゴールしています。
より複雑な迷路の問題。
21~50と71~100の点つなぎをすると、なんと迷路になります。その迷路を通ってゴールまで行くという点繋ぎと迷路が組み合わさった問題です。
あまりに複雑なので色ペンで書き直すとよく理解できるようになりました。なかなかの難易度です。
途中の道が破れていて、同じ色を繋いで通っていく問題。最後は谷折りと山折りをすると一つになるという複合問題です。
このあたりまでは子供は戸惑いながらも解くことができました。
しかし、そのあとに不得意な問題が連続します。
立体的な迷路は子供には難易度が高くイメージができない
途中から難易度があがります。立体的になっている迷路は道を強引に通ってゴールしようとします。
子供自身が立体図というものを理解していないので、イメージできず迷路の壁を越えて行ってしまいます。
何度か説明しなおしましたが、よくわかっていないようですね。
また他の立体迷路でも同様、山の道のトンネルを通って奥から出てきたり、それを戻って横に通ったりという問題も、同じく3D的な見方が出来ないので解けませんでした。
どうしても壁を乗り越えていってしまいます(苦笑)。
子供は迷路は得意ですが、これまで見たことがない問題も入っているので、買ってよかったと思います。
子供が得意な問題、不得意な問題を知ることが出来ますよ。
最後に・感想
細かな迷路以外に、数字の順に進む、2飛びで進む、しりとり順に進むなど小学校1年生で学ぶ国語や算数が入った迷路があり、親としてはよくできた迷路だなと感心しながら、一緒に進めています。
6歳を購入しましたが、まだ6歳になって1ヶ月ちょっとしか経過していないのでわからないのも当然。
本当は小学校1年生で理解できる問題なので、間違っていても特に気にせず進めています。
子供は間違いが続くと納得できないようですね。間違いを連続で指摘すると、怒ったり、諦めかけています(苦笑)。
現在は難しすぎる箇所は飛ばして進めています。いずれ理解できる時がくるのかなと。
「めいろ6歳」には最後に碁盤の目の「おけいこボード」が付いていて、クレヨンや水性マーカーで自分でめいろを書くことが出来るようにもなっています。
学研の幼児ワークシリーズは、苦手なところだけを買って集中的に学習することもできるので、次は苦手としている文章問題を中心に買ってみようと思います。
市販の幼児教材が物足りなくなった子供には通信教育がおすすめです▼