子供と幼児向けの通信教育教材を比較した結果、「幼児ポピー」や「スマイルゼミ幼児コース」を続けています。
スマイルゼミ幼児コースをさらに詳しく
スマイルゼミの初期設定や教材の内容、タブレット教材比較については以前書いています。
詳しくは下の記事を読んでみて下さい。▼
子供がタブレット学習をしていく中で、これまで学習してきた紙の教材とはひと味違うことに気が付きました。
スマイルゼミ幼児コースの体験談をもとに口コミ・評判をまとめました。
実際に使ってみてタブレットの良さが発揮されているのを感じるので、メリット(良かった点)11個とデメリット(気になる点)5個を紹介します。
スマイルゼミ幼児コースのメリット11個
まずはスマイルゼミ幼児コースのメリット、実際に使ってみて良かった点11個をまとめました。
親の代わりに映像と音声が説明してくれる
紙の教材(冊子体)の場合、幼児期は親が代わりに内容を読んであげたり、説明をする必要がありますが、それをタブレットの音声や映像が代わりに説明してくれます。
その説明がとてもわかりやすくて「親だとこうはいかないな」と感じました。
映像や音声による説明が長すぎないのが良いです。
一つ一つの内容が短いので、子供が集中できているのを隣で見ていて感じます。
親の説明だと途中で子供が嫌がってくるのですが、なぜかタブレットの説明だとその通りに実行しています。テンポがいいからでしょうね。
親のいうことは聞かず、タブレットの説明は聞くというのはどうかと思うのですが(苦笑)、そういうタブレットの良さが出ています。
専用タブレットなので、外部サイトに繋がらない、学習に集中できる
スマイルゼミ幼児コースは専用タブレットを使っての学習になるめ、外部サイトに繋がらないのが特徴です。
家にあるタブレットだと、すぐにブラウザからインターネットしたりしてしまいますよね。
専用タブレットは常にフルスクリーンで表示されているので、他のアプリは全くなく、学習に集中できるようになっています。
毎日の学習時間を設定できる
子供が長時間学習すると視力のことが気になります。
そうならないように、毎日の学習時間を設定できるようになっています。
幼児なので最大15分ぐらいを毎日続けるのが良いかと思います。
英語の発音など、音声を録音できる
タブレットなので音声を録音できます。
例えば英語の問題で、英単語や文章を発音する場面があります。1度目は全部聞いて、2度目に発音通りに真似をして話す問題です。
ネイティブの音声で「house」と出たら、その直後に子供が「house」と発音。同じく「Window」と出たら、その直後に「Window」と発音します。
問題が終わったら、タブレットから出る発音と録音した子供の音声とを聞き比べしたりすることができますよ。
映像や写真を見て、聞いた英語を発音するだけなので、とても分かりやすく子供も楽しんでいます。
子供にとっては自分の声が聞こえるのは楽しいようで、実際の音声と比べて何度もチャレンジしています。
絵を描いたり、色塗りもできる(運筆:鉛筆を持った練習)
季節の行事などを知る「生活」の科目の中に、絵を描いたり、色を塗ったりする問題が出てきます。
これは子供がタブレットを使って楽しみながら学習できるというのもありますが、鉛筆の持ち方を覚えられるという利点もあります。
季節の行事を理解できるのと、鉛筆の持ち方も覚えられるので一石二鳥です。
色塗りは「生活」の科目以外に国語でも出てくることがあります。
親への依存度が少ない、自発的学習
音声や映像に従って実行してきます。説明は短いスパンで止まり、子供が同じように出来たら、また次に少しずつ進みます。
最初だけ親がいくつか説明する点はありますが、そのあとは親は特に言うことは少ないのが冊子体と違う点です。
子供が説明を聞き逃しても、聞きなおしボタンを押すともう一度説明しなおしてくれるので、親がそれについて説明しなおす必要がありません。
シンプルな画面なので、それぞれのボタンの意味も子供はすぐにわかりました。
さすがデジタルネイティブ世代ですね。
ランダム出題されるので、子供が苦手な問題にも取り組める
最初は必ず「今日のミッション」というのがでてきます。これは連続で同じ科目を学習しないようになっています。
なぜかというと子供が好きな問題だけを解いて、苦手な科目に取り組まないというを避ける意味だと思われます。
紙の教材だと、子供が先にページをめくって好きな問題だけ解くことが多かったですからね。
もちろんそれはそれで良い面もありますが、そのあとに苦手な問題だけが残るので、後で学習するのが嫌になってしまいます。
それをタブレットのランダム出題だと避けることができるのです。
上の画面は「鉛筆の持ち方」→「生活」→「ひらがなの学習(国語)」となっていますが、その後は「数の数え方」や「時計」、「英語」、「簡単な文章問題」なども満遍なく出出題されます。
「今日のミッション」は基本1日3問になっていますが、これは幼児が問題を解いた後の説明を含めて、集中できる時間がこれぐらいなのでしょう。
もちろん3問解いて子供に意欲があれば、4問、5問と続きができますし、親と一緒に学習する場合は、好きな問題を一覧から選んでする設定もあります。
無学年学習「コアトレ」でハイレベルまで先取りできる
出典:スマイルゼミ幼児コースの2022年度パンフレットより
スマイルゼミは無学年学習「コアトレ」を採用したこで、幼児コースでも、得意分野はどんどん小学生コースの内容を学習できるようになりました。
(場合によっては中学生コースまでチャレンジできます)
例を挙げると、算数が得意な子供は1桁の足し算以外に2桁の足し算・引き算、そして繰り上がり、繰り下がりの足し算・引き算、そして九九などを先取りすることができるのです。
繰り上がりと繰り下がりの計算を幼児期に解ける子供は、小学生になってから一歩先に進めますからね。
それに対し、苦手な分野があれば理解できるまでゆっくりと学習。
子供それぞれのスピードで各分野を取り組むことができるようになりました。
これまでスマイルゼミ幼児コースの口コミや評判を見ると「基礎レベル」と言われていましたが、「ハイレベル」まで対応できるようになりました。
2024年度より年少コースがスタートし、各学年が学習できるようになった
これまでスマイルゼミ幼児コースには年少コースがありませんでした。
その理由は年少は鉛筆を持つことができないから。
しかし2024年度からは年少コースが新規開講します。
これにより他の幼児通信教育と同じく、年少・年中・年長の各コースが利用できます。
タブレットなので料金の値上げがない
ここ数年ほど幼児向けの通信教育の値段が続々値上げされています。
特に紙の教材は毎年値上がりしているが現状。
しかしスマイルゼミ幼児コースはずっと値上げされていません。2024年もそのままの料金のまま。
他の通信教育がほとんど値上げラッシュの中、これはすごいことだなと感じています。
これは知っておくべき重要なメリットだと思うので追加しました。
電話での勧誘はしていない
資料を請求すると電話で勧誘していくる通信教育の会社がありますが、スマイルゼミは「電話などの無理な勧誘はしておりません。」と公表しています。
メールはあるかもしれませんが、電話は無いとのこと。
なので安心して資料請求をすることができます。
公式サイトはこちら↓
スマイルゼミ幼児コースのデメリット5個
次にスマイルゼミ幼児コースのデメリット、気になったた点5つをまとめました。
スマイルゼミ幼児コースはタブレット代がかかる
スマイルゼミは初期費用のタブレット代があるので、月額料金を加えると料金が高く感じます。
もう少し安かったら躊躇せず始められたのにと思う。
一括割引があるのは嬉しいが、そうなると高額に感じる。途中で退会する場合のタブレット代が高額すぎる。
料金はまとめて支払いをすると割引にできるので、その点で少し安くなりますが、それでもまとめてお金が必要になります。
一括支払いの場合で、6ヶ月未満で退会すると割高になるので注意が必要です。
さらに詳しく
1年以上継続する場合(一括)のタブレット代金は10,978円(税込)ですが、6ヶ月未満で退会した場合(一括)のタブレット代金は32,802円(税込)もかかります。
※6ヶ月以上1年未満で退会した場合(一括)のタブレット代金は7,678円(税込)なので、最低でも6ヶ月以上は続けましょう。
兄弟姉妹がいるとタブレットが別々に必要
もう少し安く受講できると2人目も同時に利用できやすいかと思います。タブレットが個々に必要になるので、共有できたらいいのになと思います。
専用タブレットなので、兄弟(姉妹)がいる場合は同時使用の問題が出てきます。
スマイルゼミ幼児コースの悪い口コミと言えば、「値段が少し高い」というデメリットがほとんどを締めていますね。
塾や習い事と比較すると安い
年間にすると高額ですが、塾や習い事に比べると安いので利用しやすいと思った。
何と比較するかで料金が高いか・安いかは変わってきます。
スマイルゼミのタブレットとタッチペンに慣れる必要がある
娘は紙の教材を中心に線を引いたり、ひがらな練習をしてきたので、スマイルゼミのタブレットを使った時に使いづらさを感じていました。
タッチペンを使うと真っ直ぐに引けずに、字や線がガタガタになってしまうのです。
大人だと鉛筆の持つ角度、タッチペンを持つ角度が異なることはすぐにわかりますが、子供の場合は少し時間が必要になります。
ただし、デジタルネイティブ世代らしく、何度か練習をすると慣れてくるようになります。
タッチペンは最初は使いづらいと感じますが、塗り絵や点つなぎ・線つなぎもあるので、色々な学習を通して使えるようになると思います。
タブレットを長時間使うと視力の低下につながる
タブレットと視力手の低下については親としては最も気になる点です。
スマイルゼミだけではなく、それ以外のタブレット学習でも同様の問題があります。
魅力的なコンテンツが多いので、スマイルゼミ幼児コースを長時間使いたくなるのはわかりますが、学習時間の制限を設けられるので、ぜひ設定して下さい。
あとから子供に「もう終わり」言うと嫌がったり、起こったりするので、最初に1日の時間設定をしておきましょう。
設定後は「時間になると終わり」と言っておけば、意外と終わってくれるようになります。
タブレットは机に座って取り組まないと、姿勢が悪くなったり、寝転んでしまう問題がある
タブレット学習はどの場所でも学習できるというメリットがある反面、ソファだと途中から体がゆがんできて姿勢が悪かったりするデメリットがあります。
一度それが当たり前になると、しまいには寝転んでダラダラと取り組んでしまいがちになるので、必ず机で学習するようにしましょう。
最初が肝心なので、机の前でというのを徹底するようにして下さい。
何度か言い続けるとそれが当たり前になるので、自分で机に向かうようになったら後は言う必要がありません。
最初だけしつけの必要があります。
タブレットとペンは機械なので故障や通信トラブルの可能性がある
タブレットとペンはデジタルなので、機械トラブルが発生する可能性があります。
タブレットの場合は、情報を追加する時にWi-Fi環境が必要ですが、その時に通信トラブルがある可能性があります。
通信トラブルにならないためにも、アップデートの時は親が管理するようにして下さい。
アップデートが完了すると、子供に渡してもOKです。
子供がタブレットの画面を破損してしまい、電話したらすぐに対応してくれましたが、保険に入っていてもやはり料金がかかってしまい、また保険料も再度かかるようで、小さい子供がいる我が家にとってはその辺が難点かな、、と思いました。
我が家は機械トラブルのようなことは一度も起こったことがありませんが、口コミによると「タッチペンやタブレットの故障があった」という書き込みがありました。
頻繁には起こりませんが、可能性としてはゼロではありません。機械なので可能性としてはあり得ます。
まとめ:スマイルゼミ幼児コースはタブレット学習のメリットが最大限に発揮されている
スマイルゼミ幼児コースを使ってみてわかったメリット11個・デメリット5個をまとめました。
デメリットはスマイルゼミというよりはタブレット学習による問題点が中心になります。
- 親の代わりに映像と音声が説明してくれる
- 英語の発音など、音声を録音できる
- 絵を描いたり、色塗りもできる(運筆:鉛筆を持った練習)
- 親への負担が少ない
- 問題がランダムに出るので、子供が得意な問題だけをしたり、苦手な問題を避けることがない
- 無学年方式「コアトレ」採用により、小学生のハイレベル問題まで先取り学習できるようになった(追加受講費0円)
- 2024年から年少コースが開講
これまで書いてきたことをまとめると、タブレット学習のメリットが最大限に活かされているのがわかると思います。
子供が実際に使ってみて特に驚いたのは、親への依存度が少ないということ。
幼児教室とは違い、家で子供が学習する場合は自ずと親への負担が高くなります。
しかしスマイルゼミ幼児コースのタブレット学習だと、親への負担が少ないことから、夕方に晩御飯の用意をしている時などに、子供が近くのテーブルなどでスマイルゼミを一人で学習させることができるのです。
もちろんいくつか質問をしてきたりすることもありますが、それはほんの僅か。
どちらかというと、スマイルゼミ幼児コースで何が楽しいかを説明してくれることが多いですね。
説明の映像や音声が子供に理解しやすいように作られているので、親としては本当に助かっています。
そして新しく加わった無学年方式「コアトレ」で基礎からハイベルまで対応。どんどん解ける子供には飽きずに継続できると思います。
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