子供が小学生になってから1年半以上経過しています。
日中は学校に行ってくれるので一安心になりますが、帰宅後の子供の対応には苦労させられます。
その中で親にとって一番負担になるのが、毎日の宿題です。
それにプラスしてミニテストやテストなどもたまにあるため、帰宅後はかなりの時間をそれらに費やす必要があります。
最近ふと感じているのは、「宿題をもう少し減らしたら、子供も疲れずに楽しく過ごせるのに」ということです。
「宿題やテストが原因で子供が勉強嫌いになっているのでは?」と思わせることが多いので、現状と照らしながら書いてみたいと思います。
小学校は宿題とテストが多すぎる問題
子供は小学校で全ての力を使ってきたかのように帰宅後の消耗度が激しいです。そのため、家では荒れることもしばしば。
にも関わらず小学校では宿題が多く、この疲れた状態から子供に宿題をさせる必要が出てきます。これが親の役目。
帰宅後に子供が疲れているのは、小学1年生の時からありました。下の記事に当時のことを書いています。
関連:親はイライラ、子供は癇癪。小1に宿題をさせるのが大変な日々
小学2年生になっても変わらず。漢字や計算の量が増えているのでさらに宿題の量がアップしています。
特に漢字の量が小1より2倍になっているので、毎日の宿題の量も増えました。
イヤイヤながらすぐに取り組んでくれれば、それはそれで良いのですが、なかなか始めようとしないところが難しいのです。
そんな中、言葉がけが重要だと感じ、子供と一緒に取り組むことで子供もやる気になったりすることも増えています。
子供もイヤイヤながら宿題に取り組んでいるので、学力アップに繋がっていないのが、隣りで見ていてわかります。
宿題だけでも大変なのに、それに加えてミニテストやテストもあります。
以前はこれにも対応できていましたが、今では宿題だけで精一杯。ミニテストやテストは後回しになっています。
最近は子供の宿題ばかり書いますね(苦笑)。それだけ親としては苦労しています。
宿題の量が少なければ、親子でゆとりができる
2学期になると運動会の準備が増えてきて、子供がさらに疲れるようになりました。
学校で頑張っているのを感じる瞬間ではありますが、それでも帰宅後には宿題が待っています。
先生も子供たちが疲労しているのを感じたのか、最近、平日の宿題の量を減らしてくれるようになりました。
そのおかげで平日だけではありますが、少しやりやすくなっています。
子供も親からガミガミ言われることが減ったからか、宿題が少ない時は生き生きしているのを感じます。
(滅多にありませんが)宿題があっと言う間に終わった時は、自分で何かを考えて工作や絵に取り組んだりしているのを見ると、「宿題って本当に必要なの?」って感じますよね。
宿題ゼロとは言いませんが、このような場面を見ていると、宿題を減らすだけでも子供にとってプラスだなと感じているのです。
今回のように、例外的に宿題の量が減ると、親としてもゆとりができますし助かっています。
小学校高学年になると、宿題についてはもう少し任せておけば良いのかもしれませんが、小学校低学年の間はできるだけ親が見てあげる必要があるので、宿題の量と親の疲労は比例しているのを感じました。
宿題なしである必要はありませんが、宿題を減らすという曜日があるだけで、これだけ親も負担が軽くなりますし、子供も違うことを考えたり、違うことを行えたりできているので、そういう機会を増やしてほしいなと感じています。
宿題が子供の勉強嫌いにさせている
宿題がそれほどない国語の読みについては子供は好きなのです。
ということは勉強嫌いにさせているのは、宿題で出てくる漢字、計算(足し算、引き算)でしょう。
それ以外のことについては「今日○○があった」と楽しく話していくれます。
特に図工や体育、プログラミング(情報)などの話をいつも話してくれるのを見ると、宿題がある国語と算数だけが嫌いになっているのです。
最近、宿題の量を減らしてくれているおかげで、子供が空いた時間で過去の問題をやろうとしたり、小学生通信教育教材を取り組もうとしたりしている場面が見られます。
親子ともに負担が軽くなり、色々な考えや行動ができるようになりました。
このように「子供の自主的な取り組みこそが学力を向上させるものだな」と隣で見ていて感じています。
さらに詳しく
勉強嫌いの子の中学受験
勉強が苦手だけど何とかして中学受験をさせたい方向けの塾について書いています▼