小学生の通信教育の中で、最も中学受験対策ができる教材はZ会です。
その理由は、教材の種類が一つだけではないから。複数から選択できます。
小学生コースにはスタンダードとハイレベル、タブレットコースなど、子供にあったレベルで学習できるようになっています。
では「スタンダードやハイレベルはどの点が異なるのでしょうか?」
今回は他社の通信教育とZ会小学生コースのレベルを比較し、図・グラフからその違いについて紹介します。
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Z会小学生コーススタンダードと他社の通信教育とのレベル比較
まずはZ会小学生コースの「基礎・標準レベル」スタンダードを見ていきます。
スタンダードと他社の通信教育の難易度の違いについてグラフで表してみました。
上のグラフの緑色の棒グラフが他社の通信教育です。例えば紙の教材だと小学ポピー、タブレットだとスマイルゼミなど。
これらの通信教育は基礎から標準レベルが中心になっています。言い換えると教科書レベル。
教科書と同じ内容なので、小学校の授業の予習や復習を通信教育を使って行う教材になります。
他社の通信教育はこの教科書レベル(基礎・標準)がほとんどで、それにプラスして応用レベルが少しだけあります。
これがZ会によく書かれている「教科書+α」という応用レベルになります。
※他社の通信教育(緑色のグラフ)の応用の部分が少なくなっていますが、各会社によっては応用部分がもう少しある教材もあります。
この応用レベル(教科書+α)が中学入試には必要で、Z会小学生スタンダードでも、他社の通信教育と比較して多めになっています。
中学入試の過去問を見ると年々難しくなっています。それはこの応用部分の問題が増えてきているから。
基礎〜標準の内容については、ほとんどの子供たちは理解しているので、この応用部分「教科書+α」を出題する入試が増えてきています。
スタンダードの応用(教科書+α)
応用(教科書+α)レベルとは、小学校の教科書や副教材の各章の最後に出てくる問題や、教科書の左右の隅に小さく書かれている内容がそれにあたります。
教科書には基礎レベルの内容については何度も詳しく解説されているのですが、この少しだけ載っている内容や最後の問題だけは答えとサラッとした解説しか載っていません。
たった数問だけだったり、ほんの数行程度の解説ですが、教科書問題に当てはまるので、応用=教科書+αになります。
Z会小学生コースハイレベルとスタンダードの比較
先程のグラフにZ会小学生「ハイレベル」と「タブレットコース」を追加したのが、上のグラフになります。
「応用(教科書+α)」まではスタンダードのレベルでしたが、ハイレベルとタブレットコースには、さらに発展という難易度の高いレベルが追加されています。
Z会の資料によると、この発展には「受験(受検)にも繋がる発展問題を追加している」、「私立受験や通塾は考えていないが、難易度の高い学習をさせたい方向け」と書かれてありました。
※中学受験をされる方には「中学受験コース」もあるので、このように記載されています。
他社の通信教育と比べると、「応用」の残りの部分と「発展」の部分をあわせて比べると、教材のレベルが高さがグラフからわかるかと思います。
個人的な見解としては、「Z会小学生ハイレベル」と「Z会小学生タブレットコース」を選ぶ子供は、塾には行かせたくないけど中学入試について(そろそろ)考えている方や、塾と並行してハイレベルの教材を求めている方におすすめの教材だと思います。
ハイレベルの発展
発展レベルの内容は、算数で言うと計算式を何度も使わなければならないような問題などが含まれます。
最初の計算で解いた答えを使って、それを次の式に使い、そしてその答えもまた次の式に使って答えを解くような問題です。
複雑な文章問題、複雑な筆算を使う問題、円や立方体、角度、分数などの問題がそれに該当します。
この計算式を複数使うような問題、丁寧に解いていく問題が中学入試の後半の問題でよく出題されます。
中学入試には基礎問題もありますが、難易度の高い問題が必ず出題され、そして点数が高いことから合否を左右する問題になっています。
まとめ
小学生通信教育の難易度について、スタンダードとハイレベルにある「応用(教科書+α)」と「発展」の視点で色々と書いてきました。
小1〜小2はまだ教科書レベルで良いと思いますが、もし中学入試を考えているであれば、小3や小4からスタートする必要があります(塾だと小4でも遅いと言われました)。
ほとんどの子供たちは塾に通いますが、必ずしも塾に通わないと私立中学校に合格できないというわけではありません。
Z会小学生コースには難関の国公立中学校や私立中学校の合格を実現できるノウハウがあり、実績も証明されています。
※2021年度の合格実績も資料に載っています
スタンダードかハイレベルかについて迷ったら、成績がクラスのトップになりたい方はスタンダードを、中学入試を考えているのであれば、まずはハイレベルを選びましょう。
- スタンダード:成績がクラスのトップになりたい方
- ハイレベル:中学入試を考えている方
「ハイレベル」でスタートし、それでも物足りないと感じたら、途中から「中学受験コース」に変更するのが良いプランだと思います。
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