子供が小学生になってから月刊ポピーの小学生コース「小学ポピー」を継続しています。
現在小学4年生、受講期間は4年目。
小学ポピーを始めた切っ掛けは、幼児ポピーを年少〜年長まで続けたから。小学生になってもそのままの流れで継続しています。
幼児コースに比べると料金は高くなりますが、他の小学生通信教育教材と比較すると、価格は安いので小学生になっても続けることにしたのです。
今回は小学ポピーの口コミと体験談をまとめてみました。現在、4年目に入り、色々とわかってくることがあります。
口コミや評判と我が家の体験談・感想を紹介します。
小学ポピーの良い口コミ・評判
まずは小学ポピーの良い口コミを集めてみました。
授業と並行して学習できるので、教科書に沿った予習や復習ができる
授業と並行して出来る。予習復習もできてありがたい。
参照:小学ポピー「学習の効果」より(jyukunavi)
小学ポピーは教科書に沿った学習になっています。
最初に教科書の出版社を登録することで、教科書と同じ内容の問題と解説が届きます。
予習に使ったり、復習に使ったりと、各家庭によって使い方は様々。小学校の授業を中心とした勉強ができるようになっています。
▲小学ポピー1年生の国語と教科書の内容が合っている様子。写真左が教科書で、右が小学ポピー。
小学3年生の国語「きつつきの商売」という小説より。左が教科書で、右が小学ポピーの教材。
教科書の内容に沿った問題が出題されているのがわかります。
参照:小学ポピーより「対応教科書(小学校の一例)」
塾に通わせる必要がなく、送迎をする必要がない
送迎しなくていいので助かる
参照:小学ポピー「良いところや要望」より(jyukunavi)
塾と比較しての感想です。これは通信教育全般に言えることですね。
家に毎月届くので、塾に行き帰りの時間はかかりません。毎回届くのを子供は楽しみにしています。
塾と比較すると料金が安く、添削の必要もないので気軽に継続できる
塾と比べると安い。その他の通信教育よりも安い。添削もなかったので、郵便代など+でかかる費用もなかった。
参照:小学ポピー「良いところや要望」より(jyukunavi)
小学生になると添削がある通信教育が増えますが、小学ポピーには添削はありません。
添削を提出する期限があるとプレッシャーになります。小学ポピーはそれが無いので、気楽にに継続できています。
やる気が無い時は後回しで、やる気がある時はどんどん進めていけます。
小学ポピーには相談窓口がありサポート体制が充実
相談窓口があったり、毎月の小冊子に時期に合わせたアドバイスが掲載されており、いざという時に役に立つと思います。
参照:小学ポピー「サポート体制」より(jyukunavi)
添削指導はありませんが、希望者には一部ですが添削してもらえます。
また、よくわからないことや困っていることには相談することができます。詳しくは毎号届く子育て応援情報誌「popyf」の「ポピー学習相談」に載っています。
▲子育て応援情報誌「popyf」。
▲子育て応援情報誌「popyf」の「ポピー学習相談」。質問や相談はフリーダイヤル、FAXなどで受付け。
保護者向けの情報誌や読み物が毎月届くので読書習慣が付く
母親向けの情報誌や、短い本も毎月送られていくるので、毎月飽きずに楽しめます。
参照:小学ポピー「その他」より(jyukunavi)
毎号、教材以外に読み物「こころの文庫」も届きます。文章が長くないので、時間がある時に読むことができます。
▲小学ポピー4年生「こころの文庫」松山鏡。
休日など時間がある時に学習できる
毎日の時間の中で取り入れたかったのですが、学童があり帰りがおそいため、休みの日の勉強に利用しています
参照:小学ポピー「良いところや要望」(jyukunavi)
平日は学習に取り組む時間がありません。宿題があるのでなかなか学習できないですね。
時間がある時、例えば土曜や日曜の休日に時間を見つけて、復習として取り組めます(もちろん予習・先取りも可)。
小学校のテスト前に見直すことができる
テスト前などに見直したり、ポピーのテストをやると百点とれます。
参照:小学ポピー「良いところや要望」(jyukunavi)
学校の進め方にもよりますが、小学校のテストは教科書の課題ごとに出ます。
小学ポピーの問題を復習することで100点とは言えませんが、似たような問題が出るので、かなり効果的です。
新学社ドリルなどのノウハウを使っている
小学ポピーは新学社が出版しています。市販されている漢字ドリルや参考書、国語・算数・理科・社会のワークなどでお馴染みの会社です。
特に漢字ドリルは小学校でも使っているところも多いので馴染みがあるかと思います。
そのドリルのノウハウを小学ポピーに使っていると、新学社担当の方が話していました。
なので最新のノウハウを使った通信教育と言えるでしょう。
「デジサポ」で毎日の学習を自動計画してくれる
通信教育は毎月届く時は子供が喜びますが、実際に毎号最後まで学習するのは、なかなか難しいと思います。
そこで2024年から「デジサポ」というデジタルコンテンツが登場しました。
「デジサポ」には毎月のカレンダーが表示されていて、自分が勉強できる日だけを選ぶだけで、小学ポピーを毎日取り組む分を自動的に計画してくれるのです(上の画像参照)。
- 時間がある日を「デジサポ」に登録
- 自動で計画が追加される
このおかげで毎日取り組む学習量を把握できます。
「デジサポ」のおかげで「今日はこれだけ学習しよう」という気になれるので、モチベーションアップに繋がります。
「がんばりポイント」を貯めるとデジタルギフトなどのプレゼントがもらえる
「デジサポ」と連携されているのが「がんばりポイント」です。
毎日学習することでポイントが積み重なります。
「がんばりポイント」を貯めると、合計でデジタルギフトアソート、アソビュー利用券、ミスド(ミスタードーナツ)のギフト券などがプレゼントされます。
これはアカウント(IDとパスワード)で毎月加算される仕組みになっています。
「デジサポ」と「がんばりポイント」で2重でモチベーションが持続できるので、その結果成績が上がるという仕組みになっています。
小学ポピーの悪い口コミ・評判(気になること)
次に小学ポピーの悪いいコミ(気になる口コミ)を集めてみました。
本人がやる気が無いと無意味
大手の通信教育よりも良心的な料金ですが、これも本人のやる気がなければ無意味なものになってしまいます。
参照:小学ポピー「料金」(jyukunavi)
本人が通信教育に対しやる気がなくなることがあります。
その理由は解けない問題が増えてきたから、子供だけだと計画的に進められないから、など。
やる気が無くなると、その月の教材を置いておく形になりますが、子供が算数などを理解してくると、以前放置してた教材をもう一度やり直したりする時期が出てきます。
特に毎号届く「1日1枚ひめくりドリル」は1枚あたりの問題数が少ないので、毎日取り組めます。
やる気が無い子供の学習への習慣化の一つとして大いに役立っています。
ウチの娘の場合は、放置していた小学ポピーを長期休み(夏休みや冬休み)に学習し直し、スイスイ解いたりしているのを見るので、一時的には無意味なものにはなりますが、いずれ役に立つ時期がやってくるように思います。
さらに詳しく
メリットのところで記載しましたが、2024年度からは「デジサポ」と「がんばりポイント」があるので、毎日の学習を取り組むハードルが低くなりました。
ポイントをためてギフト券がほしいから頑張るでも良いと思います。小学ポピーを継続させるためのモチベーションとして役立ちます。
国語の問題で子供に納得させられない回答例があった
細かいところですが国語の回答が、そうとも言い切れないのでは?と感じる場面がありました。
子供を納得させることが出来ない事例が稀にありました。解釈に幅をもたせた回答例があると信頼性が増すと思います
参照:小学ポピー「良いところや要望」(jyukunavi)
これは数は少ないですがありました。
国語の文章だと前後から抜き出して答えることができまるので説得力がありますが、詩の問題などでは「他の選択肢でも良いのでは?」と思える部分がありました。
とは言え、稀にあるだけなので、その部分は飛ばしました。
わからない部分は子育て応援情報誌「popyf」の「ポピー学習相談」に相談するように下さい。
学年が上がると値段が高くなる
自分のタイミングで楽しくできる点は良いです。ただ、もう少し価格をお安くしていただけると助かります。
参照:小学ポピー「良いところや要望」(jyukunavi)
価格は小学1年生は3,300円(1年分まとめ払いだと2,980円)と安いのですが、小学3年生以上になると理科や社会など科目が増えるので、料金が高くなっていきます。
※2024年度の料金
科目が増える分、教材の量も増えていき、かなり分厚くなります。
さらに詳しく
毎月払いだと少し割高ですが、1年分をまとめ払いすると、1ヶ月あたりの料金が安くなります。
これはどこの通信教育でもありますが、小学ポピーは2024年度から一括払いの場合、9〜10%割引されるのでまとめ払いだとかなりお得です。
問題数が若干少ない
特に悪いというわけではないのだが、問題数が若干少ないかなと感じた
参照:小学ポピー「良いところや要望」(jyukunavi)
子供それぞれに学力が違うので、問題数が多いと感じる方、少ないと感じる方に別れます。
毎月簡単に解いてしまったり、問題数が少ないと感じたのであれば、その子供は勉強が出来る方だと思います。
1回だけなら問題はありませんが、もし簡単に解いてしまいすぐに終わってしまうのことがずっと続くのであれば、Z会などの難易度が高い通信教育に変更するのも手だと思います。
以上が良い口コミ・評判、悪い口コミ・評判でした。
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小学ポピーを4年目受講中!我が家の体験談
次に娘が小学1年生から小学4年生まで受講中の体験談を紹介します。
小学ポピーは小学校で出るテストの点数を上げたい方、成績を上げたい向けの教材
小学ポピーは教科書に沿った教材です。上の写真は左が教科書で、右が小学ポピー。
学校で習った内容と小学ポピーの教材を照らし合わせながら学習できるのがポイントです。
小学校では必ず「来週○ページのテストをします」というテストの予告があります。
その場合、小学ポピーでページやテーマを再度復習できるので、テストに出るポイントがわかり高得点を取りやすくなっています。
漠然と中学受験を考えている方でも、小学校のテストの点数を高得点にし成績を上げないと、次のステップには進めませんからね。
まずは小学校の成績を上げること、授業に付いていくことから考えるようにしましょう。そのための通信教育だと思います。
授業の遅れをカバーしたり、内容を理解するための復習教材としておすすめ
普段娘を見ていると、明らかに授業についていけていないのがわかります。
小学1年生や2年生だとそれでもまだ良かったのですが(良くない…)、小学4年生からは明らかに問題のレベルや量がアップしています。
例えば算数だと丁寧に式を3つ〜4つ使わないと正解しない問題など。そうなると丁寧に解く問題が出てくると、授業に置いてけぼりになっているのを感じます。
このような場合には、宿題を終わらせた週末や長期休みに小学ポピーを取り組むことで、授業の遅れをカバーしています。
その時できなくても残念に思う必要はありません。
小学ポピーの教材は捨てずに置いておきましょう。いずれ、突然読み直したり、とき直したりして、スイスイできるようになります。
そうなると子供に達成感が得られますよ。
小学1年生のポピーは少し簡単だと感じたが、途中からレベルが上がっていく
親の目線で見ると、小学ポピーの1年生は簡単に感じるかもしれません。
その理由は、小学校では国語はひらがな練習やカタカナ練習、算数は10までの足し算からスタートするからです。
幼児期にこの部分を先取り学習した子供には特に簡単に感じます。
学校では小1の1学期は学校生活に慣れる方を重点的に置いているため、授業も簡単なものになっています。
小学ポピーも小学校にあわせた学習になっているので、最初は簡単に感じられるのです。
小1の2学期ぐらいから少しずつレベルが上がっていきます。
勉強の習慣が身につく
小学生になると、毎日宿題をする必要があります。気が向いたら勉強するという幼児期とは異なります。
毎日、机の前に座って学習する習慣を身につけるのに役立ちました。
特に「1日1枚ひめくりドリル」は国語と算数が30日分少しずつ学習できるドリルが毎月届きます。
これを毎日するだけでも勉強の習慣が付きますよ。
学習の基礎づくりのつもりで、簡単な問題でも進めていきましょう。
最初からハイレベルを求めるのであれば、小学ポピー以外の通信教育を選ぼう
幼児期に通信教育をされていた方、塾や幼児教室に通われていた方で、子供が学習意欲があったり、どの問題もスイスイ解けるという方には小学ポピーは簡単すぎるかもしれません。
小学ポピーは基礎〜標準レベルになります。
ウチの娘のように、何とか授業についていけている方、小学校の成績を上げたい方向けです。
それ以上のハイレベルの学力を求めている方には、他社の小学生向け通信教育に変更しましょう。
小学生になるとタブレットを使う機会が増えすぎるので、紙の教材は助かる
小学生になって懸念しているのはタブレットを使う機会が増えていることです。
小学校でもプログラミングでタブレットを使ったり、リモート授業があったりするとそこでもデジタル機器を使うことが増え、子供がずっとタブレットを見るようになっています。
それに比べて小学ポピーは紙教材なので親から見ると安心感がありますね。
以前学習した続きのページを見直す時は、紙教材の方が見つけやすいし気に入っています。
さすが有料の教材、無料の小学生教材とは異なる質
無料プリント教材「おうち学習キッズ」を運営していて感じるのは、ダウンロード&印刷は無料で便利ですが、小学ポピーを見ると一冊にまとまっているので、手間が省けるなと。
有料ですが、さすがの上質の教材だなと感じています。
小学ポピーは他の通信教育より価格が安いので継続しやすい
小学生の通信教育は科目数が多くなるので、価格が高くなっています。
その中でも小学ポピーは安い方にあたるので、継続しやすいのが特徴です。
それに比べ、ハイレベルのZ会は毎月の料金が高くなります。全科目を受講するとなるとかなりの値段になります。
小学ポピー2023年度から新料金、デジタル教材やアプリが追加
2023年4月から価格改定に伴い、小学ポピーはタブレット教材やデジタル配信などが追加されました。
ポピー小学1年生 | ポピー小学2年生 | ポピー小学3年生 | ポピー小学4年生 | ポピー小学5年生 | ポピー小学6年生 | |
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漢字筆順動画 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
算数「計算王者への道」 | ○ | ○ | ○ | − | − | − |
算数「解説動画」 | − | − | − | ○ | ○ | ○ |
英語デジタルブック | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
英語「オンライン絵じてん」 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
理科「実験・解説動画」 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
漢字の書き順を覚えるのに役立つアプリは全学年で配信中。
算数は遊びながら計算できるようになる低学年向けアプリ、高学年は算数動画が追加されました。
特に英語には紙の教材よりもデジタルの方が発音を含め覚えやすいので助かっています。
動画で見て聞くと、あっという間に記憶に残るのでこれは嬉しい追加コンテンツ。今の子供には向いているように感じました。
算数の少し難しい解説動画も入っているので、我が家の場合は追加されたら毎回確認するようにしています。
このデジタル配信については、公式サイトからでも一部内容を確認することができます。
2024年度より解説動画が追加されるので、紙の教材の解説とあわせて理解度が高まります。
小学ポピーのまとめ
- 紙の通信教育教材+デジタルコンテンツ(解説動画付き)
- 小学校の教科書・授業にあわせた内容
- 基礎〜標準レベル(一部発展レベルあり)
- 小学1年生から英語学習「ポピーわくわくえいご」も届く
- 料金は他の通信教育より安いので継続しやすい
- 年間一括払いだとさらに9〜10%料金が安くなる
- デジタル配信(解説動画)が追加
- 2024年度より「デジサポ」と「がんばりポイント」で毎日の学習のモチベーションアップに
以上が小学ポピーのまとめになります。
素直で癖のないドリルです。無理に参考書をやるよりは、しっかり学校の授業をおさえるには最適だと感じています。
教育関係者の知人も小学ポピーが1番良いとお墨付きをいただきました。
気になる方はまずはお試し教材を取り寄せて内容をチェックしてみて下さい。
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