小学2年生後半になり、子供に一つの変化が起こっています。それは親の言うことに全否定する時があるということです。
子供からすると親はガミガミと叱っているだけのように聞こえるようで、それが結果として逆ギレに繋がっているようです。
何を言っても「いや、いや、いや」と。
最近の傾向を例に見ながら、なぜ子供は親が注意することに全否定するようになったのかを考えてみました。
親が子供に叱る時はほんの一部なのに、常に叱られているように感じている
親が子供が叱る場面というのは、それほど多くはありません。大きく分けると2つでしょう。
子供が朝起きるのが遅い時
まずは朝、子供には何度も「もう朝やで、今起きないと遅刻するよ」と言っても全然反応せず、起きてくるのが遅いです。
親としては小学校に遅刻させたくないというのがあるので、朝起きさせる時に何度も注意します。
しかし全く起きてこないので、結果的に叱ってしまうのです。
何とか起きても、その後食べるのが遅かったり、着替えるのが遅かったりと、朝の場面で注意と叱る場面が多いですね。
これが毎日繰り返されています。
宿題をしない時
そしてもう一つは、子供がいつまでたっても宿題を始めようとしない時です。この件が一番多いです。
帰宅後は疲れているからか、しばらく休憩してから始めるようにしていますが、一息いれてからでも宿題を始めようとはしません。
そうなるとまずは注意からスタートし、それでも始めようとしない子供に叱ってしまうのです。
「子供が勉強嫌いになるのは、小学校の宿題やテストの多さが原因ではないか?」でも書きましたが、お風呂に入ってリフレッシュすると子供は少しはやる気になるようですが、毎日タイヘンですね。
これも毎日繰り返されています(苦笑)。
以上の2つがほとんどです。
後は子供がすると危ない場面ぐらいでしょうね。これは年々減ってきています
親としてはできれば何も言いたくないのですが、結果的に毎日ガミガミ言っているようになっています。
親が注意した時に子供がすぐに実行すれば、叱る必要はないのだが…
親は叱ってばかりいるように見えるのは、親が注意した時にすぐに子供が実行していないからです。
上で書いた例から見てみます。
- 朝、子供が起きないので注意する。→子供がその後すぐ起きると、親は叱る必要はない
- 宿題をするように促す→子供がその後宿題を始めると、それ以降は注意や叱る必要がない
しかし子供は全くそれに対応しようとしないので、何度も繰り返し言わざるを得ず、結果的に叱るしかありません。
そして親も疲れてストレスが溜まるのです。
最近、親の言うことに子供は全否定するようになった
親は朝ごはんから小学校に行くまでと、宿題だけをきちんとしていれば後は何も言わないのですが、子供は全く実行に移さないので、「親は常に叱っている」ように感じているようです。
宿題がない日があれば、叱る場面も減るのですが、残念ながら毎日続いているので、年中怒っているように見られているのでしょう。
このようなことが毎日続いた結果、親が注意すると最近では逆ギレし始めて、すぐできることでも全否定し始めました。
何に対しても「いや!」とまるでイヤイヤ期に戻ったようです。
毎回ではありませんが、そういう場面が何度か出てきて、さらにやりにくさが出てきました。こうなると少しお手上げ状態になっています。