子供は算数が苦手で、特に繰り上がりがある足し算に時間がかかってしまいます。
「できるだけ簡単な方法は無いかな?」と色々と調べた時に、インド式計算が便利だとわかりました。
インド式計算は複数の解き方がありますが、その中に2桁の足し算もあります。
解き方を知った時は二度手間だなと思いましたが、いざ実践的に計算してみるとわかりやすく確かに暗算で解けるのです。
インド式計算2桁の足し算で繰り上がりを暗算で解く方法を練習問題3つを使って解説します。
日本の場合、2桁の繰り上がりのある足し算は筆算を使って計算する
24+39のような2桁の足し算を計算する時、日本では筆算を使って計算します。
筆算だと、繰り上がった場合は2桁目の一番上に1と書いたりして、繰り上がりの数を書くようにして計算します。
これだと、筆算に書き換える必要があるのと、繰り上がりの数を隙間に丁寧に書かないと間違ってしまうというデメリットがあります。
以上を踏まえて、同じ練習問題1を使ってインド式計算で解いてみます。
インド式計算2桁の繰り上がり足し算の解き方(練習問題1)
24+39=の場合は、2つ目の数字「39」を計算しやすいように1を足して「40」にしてあげます。
1桁目を0にして、キリの良い数にして下さい。
次に最初の「24」と、1加えた「40」を足し算すると「64」
最後は、今暗算した「64」から最初に加えた「1」を引くと「63」になります。これが答え。
簡単に暗算で解けました。とてもわかりやいと思いませんか?
インド式計算2桁の繰り上がり足し算の解き方を図解
今解説したインド式計算・2桁の足し算を暗算でする方法をまとめました。
- 2つ目の数字の1桁を0にし、キリの良い数にする
- 足し算する(暗算)
- 最初に足した数を引く
とてもシンプルでわかりやすい計算方法です。
最初この解き方を知った時に(冒頭でも書きましたが)二度手間だと感じました。
しかし、いくつかこのやり方で問題を解いてみると、全然二度手間だと感じないぐらいに簡単。
簡単に足して、最後に引くことができたのです。これを知ってから娘にこの方法を伝授しました(笑)。
「練習問題1」は2つ目の1桁目が「9」だったので1を足しました。
毎回1を足すというわけではありません。
例えば「8」の場合は、2を足して、最後に2を引くということになります。
以上の解き方を理解したら、練習問題2〜3をインド式計算で暗算してみて下さい。
インド式計算2桁の足し算で暗算できましたか?
練習問題2と3の解き方も下にまとめているので合っているかを確認して下さいね。
インド式計算2桁の繰り上がり足し算の解き方(練習問題2)
練習問題2をインド式計算で解きます。ここからは解説です。
46+28=の場合は、2つ目の数字「28」を計算しやすいように2を足して「30」にしてあげます。
1桁目を0にして、キリの良い数にして下さい。
次に最初の「46」と2を加えた「30」を暗算すると「76」
最後は、今暗算した「76」から最初に加えた「2」を引くと「74」になります。これが答えです。
あっという間に解けました。次は練習問題3の解説です。
インド式計算2桁の繰り上がり足し算の解き方(練習問題3)
練習問題3をインド式計算で解きます。ここからは解説です。
49+47=の場合は、2つ目の数字「47」を計算しやすいように3を足して「50」にしてあげます。
1桁目を0にして、キリの良い数にして下さい。
次に最初の「49」と3を加えた「50」を暗算すると「99」
最後は、今暗算した「99」から最初に加えた「3」を引くと「96」になりました。これが答えです。
最後に
インド式計算2桁の足し算を使うとあっという間に暗算できたと思います。
今回2つ目の数字を使いましたが、1つ目の数字でも同じです。
最初に足す数が少ないほど、最後に引き算も簡単になるので、足しやすい方を選んで計算してみて下さい。
練習問題を解けば解くほど、理解度か高まるので、暗算のスピードが早くなりますよ。
繰り上がりの足し算の練習問題はすぐに作れるので、ぜひこの機会にチャレンジして、暗算で解けるようにしましょう。
さらに詳しく
これまで紹介したインド式計算の解き方をまとめています▼
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