2歳の時からディズニー英語システム(DWE)を続けて、現在9年以上が経過しています。詳しくは下の記事にまとめています▼
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小学4年生からはマンツーマン子供英会話に入会。それから1年半以上が経過中。
小学5年生になり英検5級に合格。特に準備をしていなかったにも関わらず合格したので驚きでした。
(その後、英検4級にも合格しています。)
以上がここまでの子供英語学習の経過です。ここからが本題。
小学5年生の後半にケンブリッジ英検のヤングラーナーズ(YLE)スターターズを受験してきました。
ケンブリッジヤングラーナーズ英語検定(YLE)のスターターズを受験してどうだったのか?について体験談、結果、感想を紹介します。
ケンブリッジ英検ヤングラーナーズ(YLE)とは?
正式名称は「ケンブリッジヤングラーナーズ英語検定」と言います。略してYLE。
ケンブリッジ英検ヤングラーナーズ(YLE)は3つのレベルがある
ケンブリッジ英検の子供版で、大きく3つのレベルに分かれています。
- スターターズ(Starters):Pre A1
- ムーバーズ(Movers):A1
- フライヤーズ(Flyers):A2
CEFRに準拠した英語検定
Pre A1、A1、A2というのは、言語能力を測る国際指標「CEFR」に準拠したレベルになります。
スターターズはPre A1になるので明らかに簡単なのですが、それでもイギリスのケンブリッジ英検と同じ受験方式になるので、本当の子供の英語力を知りたくて下から順番に受験していくことにしました。
次回受験する機会があればムーバーズを受験する予定です。
YLEの受験対策は子供英会話教室で対応
ケンブリッジ英検ヤングラーナーズ(YLE)にもどういう問題が出題されるのか特徴はあります。しかし、子供は「Kid's Box(Level 1)」という教材を使ってずっと英語を習ってきました。
この教材は既にケンブリッジ英検ヤングラーナーズに対応した教材となっているため、特に家庭で試験対策する必要はありませんでした。
過去問に取り組むことや、スピーキングテストの練習など問題の出方に慣れておくという対策は英会話教室でしてもらいました。
ケンブリッジ英検ヤングラーナーズ(YLE)には合否判定がない
スターターズ、ムーバーズ、フライヤーズの3つのレベルには合否判定がありません。
スピーキング、リスニング、リーディング&ライティングの評価を、ケンブリッジ大学の紋章で示す成績証がもらえます。
各スキルの最高スコアは紋章5つ。
以上については、調べるとわかる内容です。これを踏まえて受験してきました。
ケンブリッジ英検ヤングラーナーズ(YLE)スターターズ体験記
ここからはケンブリッジ英検ヤングラーナーズ(YLE)スターターズを受験してきた体験談です。
ケンブリッジ英検ヤングラーナーズ(YLE)は年に数回しか試験日がない
ケンブリッジ英検YLEは定期的に試験が行われておらず、ランダムになります。
日本全国ではどこかで行われているようですが、近郊ではそれほどありません。年に数回あるかないか。
試験会場は東京が多いです。
今回、関西でケンブリッジ英検のヤングラーナーズの試験が行われると知ったことで応募し行ってきました。
保護者は試験会場に入れず、外で時間をつぶす
試験会場に行ってみると保護者は試験会場には入れず、近くで時間をつぶすことになりました。お迎えの時は、試験会場の英会話学校の待合室で待つことができました。
予定されていた試験終了時間よりも早く終わることがある
ヤングラーナーズ(YLE)を受験している子供たちはそれほどいません(今回少なかった)。
受験生が早く集まれば、その分早めに試験をスタート、予定時間より早めに終了する場合があるとの事で、終了10分前に電話で連絡してくれるとのことでした。
実際、試験終了時間よりも早く終わりました。
YLEの試験内容は一度イギリスのケンブリッジに送るので、結果&成績表が届くのは数ヶ月後になる
今回初めて知ったことですが、ケンブリッジ英検ヤングラーナーズ(YLE)の受験した試験答案についてはすぐに結果は出ず、一度イギリスのケンブリッジ大学の一部門(ケンブリッジ英検を主催しているところ)に送るというのです。
これは同じ条件で結果を出すという理由からそうなっているようですね。
なので、小学5年生の2月に受験したのに、テスト結果&成績表が返ってきた時は小学6年生4月下旬になっていました(苦笑)。
以上がケンブリッジ英検(YLE)スターターズを受験してきた体験記になります。
ケンブリッジ英検ヤングラーナーズ(YLE)スターターズの結果&成績表:リスニングとスピーキングが星5つ
①スピーキング、②リスニング、③リーディング&ライティングの3つに分けて結果が載っていました(上の図が賞状[成績表])。
- スピーキング:星(紋章)5つ
- リスニング:星(紋章)5つ
- リーディング&ライティング:星(紋章)1つ
スピーキングとリスニングは完璧の星5つ、ケンブリッジ大学の紋章が5つ輝かしく載っていました。
それに対しリーディング&ライティングはというと星1つ。
この両極端の結果に驚きましたが、レベルがPre A1なので星5つで良かったなというのが感想です。
リーディング&ライティングに関しては、マンツーマン子供英語教室でもまだそれほど実施していなかったので、このような結果となりました。
この表の左側がスターターズです。星(紋章)5つなのでCEFRのA1レベルのギリギリ下付近まで達しているということです。
A1やA2についてはスターターズだけでは判断できません。ムーバーズやフライヤーズを受験することでわかります。
YLEスターターズ:リスニング&スピーキング星5つの理解度
スターターズのリスニング、スピーキング星5つのレベル・理解度は以下の通り。
- アルファベットの文字を聞いて理解できる
- 短くシンプルなフレーズで話す指示が理解できる
- 名前、年齢、好きなもの、毎日することなど自分のことの質問がわかる
- 名前、性別、年齢、雰囲気、見た目、何をしているのかなど人を表す簡単な説明を理解できる
- 何個、何色、大きさ、場所のような物についての日常的な表現が理解できる
- 身近な質問や答えを使うとても短い会話を理解できる
- 家族、動物、学校、家庭など身近な人や物についての名前を言える
- 物や動物についての色や数、大きさ、場所などの基本的説明がわかる
- 一言、YES, NOで簡単な質問に答えられる
以上がスターターズのリスニングとスピーキングの星5つだった理解度になります。
マンツーマン子供英語教室の先生にYLEスターターズの結果を見せたところ、リーディング&ライティングはこれからするので大丈夫
マンツーマン子供英語教室のイギリス人講師にケンブリッジ英検(YLE)スターターズの結果を見せたところ、「リーディング&ライティングはこれからしていくので大丈夫」とのことでした。
教室では初年度の半年以上を英文を読めるようになるためにフォニックスを集中的に行い、フォニックス終了後はリスニングとスピーキング、英会話を重点的に行ってきました。
なので結果としては納得の結果になります。学習したところだけ評価が星(紋章)5つというわけです。
その後はリーディングやライティングもスタートしているので、今だともう少し星があったかもしれませんが、それでもライティングはそれほど行っていいないので、こういう結果だったのかなと思います。
今でもそれほどライティングはそれほど行っていないので、リーディング&ライティングは今後も課題だと思います。
最後に
ケンブリッジ英検ヤングラーナーズ(YLE)スターターズを受験してきた体験談や結果、感想を紹介しました。
ヤングラーナーズについてはあまりブログで書いている人を見かけないので今回書いてみました。
ケンブリッジ英検は四技能がバランスよく出題されます。世界に通用する英語力の習得を目指す児童のための試験で、日本の英検とは異なります。
娘がマンツーマン子供英語教室に通った理由は、四技能をバランス良く習得したいためなので、ケンブリッジ英検YLEを受験した流れはあっていると思いました。
今後もムーバーズを受験する機会があれば受験していきます。お楽しみに。