子供が小学1年生になり、算数の「いくつといくつ(に分けられる)」に躓いています。どれだけ大変かについては下の記事にまとめているのであわせて読んでみてください▼
計算カードの丸暗記をしたりと、以前よりは早く計算できるようにはなりました。
試行錯誤しながら、小1の足し算と引き算に取り組んでいます。そんな中、今の子供にピッタリなものを見つけました。
学研「遊びながらよくわかるシリーズ」の「木製かずさんすう」です。
これは「いくつといくつに分けられる?」を子供が遊びながらイメージできる知育学習ボードです。
少し勉強色が強いのですが、今の子供にはこれが必要かも?と購入してみました。早速使ってみたのでその内容と感想を紹介します。
※この記事の最後に「お知らせ」を追加したので、あわせて読んで見下さい。
学研「木製かずさんすう」の内容
購入したのは学研の「木製かずさんすう」です。対象年齢は3歳からとなっています。
これが本体となるボードとその上に乗っている数字のバーです。数字のバーを裏返すとその数字の数だけクマが出てきます。
3歳、4歳は数字のイメージが付きにくいので、クマの絵で始めるのが良さそうです。
付属品が色々あります。
- ガイドブック(保護者用)
- おはじき
- 数字カード
- メモリカード2枚(1~10、11~20)
- 足し算カード
- 引き算カード
- がんばったねシール
ガイドブックが特に凝っていて、「木製かずさんすう」を使いこなして、子供が理解していくための説明が色々な角度で書かれています。
このガイドブックだけでも十分に価値がありますよ。
では早速子供と一緒に学習してみることにしました。
子供と学研「木製かずさんすう」を使ってみた
まずは「いくつといくつ」の代表的なものとして「10は1と9」を数字のバーと引き算カードで表してみました。
ボードの下が黄緑色とオレンジ色に色分けがされているので、そのオレンジ色の数を並べるだけで「9」が表されるようになっています。
下に「引き算カード」を同時に並べることで、同じ意味であることを表してみました。
数字がわからない子供にはクマの数を数えると数字がわかるようになっています(一番下のバー)。
色々と説明して、子供に「7は1といくつ?」という問題を出してみました。
7のバーと同じ長さまで、オレンジの個所を数えるだけで答えがでるようになっています。
子供は6の数字を入れて「7は1と6」を正解しました。
一番上に僕が6を置き、子供が「6は1と5」「6は2と4」というように並べて言っています。
学校で試験が出た時にすぐにイメージできるようにトレーニング中。
「いくつといくつの」問題を自分で出して答える
色々な「7はいくつといくつ?」を子供が自分で問題を出して答えていっています。
「7は1と6」「7は5と2」「7は3と4」など。
同じ長さになれば正解なので、特に考えることもなくどんどん並べていっています。
いくつといくつ?足し算と引き算の違い
上は「1と6で7」、下は「7は1と6」ということで、子供がよく混乱している足し算なのか?引き算なのか?を視覚からわかるように教えられます。
複数の数字の場合でもすぐにわかる
「9はいくつといくつといくつ?」答えは「9は1と1と5と2」。
複数の数字を使ってもすぐにこのボードとバーを使うとすぐにわかるようになっています。
使ってみた感想
今回紹介した数字バー以外にも「おはじき」があったり、メモリカードが11から20まであるので、色々な方法で小学1年生の算数をサポートしてくれるボードだと感じました。
もし数年前からいくつといくつという問題が小1には難しくて理解するのに時間がかかること知っていたら、学研「木製かずさんすう」をもっと早く買っていたと思います。
4歳や5歳の時に買って遊んでいたら、こんなに手こずることもなかったでしょうね?
ただ、子供が小1になったことでこの算数の問題が不得意であることがわかったので仕方がないですね。夏休み前よりは理解度が高くなり、計算カードも速くこたえられるようになっているので、繰り返していれば時がくれば解決するのかなと思います。
このボードをするまでは「7は1といくつ?」だと引き算になるのがイメージできていませんでした。木製バーを使ってわかるようになってきたことは進歩かなと思います。
保護者用のガイドブックに色々な教え方が載っているので、それを読んでさらに工夫していこうと思います。
お知らせ
「おうち学習キッズ」という別サイトに「いくつといくつ」のプリントを作成しました。
さくらんぼ、表(ポスター)など複数の使い方ができます。無料ダウンロード&印刷なのでぜひ使ってみて下さい。