先日書いた「小学1年生の算数が予想以上に大変なのを実感した話」という記事の中で、子供が計算カードの暗算に手こずっているということを書きました。
足し算や引き算の本来の意味を理解していないのと、2学期から始まる「10以上の数に対応できないのでは?」と、何度も子供に説明を繰り返しながら説明してきましたが、正解する時もあれば、間違う時もあったりと、どうも理解度が不安定です。
この夏休み期間になんとか理解させたいのですが、どんどん2学期に近づいているので、機械的に暗記する方法をとることにしました。
できるだけ簡単な覚え方をさせようと考えたのが、「○+1」だけを集めた計算カードだけをリングし、先に覚えさせてから次に「○+2」や「○+3」というふうに少しずつ難易度をあげることにしました。
そうなると小学校で必要な計算カード以外にもう1組計算カードが必要になってきます。
そこでできるだけ安く手に入れようと計算カードを自作することにしました。
100均で単語カードを購入
小学校で配られている計算カード。
このカードは普段は練習用に使ったり、小学校に持っていく必要があるので、もう1組計算カードを作ることにしました。
そこで必要になるのが単語カード。昔よく英単語などを覚える時に使ったリングについたカードです。
暗記カードが100円ショップ(100均)であるか見に行ってみると、ありました。
今回はダイソーで「ワードカード」という名前で見つけました。100円で4組もついています。
本当は100均に計算カードがあれば良かったのですが、残念ながらなかったので、この単語カードを使って自作してみます。
若干横幅が狭い気がしますが…まぁ、いいでしょう。
無地ではなく、中はマス線になっています。
次に計算カードの足し算カードと引き算カードを作って、それを貼っていこうと思います。
「ぷりんときっず」から印刷し、単語カードに張り合わせる
先ほど購入した単語カードにマジックで僕が「1+1」のように書いていくという手もありましたが、子供が「これは違う」って嫌がりそうだったので、学習プリントでおなじみの「ぷりんときっず」を使って印刷することにしました。
これがぷりんときっずの計算カードです。数字の上に数分○がついている補助ありと補助なしがあります。
今回は暗記することが目的のため「補助なし」の方を印刷しました。足し算10枚、引き算10枚のあわせて20枚印刷します。
ぷりんときっずの説明では厚紙のようなものを直接印刷すると、そのまま折り曲げるだけで使えるということですが、家のプリンターがそれに対応していないのと、先ほどの単語カードを先に買っていたのもあり、その単語カードに張り合わせることにしました。
線にそって計算カードを切っていきます。
切った後、線に沿って折っていきます。
糊をつけていきます。
単語カードに糊付けした計算カードを貼り付けます。若干単語カードが小さい…
反対側を折って貼り合わせます。
計算カードの貼り合わせが完了。あとは穴を開けてリングに綴じていきます。
手作り「計算カード」足し算カードと引き算カードが完成!多少ずれてはいますが、許容範囲ですね。
早速、子供が覚えられるように「○+1」と「○-1」だけ綴じました。
完成した手作り計算カードを使ってみた感想
手作りした計算カードを使ってみましたが、市販のように問題なく使えました。
早速1+1、2+1、3+1のように「〇+1」だけをリングに綴じて練習。
子供はあっという間に「○+1」と「○ー1」を言えるようになったので、「○+2」と「○ー2」を現在挑戦中です。
これだと暗記できていなくても、2つ分足したり、引いたりするだけなので、意味を理解しやすいようです。
中のカードは「2+2」「5+2」「8+2」などと、わざと順番をバラバラに綴じることで、本当に理解しているの確認もできます。
1の時よりも2の時の方が時間がかかりそうですが、夏休み終了までにはどんどん進めていけそうな感じです。
さらに詳しく
子供に学習意欲がある場合は通信教育をスタートさせてみてはいかがでしょうか。コスパの良い教材もあります。