真夏の外出時に必要なのは水分ですが、お茶や水などは電解質(イオン)を含まない水分ということで、摂取しても体を機能させる役目が無いようです。
体の中に熱がこもって、体温が上がり過ぎてしまい、様々な障害が出るのが熱中症。この熱中症を予防するなら、ナトリウムなどの塩分が入った電解質入り塩水や経口補水液が効果的です。
そういうわけで、我が家も子供の熱中症対策(予防)に、電解質入り飲料を作ってみたので作り方をご紹介します。
経口補水液(電解質飲料)の作り方
経口補水液の作り方のレシピは、kodomoe2014年8月号を参考にさせていただきました(※雑誌なので既に発売終了しています)。
経口補水液・レシピ(500ml)
- 水:500ml
- 塩:0.75g
- レモン汁:大さじ1
- はちみつ:大さじ1(子供には大さじ1.5をオススメ)
(1歳未満の乳児に飲ませる場合は、はちみつではなく、砂糖小さじ2に)
レシピはこれだけ。すごく覚えやすいですね。
レモン水と蜂蜜は各大さじ1、一度作ると忘れません。乳児には蜂蜜は不可なので、砂糖小さじ2を入れましょう。
では実際に作ってみます。
経口補水液(電解質飲料)を作ってみた
用意したものは、レモン果汁、はちみつ、塩。
そして水。我が家はブリタの水を使用しています。
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経口補水液を入れるポットを用意しましょう。
家にあるポットが1,000ml用でした。上のレシピは500mlなので、全てレシピを2倍にして作ってみました。
レモン水(大さじ2)、はちみつ(大さじ2)、塩1.5g、水1,000mlをかき混ぜるとあっという間に出来上がり。
色はレモンとはちみつが混ざったようなレモン色です。底に沈殿しているので、よくかき混ぜます。
経口補水液を飲んでみた感想
飲んでみると甘みが少し足りないかなという感じです。レモン水やポカリスエットの薄い味といったところでしょうか。
僕は個人的にはこれでOKですが、子供には不評だったので、はちみつを大さじ3(1,000ml作る場合)入れるようにしたら、甘みが増しバランスがよくなりました。
この辺りは好みなので、はちみつや砂糖などで好みの味に調整してください。特に必要なのは「塩分」です。
熱中症対策「経口補水液はいつ飲むの?」
雑誌の「梅雨が明けたら危険な季節、子どもの熱中症に要注意」の記事には以下のように書かれていました。
脱水症状になると、体を機能させるために必要な電解質=ミネラルも失われます。
その為、熱中症対策には、喉が渇く前に飲むのが効果的。「すぐに水分&電解質を補給した方が良い」と書かれています。
この熱中症対策特集を読んでからは、経口補水液が外出には欠かせないものになりました。
まとめ
経口補水液は、材料さえ揃っていればあっという間に作れるのでおすすめですよ。すぐに作り方も覚えられます。もし外出時、急に必要になった時は、ドラッグストアなどでOS1という経口補水液が売られています。
子供は汗腺が未熟なので、汗を上手にかくことができないそうです。なので、大人以上にこまめに水分補給が必要ですね。「経口補水液」は、夏の必需品になりました。
家庭でも簡単に作ることが出来ます。子供の熱中症予防に一度お試しください。
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