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漢字検定(漢検)9級に合格!その対策とは?

漢検(漢字検定)9級合格証書

子供が通っている小学校では毎年漢字検定(漢検)を全員で受けるようになっています。

小1の時に漢検10級に合格。小2の時も漢検9級にトライするはずでした。

しかし直前に娘がインフルエンザに感染し受けられず、その後小3春に受ける予定が新型コロナウイルス感染拡大のため中止に。

以上のような延期が続き、先日やっと漢検9級を受けることができました。

結果は余裕の合格。10級の時はギリギリだったのでホッとしました。

今回は漢字検定9級に合格した我が家の対策について紹介します。

前回とほぼ同じですが、対策の比重が少し変わっています。これから受検を考えている方は参考の一つにしてみてください。

漢検9級の満点、合格基準、合格率

漢検9級「検定結果資料」

漢字検定は年に3回(6月、10月、2月)行われていますが、小1の漢字が10級、小2が9級、小3が8級と続くので、3学期の2月に受検するのがその学年の仕上げとしておすすめです。

受検方法は1級から10級まで同じ。娘の小学校のように団体受検もありますが、個人で受検することもできます。

漢検を受けたい人が10人以上集まれば団体受検も可能になるので、小学校などで仲間を集めて受検するという方法もあります。

漢検9級の出題範囲は「小学校2年生修了程度」と書かれている通り、小2向けの問題です。

ただし漢検10級と異なるのは、小学1年生で覚える80字と小学2年生で覚える160字をあわせた240字が出題範囲となっている点です。

覚えた漢字を忘れずに、継続的に暗記していくことが必要になります。

漢検9級の満点と合格基準、合格率について、「漢検検査結果資料」を参考にしてまとめてみました。

満点

  • 150点満点
  • 読み:22点
  • 筆順:10点
  • 読みがなの書き足し:8点
  • はね・とめ:4点
  • 形のよく似た漢字:6点
  • 同じ部首の漢字:20点
  • 反対語・対応語:20点
  • 漢字の書き:50点

8級から10級までは150点満点です(22+10+8+4+6+20+20=150点)。

漢検10級の時は「読み」の問題が多かったのですが、漢検9級では半分ほどに減っています

そして最後の「漢字の書き」は更に増え、50点もあります。全体の1/3を占めるので、基本は漢字の書きを中心に進めるのが良いと思います。

 

合格基準

  • 80%程度

8級から10級までは80%程度が合格になるので、150点満点中120点が合格基準になります。なので満点を取る必要はありません

日頃から筆順を意識して、少しずつ覚えていくのが良いと思います。

 

合格率

「検定結果資料」漢検9級の平均合格率

  • 合格率:91.0%

昨年の漢検9級の平均合格率です。

漢検10級では95〜96%ぐらいが合格率でしたが、漢検9級では少し下がり91%の合格率になっています。

以上を踏まえて漢検9級対策をしていきました。

 

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漢字検定9級の合格対策

子供が漢字検定9級に合格したその対策をいくつか紹介します。

漢検10級の時はかなり対策をしましたが、漢検9級は大きく分けると2つだけです。

漢検9級の過去問を買って出題対策をした

「漢検実物大過去問9級」(公益財団法人 日本漢字能力検定協会)

「漢検実物大過去問9級」(公益財団法人 日本漢字能力検定協会)を買って、それをコピーして対策しました。

この過去問には過去5年分の問題が入っています。

我が家の場合は、学校で行われている漢字テストで間違った箇所を中心に小テストをし、それにプラスして「漢検実物大過去問9級」を行いました。

漢検10級の時と同様、この過去問に最も比重をかければ良いと思います。

まずはこの過去問を2年分ぐらい行い、合格点の120点ほど取れているのであれば、かなりの確率で合格できると思います。

その理由は、漢検は毎年似たような問題になるように作られているからです。

あとはこの過去問で間違った箇所を中心に覚え直していくと合格できると思います。

苦手分野があれば、特に対策して下さい。

実物大過去問は表紙が変わり「改訂版」になりました

 

スマイルゼミ「漢検ドリル」で直前対策をした

スマイルゼミ漢検ドリル(漢検9級一覧)

小学生向け通信教育「スマイルゼミ」小学生コースには「漢検ドリル」という教材があります。

この漢検ドリルの9級を2週間前から時間がある時に取り組みました。これは漢検10級の時と同じです。

苦手としている箇所だけを中心に行い、前日にまとめテストを行うのが良いかと思います。

 

スマイルゼミ漢検ドリル(漢検9級の問題)

我が家の場合は、漢字の書き取り1〜2筆順を特に行いました。

この漢検ドリルは小学2年生だけではなく、他の学年でも取り組めるので、今取り組んでいる級を中心に覚えられるので助かっています。

公式サイトはこちら↓

スマイルゼミでの漢検対策・合格率は95.9

 

漢検9級に合格:感想・まとめ

漢検(漢字検定)9級合格証書

過去問とスマイルゼミの対策で、漢検9級に合格することができました。上が漢検9級の合格証書です。

インフルエンザや新型コロナウイルスにより延期となっていましたが、その延期された分、漢字の積み重ねができたこともあり余裕で合格!

150万点中141点でした。

日頃の娘を見ていると早とちりをしたり、問題の文章を読まずに取り組むところがありますが、かなり慎重にしたようで、ほとんどが平均点よりも上でした。

間違いが多かったのはやはり「筆順」と最後の「書き取り」です。

特に筆順は3つも間違っていました。これは日頃から筆順を意識して覚えていない結果ですね(苦笑)。

漢字の書き順は一度覚えてしまうと、後からやり直しをするのが子供には難しいので、宿題に出る漢字から筆順を意識して覚えることをおすすめします。

しかし、ウチの娘は宿題をするのがやっとなので、筆順を言い過ぎると、宿題のやる気がなくなることがあり、最近ではあまりガミガミ言わなくなりました。その結果として出ています。

「筆順」と「書き取り」を3つずつ間違えましたが、それ以外の設問は全問正解しているので、結果141点ということになります。

漢検9級までは91%ぐらいが合格ですが、8級からは85%前後に落ちます。この辺りからが漢字の量や画数が増えることもあり、難易度が少しずつ上がっていくように思います。

次回の漢検8級は440字ということで、今まで以上に難しくなりそうな予感があります。

関連スマイルゼミには漢字検定と同じ傾向の問題を勉強できるドリルがあるよ

 

漢検7級、漢検8級・漢検10級について

漢検10級、漢検8級、漢検7級にも合格しています。詳しくは下のブログ記事をあわせて読んでみて下さい

関連漢字検定(漢検)10級に合格!その対策とは?

関連漢字検定(漢検)8級に合格!その対策とは?

関連漢字検定(漢検)7級に合格!その対策とは?

  • この記事を書いた人

おにぎり

・運営者名:おにぎり
・一児(娘)の父

公立大学や私立中高一貫校で12年間勤務。塾講師の経験もあり。図書館司書資格も取得。現在はWebサイトの作成・運営を中心に活動中

「子供英語教材(DWEディズニー英語システム)」「幼児教材や小学生の通信教育教材」「育児」や「子供とお出かけ」のブログを始めて11年目。経験をもとにブログを書いています。

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