大阪市立図書館の電子書籍終了のお知らせ
大阪市立図書館のサービス「電子書籍 by Rakuten OverDrive」の提供は終了しました。
同様のサービスを探してみたのですが、無料ではありません。
有料で比較的安く利用するには、子供英語教材「ABCマウスイングリッシュ」の電子書籍がおすすめです。
ディズニーの英語絵本も読めますし、英語音声で読み聞かせもしてくれます。
子供が入会している「ワールドファミリークラブ」の英語電子書籍「WFC Library」について以前記事を書きました。
残念ながらこのサービスは「ワールドファミリー」の会員限定で、しかも6年以上会員を継続していないと利用できません。
「このような英語の電子書籍のサービスは他にはないのだろうか?」という好奇心で調べてみると、大阪市民は子供向けの電子書籍が読めるということがわかりました。
偶然にも大阪市民でもあるので、これは早速使ってみることに。この電子書籍は現在試験的に行われているそうです。
今回は大阪市立図書館利用者が使える子供向けの英語電子書籍「Rakuten OverDrive(楽天オーバードライブ)」を早速利用してみたので、利用方法や使ってみた感想を紹介します。
大阪市立図書館の子供向け英語電子書籍「Rakuten OverDrive」の特徴と利用方法
以下がその特徴です。
大阪市立図書館「電子書籍 by Rakuten OverDrive」特徴
- 名称:「電子書籍 by Rakuten OverDrive(楽天オーバードライブ)」
- 専用サイトからIDとパスワードを入力し利用する
- IDとパスワードは大阪市立の図書館でもらえる
- パソコン・スマートフォン・タブレットが必要
- 貸し出し冊数:2冊
- 予約冊数:2冊
- 貸し出し期間15日間
- 利用料金は無料、通信費は自己負担
- 利用期限:2020年5月31日
たくさん借りられるのではなく、最大2冊の貸し出しのみです。貸し出し期間は15日で、15日すぎると自動的に返却されます。
2冊借りて、読んだら返してまた借りるという流れになります。
電子書籍なのでネットに繋ぐ必要があります。その通信費だけはかかりますが、それ以外は大阪市民は無料です。
現在のところ試験利用なので、利用期限があります。ご注意ください。利用期限以降については現在のところわかりません。
大阪市立図書館「電子書籍 by Rakuten OverDrive」利用方法
大阪市民で図書館カードを発行されている方が対象です。大阪市立図書館の窓口でアカウント(ID・パスワード)がもらえるので、各カウンターでもらいにいきましょう。
区役所の図書館や自動車図書館でももらえますよ。
もらった用紙にURLが載っているので、そこからIDとパスワードを入力するとログインすることができます。
大阪市立図書館の子供向け英語電子書籍「Rakuten OverDrive」を使ってみた
大阪市の図書館でアカウント(ID・パスワード)の用紙をもらったので、早速ログインしてみました。
トップページにハリーポッターの洋書がたくさん表示されています。
スクロールすると「読み上げ機能付き英語の絵本(リードアロング)」が表示されています。
おさるのジョージ、ペンギンヤングリーダーズ(Penguin Young Readers)、ドクタースース(Dr.Seuss)など海外で有名な絵本が揃っています。
ドクタースース(Dr.Seuss)は本当に有名な絵本なので、これがあるだけで絵本の充実度がわかりますね。
さらに下にスクロールすると「キャラクターと楽しむ英語」一覧が表示されています。
ここではムーミン、機関車トーマス、レゴニンジャ、バービーなどのおなじみのキャラクターの子供向け絵本が揃っています。
試しに一冊、ペンギンヤングリーダーズ(Penguin Young Readers)の”T-Rex is Missing!”をクリックしてみました。
この子供絵本は英語レベルがレベル2となっています。
クリックすると「借りる」と「サンプルを読む」、そして簡単な絵本の説明が載っています。
「サンプルを読む」をクリッックしてみます。
英語レベル2の絵本の1ページはこのような内容です。会話ベースでとても簡単で読みやすい絵本ですね。
子供が大好きな映画パディントンの英語絵本”Paddington goes for gold”もありました。
下に時間のタイムラインが表示されていて、それに沿って英語で絵本を読んでくれるようになっています。
ログインして一冊借りてみることにしました。子供が好きそうなプリンセスから"The Princess twins and the tea party"を選んでみました。
「借りる」ボタンを押します。
借りると何日までの貸し出しで、「ブラウザで読む」と「ダウンロード(EPUB電子書籍)」が選べます。
子供にはブラウザで読む方が手軽で良いと思います。
借りた本を確認するには、「貸出中の作品」をメニューから選びましょう。
"The Princess twins and the tea party"の1ページ。絵が大きく、下に3行ほど英語の文章があるだけ。
これだと子供が読んでも難しくはないのですね。まだアルファベットを読めない子供には親が読み聞かせしてあげましょう。
感想
大阪市立図書館で利用できる子供向け電子書籍「Rakuten OverDrive」について特徴、利用方法、使ってみた様子を紹介しました。
一冊興味のある絵本をクリックすると、そのジャンルの絵本と似た内容の絵本をタブから選べます。
例えば「児童向けフィクション」「絵本フィクション」「ユーモア(フィクション)」など。これらをクリックすると似た絵本を探し出せることがわかりました。
ペンギンヤングリーダーズやドクタースースがあったりと、海外の子供達が普通に読んでいる絵本が揃っています。
大阪市が自分たちで作らずに楽天のサービスを利用しているのがいいですね。実際に使ってみて絵本の冊数や内容が充実しているがよくわかりました。
親が読むと発音が悪いので、子供と一緒に読み上げ機能つきの絵本を選んで一緒に横で見ています。
今のところ期間限定のサービスですが、その時期まで使い倒そうと思います。
もし大阪市在住でこのことを初めて知った方は、大阪市立図書館(区立図書館・自動車文庫)でアカウントをもらって、早速使ってみてください。