子供にクラシックな童話集を読ませようとしても、昔ながらの絵だとなかなか集中して見てくれません。途中で飽きてしまうんですよね。
ここ何年かディズニープリンセスが好きなので、シンデレラなどのお姫様ストーリーが大好きなはずですが、絵が違うと読んでくれません。
何か良い方法はないかと書店の絵本コーナーにいくと、キラキラした瞳の童話集を見つけました。「これだっ!」て子供に見せると大喜びで毎日読み聞かせができるようになりました。
もう一つ驚きがあります。このキラキラお姫様絵本、なんと画家は男の方が描かれていることに驚き、名前は高橋真琴さんと言います。
キラキラお姫様童話集は合計3冊あります(過去にも5冊ほど発売)。その中から2冊購入したので、高橋真琴さんや絵本の特徴についてご紹介します。
高橋真琴さんのキラキラ絵本の特徴
絵本コーナーで手にして、「これだ!」と購入したのが、高橋真琴さんが描くキラキラ絵本でした。
1冊1,650円(税込)と価格が高いのですが、1冊に3話分入っているので読みごたえがありますよ。
にんぎょひめ(人魚姫)
「にんぎょひめ(人魚姫)」には以下の3冊の童話が入っています。
- にんぎょひめ(人魚姫)
- おやゆびひめ(親指姫)
- はくちょうの王子(白鳥の王子)
すごいキラキラしているでしょう。瞳だけではありません。王子とお姫様の周辺はキラキラオーラが振りかざされています。
シンデレラ
シンデレラには以下の3話が入っています。
- シンデレラ
- しらゆきひめ(白雪姫)
- ねむりひめ(眠り姫)
なぜか王子とお姫様の周りには花が咲いていたりと、メルヘンが入っていて大人も楽しめる絵本になっています。もちろんオールカラーで読めるので親子で楽しめます。
我が家はまず「シンデレラ」を購入しましたが、子供に好評で、絵本コーナーに行くたびに次はこれとせがまれて、もう一冊買うようになりました(←今ココ)。
その他「かぐやひめ」もありました。2003年にも5冊発売されましたが、ここ何年かで再発行になっています。
高橋真琴とは?
- 高橋真琴(たかはしまこと)
- 1934年生まれ
- 1957年少女漫画家としてデビュー
- 後、少女画家として活躍
- ロマンチックな画風で人気に
- 主な著書「あこがれ」(復刊ドットコム)など
たかはしまことさんと言っても元BOOWYの高橋まことではありません。少女画の巨匠だそうです。もしかしたら知らないのは僕だけかも知れません。
高橋真琴さんの本人の写真を見て初めて男の方だと知りました。真琴という名前は女性の方もいますからね。写真を見て衝撃的でした。
50年以上「少女」と「お姫様」だけを描き続けてきた漫画家であり画家です。
この学研絵本は、40年以上前に描かれた作品がワイド版として、読み聞かせ絵本としてよみがえったようです。
確かに子供に読ませやすいように大型本(ワイドサイズ)になっています。大型本だけに絵の作品集としてもコレクションしたくなる絵本です。
最後に
高橋真琴さんの絵本の中から「シンデレラ」と「にんぎょひめ」についてご紹介しました。
最初は絵本のキラキラ瞳で購入し、その漫画家である高橋真琴さんが男の方であることを知り結構な衝撃でした。
この1ページはシンデレラの1シーン。これが1冊に50ページもあるので買いでしょう!物語は誰でも知っている内容ですが、マイページキラキラしていると見ごたえがありますよ。
子供の絵本としてでなく、大人も画集としても眺めていたくなりますね。コレクションしたくなる絵本です。
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