先日、子供のお友達の家に行った時、お昼ごはんにスパゲッティを作ってもらいました。その時に初めて知ったことがあります。
トマト缶にはホールトマトとカットトマトの2種類あります。スパゲッティやスープなどの煮込み系の料理にはホールトマトの方が良いというのです。
これまでスパゲッティを作る時、ホールトマトは潰しづらいという理由で、カットトマト(ダイストマト)を使ってきました。カットトマトの方がサッと手際よく作れるんですよね。
それに対し、ホールトマトは潰しづらいんです。中身は潰せるけど上下の繊維や皮を潰すのに時間がかかりますからね。
ホールトマトとカットトマトは同じトマトが使われていますが、それぞれ特徴があることがわかりました。
今回はホールトマトとカットトマトの違いについてご紹介します。
ホールトマトの特徴
ホールトマトのトマト缶には、上の写真のような、細長いイタリアのトマトが入っています。潰しづらいなぁとあまり使ってきませんでした。
ホールトマトの裏側にある原材料名を見てみます。
- 有機トマト
- 有機トマトピューレ
- クエン酸
イタリアのサンマルツァーノタイプの完熟トマトです。
スパゲッティやトマト肉じゃが、スープなどに最適だと書かれていました。やはり煮込み系の料理向きですね。
個人的にトマトの皮や繊維があるので、潰しづらいのでパスタ料理には使ってこなかったのです。
カットトマト(ダイストマト)の特徴
カットトマトは上の写真のようにトマトを細かくカットされたものが入っています。ダイストマトとも言います。
カットトマトの裏側にある原材料名を見てみます。
- 有機トマト
- 有機トマトピューレ
- クエン酸
イタリアのサンマルツァーノタイプの完熟トマトです。書かれていることがホールトマト同じですね。
サラダやカルパッチョなどに向いていると書かれていました。小さくカットしたトマトの形を残したままの料理向きですね。
確かに果肉が残っているので食感があります。カットトマトは細かく切ってあるので手際よく料理が出来ます。
ホールトマトはより熟しているので甘い、カットトマトは酸味がある
ホールトマトの方が身がより熟しているので甘い印象があります。その為、煮込み料理に向いているんですね。
それに対し、カットトマトはカットできるぐらいの硬さなので、ホールトマトよりは熟していないのでしょう。本当に熟しているとグジュグジュで切れないので。
カットトマトはサッと出せる食感を楽しめる料理向きなのでしょうね。
最後に
2種類のトマト缶、ホールトマトとカットトマトの違いについてご紹介しました。そんなこと知ってると言われそうですね…(汗)。
子供がスパゲッティが好きなので、最近は週1ペースでスパゲッティを作っています。ママ友からこの話を聞いてからは、パスタ料理にはホールトマトを買うようになりました。ただ、少しだけ甘いような気がするという程度です。
どちらのトマト缶を使っても、火をつけて長時間炒めると同じような味になるのかもしれませんね。
もともと酸味が強いイタリアのトマトを使っているので、わかりにくいというのが実際に食べ比べしてみた感想です。
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