先日、テレビで「となりのトトロ(宮崎駿監督作品)」が放送されたので録画しました。
というのは、以前職場の知人から「子供に初めて見せる映画はトトロがいいよ」と聞いていたからです。
3歳の娘はアニメがそれほど好きではなかったので、「多分見ないだろうな」と思ってはいましたが、いざ見せてみると、これが食いつく食いつく!
今ではすっかりはまってしまい、現在のところ、NO.1映画・テレビ番組になりましたよ。
子供が映画「となりのトトロ」のどの点に惹かれているのか、親なりに分析してみました。
「となりのトトロ」はなぜ子供に人気なのか?
- 子供が主人公のさつきとメイの年齢と近いので親近感がある
- 4歳のメイと重ね合わせて見ている
- 大きくなると、さつきと重ねて見ている
- 基本的にストーリーが明るく、ほのぼのしている
- どの場面から見ても面白い
- 話が長すぎない
- ストーリーが複雑でない
特にメイが好きで、3歳の子供が何度も何度も見ています。この1週間で何回見たことか…。
次のセリフまで覚えてます。「どんぐりッ!」、言い方まで真似して。
本人に聞いてみると、さつきとメイ、そしてトトロ、大きいトトロ、小さいトトロ、まっくろくろすけ、パパ、ママ、ネコバスが好きだそうです。
結局全部好きってことね。
話が単純なのもいいですね。子供がストーリーを理解できる理由の一つでしょう。
僕が見ても「えっ、もう終わり?」って思うほどです。「続きが知りたい!」って思うとエンディングに続きが流れてきて、良かったハッピーエンドとなります。
親が見ても「となりのトトロ」は安心して見せられる映画ですし、古き良き日本の風景も出てきて、そんな所に住んだことがないのになぜか懐かしい雰囲気がありますね。
現代の子育て中の親が見ると心配なシーンがある
映画のシーンで、子供が自由に出かけたり、迷子になる場面が出てきます。
お母さんが病院で入院しているにも関わらず、お父さんが仕事に行っている(あるいは家で仕事をしている)ので、子供が自由に外を行き来しているのです。
親としてはヒヤヒヤですね。現代(今)では考えられないようなシーンです。
皆でメイを探すシーンは本当に心配しながら見ました。それに対し、お父さんのんきだなって…。
当時は子供を近所の人に預けて仕事に行くのは当たり前だったのでしょうね。
今、子育て中の我が家から見ると、かなり心配な場面でした。
お父さん役の声優だけ違和感が?
余談ですが、サツキのお父さん役の声優だけとても違和感があるんです。なんていうか素人っぽいというか。調べてみたら糸井重里さんだったんですね。
ただ子供が何度も何度も見続けていると、糸井さんの声はそれはそれでいいんだっていう気に今はなっています。
ゆったりしていて、あのお父さんにあってるなと(笑)。
親子で楽しめる映画に出合えた
知人から教えてもらったおかげで、素晴らしい映画に出合えました。
僕も過去に一度見てはいましたが、それ以降は全く見たことはありません。「こんな話だったんだ」と改めて思いました。
長編映画であるものの、いつ見るのをやめてもOK。途中から見てもOKな映画です。
最近は子供が毎日「はじめのページ」って言って最初から見ています。
何度も見ていると言いましたが、正確には始めの1時間ばかり見ているといった感じかもしれません。
元気な子供、女の子が活躍する映画なのでおすすめ。これだったらテレビのジブリ3部作全部録画おけば良かったです。
サツキとメイの家に行ってみたいと親が話しているほど、親もハマってしまいました。
ジブリファンになってしまったかも。ジブリグッズに興味が出始めている自分がいる…(苦笑)。
子供がハマる映画だと書いてきましたが、娘(女の子)だから興味があるのかな。男の子も興味があるのか気になるところです。
初めての長編映画は「となりのトトロ」で決まり!良かったら参考にしてみて下さい。
他にも子供が見て楽しめるおすすめ映画があれば教えて下さい。