子供(赤ちゃん)の歯磨き粉にはフッ素が入っているものが多いのですが、フッ素には発がん性があると指摘もされています。
「発癌性」と聞くと一気に怖くなり拒否したくなりますが、実際の所はどうなのか、歯科衛生士さんにお聞きしたので本当の所をご紹介します。
フッ素配合の歯磨き粉とは?
まず始めに「フッ素」とはどういうものかについて調べてみました。
虫歯は歯についた細菌のかたまりであるプラーク(歯垢)が原因。フッ素にはそのプラークの働きを抑え、歯質を強化し虫歯の発生を防ぐ効果がある
参考:フッ素配合ハミガキ(ライオン)
フッ素には歯垢を作る酸の量を抑えたり(酸産生抑制)、カルシウムなどの再沈着(再石灰化)を促進する働きがあるそうです。乳歯の歯は柔らかいそうで、フッ素歯磨き粉を使うことで歯質強化になります。
以上を踏まえると、フッ素は虫歯予防の効果がとても高いことがわかりました。これを見ると「じゃぁ皆がフッ素入り歯磨き粉を使えばいいやん」ってなりますよね。
でも、気になるのが「発がん性」ということです。この件について、歯科衛生士さんにお聞きしました。
「フッ素配合歯磨き粉について」歯科衛生士さんに聞いてみた
もちろんフッ素には発がん性があるということは知っています。しかし歯医者の考えを言うと、歯磨き粉に入っているフッ素の量は、1日で体内にたまらない程度なのです。
それよりもフッ素を使わないことで、虫歯になるリスクが非常に高くなります。子供の歯(乳歯)が特に高いため、フッ素配合の歯磨き粉をオススメしています。
以上のことをまとめると下のようになります。
- 1日で体内にたまらない量のフッ素を使用
- それよりも虫歯のリスクが高い
フッ素入り歯磨き粉を使わないと虫歯になる確率が高くなるそうです。
フッ素が配合されていない歯磨き粉について
一般的に売られている子供用歯磨き粉は、フッ素を配合しているものが多いです(表示で確認してください)。
どうしてもフッ素入りは嫌だという方は、我が家も使用しているヴェレダの歯磨き粉を使ってみてはいかがでしょうか。下の記事を参照してください。
【関連】子供用歯磨き粉をヴェレダ(WELEDA)に変更。Amazon定期便で買えるよ
まとめ
体内にたまらない量のフッ素しか使っていないということがわかり安心しました。親は普通にフッ素入りで磨いてますからね。考えすぎかなというのもあります。
ただこれは予防接種と同じ考えですね。予防接種をした方が良いのはわかってはいるが、リスクが少しはあると。
フッ素入りを使うかどうかについては、各家庭の判断になりそうです。
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